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抗う根っ子

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自由に育とうする若い幹を退嬰的な発想で簡単に伐採する日本社会へ強い根を持って抗うという諷刺です。
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2017年4月の記事一覧

未だに学歴社会だと嘆く人たちがいるのだが、本当にそうなのだろうか。

もちろん、学閥のある組織であれば、それはそうなのだが、自分が製造業を渡り歩いたからの印象なのかもしれないが、働いていて学歴が話題になって不利益を被ったことは、ここ15年の社会人生活において、ただの一度たりとも、なかった。私は大学は中退だ。それを口にしなければならない状況は仕事上では未だに皆無だ。

これは製造業が成果主義にどうしてもなってしまうからかもしれない。女子の入社を慎重になるという話を今で

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裏側が汚いモノを使いたいか?

ネット通販がどんどん便利になってAmazonの当日配送も何も考えずに「すげー」って言って使ってた。

サービスがどんどん消費者の側に寄っていって笑顔にさせてくれる一方で、それを支えている人たちが苦渋に満ちているという状況が、やはり消費者としてはどうしても想像できなくて、それを知った時の何とも言えない痛ましい感じ、佐川の件もヤマトの件もそれがモヤモヤとずっと残ったままになっている。

それから、当日

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なぜそうなっているのか、なぜそうなったのか、気になってしかたがない。

なぜそうなっているのか、なぜそうなったのか、気になってしかたがない。

届いた。SUZURIはよく利用するが、高い割には色ムラなど品質はあまりよくない。まあでも、自分たちでデザインした感があってそれはそれでいいとは思っているが。

「FRIENZOO」~マグカップとステッカー届きました!~
http://www.materialize.jp/art/internship/9444/

これをつくったとき、特に誰かに迷惑を掛けるわけでもないので、デザインは完全にインター

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体毛のエロス・・・「あたしの毛を剃ってくれない・・・?」

2013年8月、押見修造の初期作「スイートプールサイド」(2004年・ヤングマガジン)の実写映画化が発表された。この作品「スイートプールサイド」は、毛が生えていないことに悩む水泳部男子部員・太田年彦が、逆に毛深いことに悩む水泳部女子部員の後藤綾子に「あたしの毛を剃ってくれない・・・?」と、思春期には恥ずかし過ぎる(羨まし過ぎる)お願いをされることから物語は始まる。

太田年彦役須賀健太のコメントに

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