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なりきりラボ・おしごと算数の世界

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コピーライター、起業家、絵本作家、自然科学者・・・子どもが仕事をしたらどうなる?2019年度グッドデザイン賞受賞のアウトプット型・探究学習プログラム「おしごと算数」「なりきりラボ… もっと読む
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#なりきりラボ

遊びこそ最高の学び!〜ゲームデザイナー(なりきりラボ#1)〜

エイスクールのモットーは「浴びる学びから、探す学びへ」なのですが、遊びも同じ。カードゲームという子どもたちにとって身近な遊びを入り口に、「遊びもとことん突き詰めれば立派な学びになる!」という体験をお届けするのが、「ゲームデザイナー」というプログラムです。 ※本記事は、小学生向け探究学習プログラム「なりきりラボ®」「おしごと算数®」(グッドデザイン賞受賞)の各テーマを紹介するシリーズ記事の一つです。 <プログラム開発者、いわたく・きいろちゃんに聞きました!> ー 「なりき

ものが動く仕組みを徹底解剖!〜メカエンジニア(なりきりラボ#3)〜

ボールペンや修正テープ、鍵、自転車・・・私たちは普段からたくさんの道具や機械を使っていますが、ふと「どうしてこんな動きをするんだろう?」「どんな仕組みで動くのかな?」と不思議に思ったことはありませんか? そんな「ものが動く/ものを動かす仕組み=機械機構」を設計して形にするのが、メカ(機械系)エンジニアという仕事です。エンジニアにとって一番大切なのは、手を動かして試行錯誤を繰り返すこと。このプログラムでは、身の回りの道具や機械を分解・観察したり、段ボールメカ工作キットを組み立

わたしの丸ごとが、アートになる〜アーティスト・キュレーター(なりきりラボ#17)〜

<プログラム開発者、いわたく・きいろちゃんに聞きました!> ー アーティスト・キュレーター。今までのなりきりラボ・シリーズにはない、新しい雰囲気をまとっていますね。 きいろちゃん:そうですね。形から入って、授業で使うスライド資料もデザインをがらっと変えてみました(笑) いわたく:このテーマに向き合うにあたって改めて(これまでのなりきりラボ・シリーズの)スライド資料を見直したときに、子どもの反応や学びがデザインされすぎてはいないだろうかという問いがたって。この授業設計はそ

今話題の「コトづくり」に小学生が挑戦?!〜体験デザイナー(なりきりラボ#18)〜

家族でゆく旅行、遊園地での特別な週末、友達と盛り上がるゲーム・・・私たちが普段なにげなく体験しているあらゆるものごとが「デザイン」されるこの時代。最近では「モノづくりからコトづくりへ」「UX(User Experience)デザイン」など、体験にまつわるバズワードも次々と生まれています。 そこで今回は子どもたちにも身近な"イベント企画"を切り口に、体験=目に見えない感情を相手に届けるコツを伝授!あの人をあっと驚かせたい、この人を楽しませたい、そんな願いを形にする授業です。

お小遣いアップ、ゲームのおねだり…決め手は全て「プレゼン力」〜なりきり道場:プレゼン編(なりきりラボ番外編)〜

人前で話すことが苦手な子どもにこそ挑戦してほしい、とびきり楽しいプレゼン講座。学校の発表だけでなく、日常生活にもいかせるコツ・ワザを惜しみなく伝授します!「問い・観察・発想・議論・プレゼン・表現」というプロに必要な6つの技を鍛える番外編・なりきり道場の第二弾です。 ※本記事は、グッドデザイン賞受賞の小学生向け探究学習プログラム「なりきりラボ」「おしごと算数」の各テーマを紹介するシリーズ記事の一つです。 <プログラム開発者、いわたくに聞きました!> ー 今回は「発想編」に

「まずはやってみる!」試行錯誤力の育み方〜エレキエンジニア(なりきりラボ#14)〜

<プログラム開発者、いわたく・きいろちゃん・ほっしーに聞きました!> ー もともとは2020年6-7月の開講を予定していた「エレキエンジニア」ですが、新型コロナの流行により延期せざるを得ず、満を持しての登場ですね! きいろちゃん:僕が入社して最初に手掛けたプログラムですし学部での専攻も工学だったので、特に強い思い入れがあって。 いわたく:緊急事態宣言の出た4月以降エイスクールでは通常授業のオンライン提供もしていたけれど、このプログラムはやっぱりつくってなんぼ、手元を見て

いまこそ、医療を学んで備えよう〜医師・看護師(なりきりラボ#15)〜

<プログラム開発者、いわたく・きいろちゃん・ほっしーに聞きました!> ー みんなの憧れ、医師・看護師。どちらも毎年のように、小学生が選ぶ人気職業トップ10にランクインしますよね。「なりきりラボ」ではユーチューバーから経営者までさまざまな仕事を扱ってきましたが、満を持してという感じですね! いわたく:はい、エイスクール初の医療系プログラムです!医療は誰しもがその恩恵を受けて生きている大切な仕事で、いつかはとりあげたいと思っていました。でもこれがまた、非常に専門的な職業なんで

言葉のワザを実装せよ!〜ジャーナリスト(なりきりラボ#15)〜

<プログラム開発者、いわたく・きいろちゃん・ほっしーに聞きました!> ー 今回から、この春開発チームにジョインしたきいろちゃんもインタビュイーに加わってもらいます。よろしくお願いします! きいろ:よろしくお願いします! ー では早速ですが、新しいおしごと「ジャーナリスト」について教えてください。どんなプログラムですか? いわたく:科目でいうと「社会×国語」で、身の回りの社会に関心を持つこと、それを深堀りする見方・調べ方と伝え方を磨くことがテーマです。つまり、社会的なテ

戦国マニアだけじゃない!歴史・地理の楽しみ方〜探検家・リサーチャー(なりきりラボ#13)〜

<プログラム開発者、いわたく&ほっしーに聞きました!> ー 「探検家」って、なんだか思わずドキドキ・ワクワクしちゃう仕事ですね。 ほっしー:確かに、インディ・ジョーンズやマスターキートンをイメージしてしまうかも(笑)。あそこまでのアクション性はないけれどもインディと同じく、人文科学系・社会科学系の研究者の仕事にせまるプログラムです。 いわたく:なかでも歴史学・地理学にフォーカスしています。あるテーマについて、時間軸・空間軸の二つの切り口から探究するんですが、特に子どもた

【型】の前に【技】を磨くべし!〜なりきり道場:発想編(なりきりラボ番外編)〜

<プログラム開発者、いわたく&ほっしーに聞きました!> ー 今回は「なりきりラボ」の番外編ということで、いつものように一つの仕事に挑戦するのではなく、いろいろな仕事につながるさまざまな力を磨く集中講座と聞きました。 いわたく:はい、今回の「なりきり道場」はその名のとおり、プロフェッショナルに「なりきる」ための基礎力を養うことを目的に、 問い・観察・発想・議論・プレゼン・表現の6つの技を鍛え上げるプログラムです。そのうち、20年3月に初開講するのは「発想編〜生み出せイノベー

子どもも作り手になれる、映像の世紀?!〜ユーチューバー(なりきりラボ#12)〜

<プログラム開発者、いわたく&ほっしーに聞きました!> ー 「ユーチューバー」が職業として語られる時代が来たことに驚きがありますが(笑)、今回はどんなプログラムなんですか? ほっしー:最終アウトプット(作品)はずばり、「自分の好き」を詰め込んだYouTube番組です! 全8回の授業のうち、前半3回では、YouTube番組の引き出しを増やすこと、YouTube番組の《作り方》の引き出しを増やすことの二つに挑戦します。 まず、YouTube番組の引き出しを増やすことなんで

言葉のマジックで遊ぼう、伝えよう〜コピーライター(なりきりラボ#11 )〜

<プログラム開発者、いわたく&ほっしーに聞きました!> ー まず、「コピーライター(なりきりラボ)」はどんなプログラムですか? いわたく:身の回りの商品やサービスには、その良さや特徴を伝える「キャッチコピー」と呼ばれる短い言葉や文章が添えられていることが多いのですが、これを考えるのがコピーライターという仕事です。これを分解すると、2つの大事なステップがあるんですね。 コピーライターって聞くとステップ2の方を想像しがちですけれど、実はステップ1でとことん本質を追求するから