アセアンで_同水準の生活をしても手残りを増やせます

アセアンで、同水準の生活をしても手残りを増やせます

トップティアと言います。

今回は、アセアンに来ると、実は給料はあまり変わらない位稼げるのに生活費が安く済み、手残りを増やせる、という事について記事を書きたいと思います。
なお、今回の記事は、これまでにバンコクに累計3年強、プタリンジャヤ(クアラルンプールの隣街)に3年住み、仕事もしてきた私の実際の経験に基づいて書いています。

生活費は東京にいる場合よりも大分安く済みます

私はこれまで割と長い間割とちゃんと家計簿を付けてきました。


それによると、私の東京、バンコク(BKK)、プタリンジャヤ(PJ。クアラルンプールの隣街。)での生活費は概ね下表のような状況でした。
それぞれの都市での生活のグレードというか質素贅沢度合いは、大体同じ位だった時期のもので比較しています。


一部細かい調整(例えば、BKK、PJではバイクを使っていたので交通費が安く済んでいたのですが、平仄を合わせるために電車、タクシーの場合の費用を入れています。又、東京での家賃は、私の場合オフィスから割と近くに住む必要があったという特殊事情があった為一般的な水準に修正しています。)を加えています。


実際には洋服を買う、旅行に行く、その他大きな買い物をする等、下表にあるもの以外の出費もありますが、シンプルにする為、ここでは定期的にかかるものだけを対象にしています。


BKKとPJでの生活費は、東京にいる場合と比べて半分までは行きませんが、大分安く済みます。

アセアンで、同水準の生活をしても手残りを増やせます2

給与は東京にいる場合より劣りますがそれ程でもありません

給料については、私が東京、BKK、PJにいた時の年齢がそれぞれバラバラであった事等もあり、私の額ではなく、一般的な30歳位の日本人ビジネスパーソンが、それぞれ現地の企業(東京であれば日本企業、BKKであればタイ企業、PJであればマレーシア企業)で働いた場合に稼げる給料額で計算しています。


ちなみに、日本円で見た場合BKKがPJよりも高くなっていますが、昨今のバーツ高が影響しています。平常時(を定義するのも難しいですが)であればBKKとPJは同じ位ではないか、という感覚です。


いずれにしても、BKK、PJともに、東京で稼げる額よりは劣りますが、そんなには劣らないという事が分かります。

手残り額は東京にいた場合とあまり変わりません

同じようなグレードの生活をしても、BKKやPJにいても、東京にいた場合とあまり変わらない位の手残り額を期待できる結果になっています。


生活費が安く済むだけではなく、稼げる給料額自体が東京における場合とそんなには変わらない点が効いています。


下記の記事でも書きましたが、日本では過去17年間で平均給与額は一切増えませんでしたが、その間も、他の国々は平均給与を伸ばしてきています。

ちなみに、割と忘れがちですが、手残り額が同程度である場合、生活費が安く済むBKKやPJではその額の意味するところ(=購買力)はより大きくなりますので、購買力的には手残りは増える、という事になります。

物価の差はもっとあるはずなので、手残りをもっと増やせるはずです

日本とタイ、日本とマレーシア、それぞれにおける、1人当GDPの比率と購買力平価1人当GDPの比率の差が物価全般の差から来ていると考えられるならば(※ 経済指標に詳しい方、間違っていたらご指摘下さい)、日本の物価全般はタイの2.40倍、マレーシアの2.77倍ということになります(出所:IMFのWEO October 2019のデータを基に算出)。


私は自分自身を大分ローカライズできていると考えていますが、実はそれ程でもなく、上述の生活シミュレーションにおけるBKK、PJの生活費はもっと落とせるという事かもしれません。


そうだとすると、BKKやPJで暮らした場合の手残り額は、東京にいた場合よりも多くできるという事になります。

一番重要! BKKやPJにいれば更に大幅に給与を伸ばせます

上述の通り、日本では過去17年間平均給与額は一切増えませんでした。
また、上述の記事にも書いた通り、日本では今後の給与の伸びも期待できなそうです。


一方で、BKKやPJに来れば、経済成長に伴う全体の底上げに加えて、下記の記事にも書きましたが、アセアンで経験を積んだビジネスパーソンとして日系企業のアセアン現地法人にコアメンバーとして転職することで、更に大幅な給与アップを実現できます。

まとめ

アセアンに来ると、東京にいた時と同水準の生活をしても、生活費が大分安く済みます。


しかし、給与は、東京にいる場合よりは劣るものの、そんなには劣りません。


なので、毎月の手残りの額は、東京にいた場合とあまり変わりません。
物価が違うので、あまり変わらない手残り額=実質的に手残り増、という事になります。


しかも、BKKやPJに来れば、アセアンで経験を積んだビジネスパーソンとして日系企業のアセアン現地法人にコアメンバーとして転職することで、更に大幅な給与アップを実現できます。


アセアンに来てより豊かになる道を目指しましょう!

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