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【9割無料】添加物よりも恐れるべきものとは?

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おまけのパートだけ「有料」としています。
無料部分だけでも添加物に関する知識や考え方は十分身につきますので、是非、ご一読ください。

こんにちは、ASATOです。

皆さん、突然ですが添加物って危険なものと思っていますか?

私は食品の開発をしていますので、たまに妻から「この添加物って危なくないの?」と聞かれることがあります。

しかし、実は添加物ばかり注目し、避けていても健康リスクを上げている可能性かあるのです。

また、時々妻のママ友から添加物に関して質問を受けることがあります。

そこで、今回は食品開発者として考えを整理し、ご紹介したいと思います。

添加物は正直そこまで悪くない

ぶっちゃけて言うと、添加物はそこまで危ないものではないと開発者として思ってます。

割と国がしっかりと調べた上で添加物として認定しているので実はそこまで怯える必要はありません。

この件については厚労省のサイトをご覧ください。

簡単に言うと、動物実験で影響の出ない量のさらに100分の1を無毒性量(毒性の出ない量)と定めているので、かなり厳しめになっています。

さらに、一般人の食生活だとその無毒性量を大幅に下回る量しか摂取してないようです。

しかし、確かに「無添加!」を売りとする商品も多くある為、「やっぱり添加物はよくないのね」とママたちは思いがちです。

でも、実は「重曹」のような馴染みあるものも実は食品添加物だったりします。

従って、開発者目線で言うと、本当に怖いのは添加物というよりも「美味しすぎる加工食品」なんです…

そう、ママたちが戦うべき相手は添加物じゃなくて、「美味しすぎるお菓子や食品」なんです。

加工食品は美味しすぎるものが多い

現代の加工食品はかなりクオリティが高い為、とても美味しいです。

例えば、コンビニスイーツを思い返してみてください。

1990年ごろからコンビニスイーツは登場しましたが、当時はまだまだ美味しさの点では物足りない部分がありました。

「まあ、コンビニスイーツだから仕方ないよね」という空気感がありました。

しかしながら、ある時コンビニスイーツはかなり美味しくなりました。

そう、食品製造技術の向上により、コンビニスイーツは進化を遂げたのです。

このような技術革新は常に起こっており、どんどん美味しい食べ物が増えてきてます。

美味し過ぎるが故に中毒性も高く、人によっては肥満や糖尿病になる人もいます。

今食べたお菓子に入っている微力の添加物よりも、沢山入っている砂糖の方がよっぽど人を太らせます。

美味し過ぎるは食べ過ぎを呼ぶ

加工食品特有の美味しさは何故か食べ過ぎてしまうことが多いです。

この辺はしっかり食品メーカーは研究しており、中毒性を持たせるように商品を設計してます。

例えば、スナック菓子ならちょうど良い旨味と塩味を研究し、心地よい食感なども調べ尽くしています。

昔、フードトラップという本があったのですがこの辺のことを詳しく書いています。

これはアメリカ市場での話ですが、日本も似たようなものです。

また、その美味しさを作る際に添加物を使うことももちろんありますが、食品原料である糖と脂も沢山使うのでその影響で血糖値を乱高下させたり、カロリーオーバーになってしまったりします。

これは身体に良くないですよね。

これは「添加物を使ってないから安心!」と思って手に取ったものが実は砂糖も油脂もたっぷり入っており、血糖値を爆上げするようなお菓子であることも多いです。

それならある程度、砂糖の使用量を減らして高感度甘味料(添加物)で少し甘みを補強したような商品の方がまだ身体には優しいと思います(ちなみに、私の部署では少しでも砂糖などの糖質を控えつつも美味しくできる方法がないか研究や試作をしています)。

問題は添加物が入っているかどうかではない

「じゃあ、子どもに食べさせて良いおやつって何?」と言われた時に私がよく答えるのは、美味しすぎず、刺激が強くないものの方が良いと答えるようにしてます。

あと、小さな子どもは消化機能がまだ未発達なので過度に脂や食物繊維が多いものも控えます。

糖質に関しては、子どもは運動量が多いので多少多くても良いと思います。

以上を踏まえると、昔ながらのかなりシンプルなお菓子などが比較的良いかと思います。

例えば…
・普通の塩味のポテトチップス
・素朴なクッキー
・シンプルなプリン

これらにはもちろん添加物が入ってたりしますが、美味しすぎないので加工食品の中ではマシな部類に入ります。

あと、大人が食べて「これ、めっちゃ美味しい」ってやつはやめた方がいいですね。

もっとちょうだいは危ない

ただ、基本的には一番良いのは「焼き芋」とか加工がほとんどされてないものがいいです(あくまで理想論です)。

しかし、外出先で子どもにおやつをあげないといけない場面ってありますよね?

そんな時は加工食品に頼らないといけないことも多いですよね。

この場合はコンビニなどでお菓子を選ぶ際も、美味し過ぎないの視点で選んであげてみてください。

子どもは大人よりも意志力が弱いので、美味し過ぎるものを選ぶと簡単に脳をハックされてしまいます。

「もっとちょうだい!!」が止まらなくなります。

加工食品の中毒性に小さい頃から晒されると、大人になっても加工食品好きになってしまい、生活習慣病リスクが上がります。

食品開発者が気がついた加工食品よりも危険なものとは?(*おまけトピック:食品ネタから外れてます)

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