Misa Dobashi|島暮らしのライター

長崎県の壱岐島在住。フリーのライターとして記事を執筆しています。お仕事などのご依頼やご相談、雑談はm.dob1128@gmail.comまで。執筆記事はnoteのプロフィールまたはhttps://www.mi-chai.com/でまとめています。

壱岐島diary

長崎県壱岐島での日々の暮らしを綴ります

一人一人の生業で、地域の経済を成り立たせる

島で暮らしていると、「都会」とは流れる時間や考え方が異なる部分が見えてくる。特に自分が考えさせられたのは、島内では自分のできることを仕事に、生業にしている人の姿がよりくっきりと浮かんでいたことだ。 大きな組織には、仕組みがある私自身、大手新聞社の一記者、そして一サラリーマンとして働いた経験は、今でも糧になっている。誰もが記事を書ける仕組みがあってこそ、毎日大量の記事を配信できることを知った。 社内外には、例えばこんな仕組みがあった。 ■定期的に企業や行政の記事を書くため

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初!イカメタル in 壱岐島

人生で初!イカメタルに挑戦した週末。若干の船酔いと格闘しながら、船のうえでとても心躍るひとときだった。 人生初のイカメタル今回遊漁船に乗船していたのは、地元の方3人と、ここ1年以内で壱岐島に来たメンバーが4人ほど。船のうえでイカをつりながら、ゆる〜く会話する時間にはなんとも言えない良さがあった。 イカメタルとは、こんな釣りのこと。 イカメタルは船から鉛スッテ、浮きスッテや小型エギを使って剣先イカやヤリイカ、スルメイカなどを狙うルアー釣り。スッテとは、疑似餌の一種のこお。

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初めての梅仕事 in 壱岐島

よく通っている近所のコワーキングスペースで、知り合いの方から2キロほどの梅をいただいた。 甘酸っぱい香りに満たされていただいた梅はほんのり黄色がかっていて、細かな産毛がなんだか愛らしい。袋の中にしばらく顔を埋めたくなるくらい、甘酸っぱくて、ふくよかで、頭のなかがすっきり香り…!しあわせ…! 5月の中旬、例年よりはやく梅雨入りした九州地方。ちょうど梅の実が熟す頃に雨が降ることから「梅雨」と名前が付けられたそうだが、たしかに壱岐島でも、あちらこちらで梅や枇杷が実っている様子を

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回覧板から、コミュニケーションを考える

島へ引っ越して、2ヶ月が経った。まだまだわからないことが多いが、地域の情報を知る際に何よりも役立っているのが、ご近所さんとのやりとりだ。お隣さんから週に一度まわってくる回覧板には、地域や近隣の小学校の情報が掲載されている。実は回覧板を実際に手に取って内容を読むのは、今回が初めての体験だった。 情報の共有なら、インターネットでよくない?以前の私は、地域の情報を共有するのであればインターネットで良いのでは?と思っていた。行政や自治体のHPだってあるし、最近はSNSもある。物理的

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仕事のあれこれ

自身のイライラを点検してみる

ささいなことに腹を立てず、ちょっとした言葉に傷つかないでいたい。とは思っていても、実際はふとしたやりとりや上司からの指摘でイライラしてしまう場合もある。 イライラの沸点を探る人によって笑いのポイントが異なるように、イライラのポイントも多様だ。私は以前「なんだか自分、前より怒りっぽくなっている?」と感じたことをきっかけに、自分がイライラしやすい状況やポイント、そして沸点を探ってみることにした。 私の場合は… ・突発的な仕事がどんどん入ってきてしまう時 ・上長の指示がコロコ

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最短距離は目指さない、ショートカットはしない

慣れというのは怖いもので、仕事や業務がある程度できるようになると、そつなく物事を進められるようになる。もちろんそれは必要な技術や能力を身につけた証拠でもあるから、自信をもってよい。 ただ時に、慣れに「待った!」をかける必要がある。 雨の降る忙しい日の出来事今でも鮮明に覚えている、会社員時代の思い出がある。その日は朝からずっと曇り空で、道路やバスもいつもより混んでいた。 私は午前に1つ、午後に2つの取材のアポが入っていた。最後の取材は15時から。翌週中に仕上げる予定の記事

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働く人の数だけ、働く価値観があっていい

最近、文化人類学の観点から「働く」を考える音声配信にはまっている。そのなかで、アフリカの狩猟採集民の生き方を参照しながら、現代の私たちの働き方を捉え直すエピソードが非常に興味深かった。 狩猟・採集から近代的な生活へ コクヨワークスタイル研究所と黒鳥社が配信する「働くことの文化人類学」は、文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)と様々なゲストによるトークが楽しめる音声配信だ。 第2話では、アフリカのカラハリ砂漠をフィールドに研究を手がける丸山淳子さんが登場する。彼女は南部ア

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Not!to do listを作ろう

日々働いていると、実に色々な気付きや発見がある。好きな仕事に思い切り夢中になれる時はワクワクするし、それが誰かの役に立っていたり、誰かを励ませたりできたときは尚更だ。 しかしもちろん、楽なことや楽しいことばかりではない。おそらく皆さんも「むむむ?」と思う仕事や相手に遭遇した経験は、きっとおもちのことだろう。そんな時に忘れたくないのは、仕事で大切にしたい価値観や自分自身を守れるのは、自分しかいないということだ。 柔軟に対応したい!でも… 今の私は、個人事業主のライターとし

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アジアのあれこれ

教養とは他者への想像力だと思う

バングラデシュの大学で、人を待っていた今日の午後。 左右にかたかたする赤いプラスチックの椅子に座りながら、目の前の風景をぼーっと眺めていたら、3歳くらいの年齢の男の子が近づいてきた。 彼はベンガル語を話していたため詳細はよくわからなかったが、多分「お金をください」と声をかけていたのだと思う。私の周りにいた現地の大学生にも声をかけていたが、みんな同じように無視していた。 こういう時、私はどうしたらよいのか、未だによくわからずにいる。 心に残った後ろめたい気持ち 物乞いを

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ダッカの喧噪で

早朝4時30分。暗闇のなか、イスラム教の聖典・コーランが鳴り響く。年に一度のイスラムの犠牲祭「イード・アル=アドハー」が行われる8月22日、私はバングラデシュの首都ダッカにいた。うすく細長い雲が覆う街中を、暖色の電灯がうっすらと照らしていた。 島国などをのぞくと人口密度が世界一の国、バングラデシュ。複雑な歴史を経て1971年に独立し、日本の4割ほどの国土に日本の人口よりも多い1億6000万人が暮らしている。バングラデシュとは「ベンガル人の国」という意味だが、大多数をしめるイ

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