この世はMMORPG

この世は超ハイテク高次存在によって創られたMMORPGの世界。

現在の先進各国の一般大衆の中には、MMORPGをプレイした事のある人も多く居るだろう。
現在、皆さんが現実だと思っているこの世界は、高次存在に作られたMMORPGの中だと例える事ができる。

この世界のテクノロジーの進化によって、コンピュータの性能は向上し、3Dグラフィックの技術も向上し、VRやARの技術も向上し、ぱっと見ではリアルとバーチャルの見分けが付かない程のリアリティを持った映像を作り出す事ができる。

一般人が手に入れる事ができる範囲のパーソナルコンピュータでさえ、かなりのレベルでリアリティを持たせる事ができる。

同じ事を、スーパーコンピュータを使って行ったらどうなるか？
それこそリアルと区別が付かないハイレベルなバーチャルを作り出す事ができる。

現在の軍事レベルの技術を用いると、人の脳内操作をする事ができる。
思考を盗聴し、思考を操作し、意識も無意識も操作し、記憶の消去や書き換えすら可能になってきている。

これらを組み合わせてみたらどうなるか？

スーパーコンピュータを使って超リアルなMMORPGを作ったとしよう。
例えばセカンド・ライフの様な、現実世界と同じ様な生活を送れる様な内容のゲームだと仮定しよう。
このゲームにログインしてプレイする方法として、脳を直結する方法を用いる。
ログインの条件として、現実世界の記憶を持って行けないと言う条件を付けよう。

ログインしてプレイ中のプレイヤー達は、恐らくその世界を現実世界だと認識し、現実世界で生きるのと同じレベルで、その世界の中を生きるだろう。

今の地球は、今の宇宙は、この様な事が実際に行われていると考える事ができる。

超ハイテクの高次存在により作られた有機ロボットがあなたの身体であり、あなたの脳は有機コンピュータである。
あなたの脳は超無線技術によって、宇宙インターネットに接続されている。

この世にログインする際に、基本的には高次世界の記憶は持ってこられない。
ひょっとしたら、睡眠中はログアウトしている時間なのかもしれない。

MMORPGのプレイヤーには、ライトプレイヤーも居れば、廃プレイヤーも居る。
徹夜で没頭する人も居れば、余暇で程々に楽しむ人も居る。
長時間の睡眠を要する人は一般のプレイヤーで、ショートスリーパーは廃プレイヤーと言う事だろうか？

パラレルワールド、平行宇宙とは、MMORPGに例えると別にサーバーにあたる。
同じ設定の同じゲームだか、別世界。

MMORPGの中の世界には、プレイヤーキャラクター（PC）も居ればノンプレイヤーキャラクター（NPC）も居る。

真の本体は魂やプラズマ生命体、霊体等と呼ばれている様な存在なのだろう。
魂の入っている人はPC、魂の無い人達はNPCだ。
あなたの身体は魂のアバターだ。

ゲームのサービス終了、全人類の強制ログアウトは、全人類の強制アセンションにあたる。

人類よ目覚めよ。
魂よ目を覚ませ。
記憶を思い出せ。
あなたはPCですか？NPCですか？
あなたの嗜好はPvP鯖ですか？NonPvP鯖ですか？

この世は記憶を忘れた魂達のゲームの世界。

私自身も高次記憶は失って居ます。