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わが子にお金をたくさん残すべきか?

働くことができない、あるいは働いていても、健常者と比較すると収入が少なく安定していない、という子どものために、できるだけたくさんのお金を残したい、と考える親は多いと思います。


2歳のダウン症のお子さんをおもちのお母さんから、「子どもが生涯安心して生活できるためには、どのくらいのお金が必要でしょうか」というご質問を受けました。


「そのために夫婦で一生懸命働いて、貯金しておきたい」と、強い覚悟が感じられる表情でお話しされていました。


また、別のご高齢のお母さんからは、「自分の資産を子どもたちに相続させるときに、できるだけ多くを障害のある子に残したいのだけれど、ほかのきょうだいたちから不満がでないためには、どのようにすればいいでしょう」という相談もいただきました。


「きょうだいは仲はいいけれど、お金がからむとやっぱり不安です」とおっしゃっていました。

(障害のある子が「親なきあと」にお金で困らない本/渡部伸著)

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