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スペイン巡礼 銀の道 Vía de La Plata 14日目(Alcuéscar- Valdesalor)

4月19日、Valdesalorまでの25.8km。
この日の行程、Gronzeのプランに沿うならCáceresまでの37.4kmだけど、2日連続での30km越えの距離は体力的に無理だったのでこのステージは2つに区切りました。
ただ、このValdesalorのアルベルゲにはベッドが14個だけ。この町にもう二つ宿泊施設はあるけど2人でシェアしても€20以上。このアルベルゲは何とたったの€6!
ここのところ宿泊代が嵩んでいたのでここは何としてでも上位14人に入りたい。

朝7時前、施錠されてると思ったドアは施錠されておらず(もしくは朝早くに開けておいてくれたのか)、ドア前でドアが開くのを待っていた僕を含むPeregrino達は我先にと出ていきました。

朝日が登ってきました。
この日最初に通る町、Casa de San Antonioまでの道のりは緩やかな下り道でした。
Casas de Don Antonioの町へと架かるPuente antiguo de Casas de Don Antonio
Puente antiguo de Casas de Don Antonio
橋の古さが滲み出てる。
朝8時過ぎ、Alcuéscarの町から約8kmのCasa de Don Antonioに着きました。
先を急ぐのでコーヒー休憩もなしで通り抜けます。
Puente de Santiago de Bencáliz横にあった説明書き

この行程ではサイズは小さいながら目的地Valdesalorまで3つのローマ橋を見ました。
紀元1世紀ごろに古代ローマ人が物資を運ぶために作ったと言われる一本の道、Via de La Plata(銀の道)、南はアンダルシア地方のセビリアから北はアストゥリアス地方のヒホンまで、その距離およそ800kmだとか。この間にいったい幾つの橋が作られ、今も現存してるんだろうか。

草がかなり多い茂っています。巡礼路を歩く僕らPeregrino以外はあまり歩かないのかも。
Valdesalorの前にある町、Aldea del Cano。巡礼路から1km逸れた場所にあります。
Campo de vuelo de la Cervera
現在も使用されているのか、カセレス飛行場の代替として1970年末に誕生したセルベラ飛行場。
この中を突っ切って歩きます。
Llanos de Cáceres y Sierra de Fuentes
1998年より特別保護地域とされているEspacios Naturales
(自然地域)だそうです。
この日のルート3個目のローマ橋、Puente Mocha
Valdesalorの町から約400m南の位置にあります。

Valdesalorに着いたのは午後1時過ぎ。Cáceresまで歩いていればかなりしんどかったと思うけど、日差しの強い日ではあったけど、起伏も激しくない平坦な道だったので疲労感はそれほど感じない日でした。

朝一緒に出発したグンテル、シルケ、ロベルトよりは後に着いたものの、何とかベッド確保できました。僕が着いた時に残っていたベッドの数は4つ。
途中でコーヒー休憩を入れずにほぼノンストップで歩いたのにすでに半分以上はベッドが埋まってた。どうやらAlcuéscarから歩かずにタクシーかバスで来た人も居たみたいです。
ともかくもベッド確保出来て良かったです。

Zafra以来している足のケア。
見た目は痛々しいけど、あくまでもプロテクション。
朝すぐ出れるように、夜寝る前にやって寝ます。

この日に泊まったアルベルゲ:
Albergue de peregrinos de Valdesalor €6!!
このアルベルゲはValdesalorの町に入ってすぐにあります。*今回の記事で使用してる表紙写真がこのアルベルゲの外観です。
Hospitalero/aはおらず、町役場もしくはバーで鍵をもらいます。もしPeregrinoがいればアルベルゲの建物のドアの鍵は開いているかもしれないけど、宿代は払いにいかないといけません。スタンプもその時に押してくれます。
トイレとシャワーは同室にあり、確か一個のみでした。
キッチンはあるけど、そこまで調理器具などはなかったです。
電子レンジはありました。
ここのアルベルゲの最大のプラスは洗濯機があったこと。しかも無料!
外に干し場があります。

残り735.6km。


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