観るだけで元気が出る5つの #フェミ映画！
外出自粛で、家にいる時間が長くなる今こそ、見逃していたフェミ映画を見てみませんか？今回は、コロナ危機の暗いニュースに打ち勝つための、元気の出る、エンパワメント系フェミ映画を集めました！
フェミ映画を観てセルフケア、はじめてみませんか？
１：バトル・オブ・ザ・セクシーズ／Battle of the Sexes
舞台は1973年アメリカ。テニス界の女性差別に声をあげた、エマ・ストーンが演じる全米女子テニスチャンピオンのビリー・ジーン・キング。
女性が権利を主張すると、わずかな権利でも、
あなたは許さない
ビリージーンが果敢に戦う姿を見ているだけで、本当に勇気づけられます！この映画は #クィア映画 としても有名ですね。実話に基づいたお話です。
ちなみに、、、この日本語版の「時代を変えた、女と男の熱い戦い」というのはコピー本題とずれすぎている気がします。この映画で男性は、特権にあぐらをかき何も戦っていません。
この映画は、長年テニス界で女性プレイヤーが虐げられ、軽んじられてきた中で、勇気ある女性プレイヤーが平等を勝ち取るために立ち上がり、人生をかけて戦った姿を描いたもので、「時代を変えた、女性の熱い戦い」とすべきではないでしょうか。
２：ドリーム／Hidden figures
NASAの「マーキュリー計画」を支えた理系黒人女性たちのストーリー！６０年代のアメリカ。白人用のトイレと有色人種トイレが分けられるなどの強烈な人種差別が残る中、女性たちが必死に現状を打破していく姿に胸を打たれます。実話に基づくお話です。
「女性が会議に参加した例はない」
「男性が地球の周りを飛んだ例もないわ」
この映画で活躍した女優たちは、この後もどんどん活躍の場を増やし、音楽やドラマ、いろんなシーンで活躍中です！
Netflix ドラマ 『セルフメイドウーマン ～マダム・C.J.ウォーカーの場合～』
ドリームでアカデミー賞を受賞したオクタヴィア・スペンサーが主役の #フェミドラマ ！
舞台は1890年代のアメリカ。奴隷制度のトラウマが深くが残る中、黒人女性が自分のビジネスを立ち上げ、ロックフェラーの大豪邸の隣に住むまでに成功した話。
女性器をかたどった衣装で注目を浴びたジャネール・モネイのミュージックビデオ”PYNK”
３：ローラーガールズ･ダイアリー／Whip It!
母親の理想の娘を演じることにうんざりしている高校生のブリス（エレンページ）が、家族に内緒でローラースケートチームに入り、自分らしさを取り戻していく青春のストーリー。
４：パティ・ケイク＄
酒浸りの元ロック歌手だった母と、車椅子の祖母との3人暮らしのパティは、ラッパーを目指す２３歳の女の子。パティは、母親にラップの音楽性を否定され続け悩みます。
貧しい暮らしの中、介護、バイト、音楽を両立しながら、前向きに自分の夢のために努力し続けるパティに、共感する人は多いのではないでしょうか。
５：ワンダーウーマン
ワンダーウーマンの一番の功績は、なんといっても、パティ・ジェンキンス監督による、初めて女性がスーパーヒーローものを監督して、世界的大ヒットとなり、これまで囁かれていた「女性が監督をするとヒットしない（お金にならない）」という常識を覆したことにあるのではないでしょうか。
「ワンダーウーマン」は、北米興収で17年サマーシーズンNo.1の大ヒットとなっただけでなく、女性監督作品として歴代1位の記録を樹立し、世界中で約800億円もの売り上げを達成しました。
わたしは女性も男性主人公と同様に、何にでもなれる、そしてなるべきだと信じています。パワフルな女性に正解も不正解もありません。
そしてこの映画をヒットさせてくれたたくさんの女性の観客は、彼女たち自身で進化の象徴を選び、判断することができるのです」
ヒーローものって、男の子が主人公のものが多い、、、。この監督のパティは８歳の息子さんのいるママだってご存知ですか？
保育の現場からも、女性ヒーロー（シーロー）誕生で、子供達に変化が見られたと言います。
保育者「この女の子や男の子たちの人生観や世界観が1週間で大きく変わったのだとしたら、ワンダーウーマンのような映画が増えたら将来の世代がどう変わるのでしょう。」
それでは、楽しい #フェミ映画 の時間をお過ごしください〜
ライター：尾崎翠（明日少女隊）
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