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温泉津温泉♨️

5時間半の電車旅を終え、目的地の温泉津につく。温泉津の駅前の駐車場で親子がボール遊びをしている。

温泉街へむかっててくてく歩いていくと、前からお寺さんが現れ、見知らぬ私に会釈をしてくれた。まちのスーパーを見つけ、入店。地元のコーヒー牛乳を飲むのが好きなので探すも、関西でも流通している「白バラコーヒー」しかなかった。(白バラコーヒーは大好きなコーヒーである)

店を後にし、少しすると漁船が停泊していた。漁船のネーミングや船にかけられているさまざまな道具など、個性が出てて好きだ。漁港の前では10羽弱のつばめが飛び回っている。ツバメに囲まれるという経験、初めてした。ぶつかるかと思った。関西とは全く違ってこっちの方がのびのびと過ごせるのだろうな。

「チョンマゲからナウい髪形まで」と書かれた趣深い?提灯がぶら下がった美容室を通り抜け、向かった先はカレー屋。空腹の私にはありがたい食事だった。お店のインテリアも凝っており、山帰来の使い方が素敵だった。

温泉街をどんどん進んでいく。お琴の演奏が家から聞こえる。ケモノか何かが死んでおりびっくりした。まあそういうのも旅行の醍醐味だなーと思ってたら蛾が思いがけず飛んできて驚いた。

せっかく温泉津に来たんだから温泉に入ることにした。二箇所で悩んだが直感で「元湯温泉」を選んだ温度の違うお湯が3種類ある、とか入浴の仕方を番頭さんが教えてくれたが、いざ湯船に向かうと目が悪くてどれがどのお湯かわからない。あちゃーと思っていたら先に入っていた地元の方が教えてくれた。肩までしっかりはいりんさい、水道水で先に足を慣らして熱いところに入ってみると良い、とのことだったのて50℃弱のところに入ってみた。15秒くらいでギブアップ。周りの観光客から勇気がすごいと褒めて?もらえた。贅沢にご指導いただき、有意義な時間を過ごせた。疲れも取れたし一石二鳥である。

電車まで時間がなかったが「アイスクリーム」というのぼりにひかれ急いで観光案内所へ。はたまた大好きな白バラの「牛乳モナカ」があったので、即決して購入。店員さん(おそらく街の人)に駅前どれくらいで着くかと聞いたら、「10分、多めにみて15分。若いから10分で着くと思うよ」とのこと。案内所で食べることも考えたが、乗り遅れたら嫌なので歩きながら食べた。溶けないように食べるのにとてもとても苦戦。

店の入り口でブドウを育ててる家に驚いたり道を間違えて遠回りをしてしまいあらあらと言いながら戻ったりして、温泉津温泉を後にしました。

温泉地でありながら観光地されすぎることなく人々の生活が滲み出ていた温泉津温泉。地元の方との交流が特に印象的で有意義な時間を過ごしました。

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