ビジネス向けのいい感じに無機質なイラスト素材を無料配布しているサイト

2020年8月29日 22:52

日本を席巻したタピオカももう話題にならなくなりましたが、今でも日本中に溢れているのは「いらすとや」のイラストだと思います。

しかし、何でもかんでもイラストはいらすとやで事足りるというわけではないでしょう。最近、Loose Drawingというおしゃれ系のイラスト素材配布サイトが登場しました。

Loose Drawing

シンプルで、いい感じに無機質で、

「いらすとやは白黒印刷で使いづらかったのでこれはうれしい」

「ちょっとオシャレないらすとや」

「シンプルないらすとやさん」

などと話題になっています。

いらすとや以外の選択肢を探していた人には重宝しそうです。日本の人が作っている日本語のサービスなので安心感もあるのでしょう。

1枚のイラストでシーンを表していて、そのままnoteのヘッダー画像として使えそうなイラストもあります。

しかし、特定のキーワードからイメージされる、アイコンのような素材が中心でした。いらすとやと同じコンセプトですね。

イラストのタッチ以外でのいらすとやとの大きな違いは、色をカスタマイズできることです。5色および塗りベタ部分なしから選べます。

👉ライセンス：商用OK
👉カスタマイズ：色を5色から選べる
👉ファイル形式：PNG（背景透明）800×800pixel

日本の方によるシンプルなイラスト素材の配布サイトとしては、TOSURAIもあります。

こちらは、よりアイコンのようなイラストが多いです。

👉ライセンス：商用OK
👉カスタマイズ：なし
👉ファイル形式：PNG（背景透明）最高500×500pixel

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ここからが、実は本題なのですが、海外（特にアメリカ）では現在フラットデザインのベクターイラストが流行しています。

can a designer please explain this trend to me? pic.twitter.com/GbfFfgqdBh
— Jimmy Daly (@jimmy_daly) June 4, 2019

デザイナーの人、このトレンドをわたしに説明してもらえますか？

とくにウェブサービスのメインビジュアルで使われているケースが多い印象です。

「フラットデザインのベクターイラスト」の意味は、単色ベタ塗りで、Adobe Illustratorのようなベクターベースのツールで描いたようなイラストといった意味です。

この手のイラスト素材を無料配布しているサイトもたくさんあり、印刷にも対応できるベクター素材でダウンロードできるところばかりです。

noteのヘッダー画像、ブログのサムネイル画像はもちろん、企画書、プレゼンスライド、チラシ、SNS用画像などビジネス用途にも幅広く活用できると思います。

以下に4つのイラスト素材配布サイトを紹介します。

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DELESIGNは、最近海外で流行っている月額定額料金でデザイン業務を請け負うサービスを提供しています。フリー素材で人を集めて自社サービスに誘導しているわけで、「いらすとや」とは無料配布している理由が違いますね。イラストアイコン素材も提供しています。

👉ライセンス：商用OK
👉カスタマイズ：キーカラーを自由な色に変えられる
👉ファイル形式：SVG（※）、PNG（背景透明、1000ピクセルくらい）
※SVGファイルはベクターデータなので、対応するアプリで自由なサイズに拡大、縮小して扱えます。印刷してもきれいです

ManyPixelsも、月額定額料金でデザイン業務を請け負うサービスを提供しています。

unDrawはAdobe XDのプラグインもあります。

Blushは、10人以上のアーティストによるイラストを無料で提供しています。無料プランでは低解像度のPNGファイルしかダウンロードできません。月12ドルの有料プランでは、SVGファイル、高解像度のPNGファイルでダウンロードできます。

👉ライセンス：商用OK
👉カスタマイズ：色を変えたり、パーツを差し替えたり柔軟なカスタマイズが可能
👉ファイル形式：無料プランでは、400ピクセルくらいのPNG（背景透明）

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こちらの記事では、3Dイラスト素材についてまとめています。こちらもぜひご覧ください。

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クリエイティブ関係の回を以下にいくつか紹介します。

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