コントラバスの話
こんにちは。
今日は弦楽器のコントラバスの出会いについて。
つい先日、4か月ぶりに本格的な練習をすることができました!
大学に入構できなくなり楽器も置き去りになってから4か月が経ち、なんとか楽器を持ち帰ることができました。
会いたかった…
図体はでかくて運ぶのはとても大変ですが、久しぶりに楽器に触れられて安心しました。
私とコントラバスとの出会いは大学1年生の5月。
色々なサークルや部活に勧誘されたものの、どれもあまりピンときませんでした。
このままじゃアルバイト三昧の大学生活になってしまう。何か打ち込むものが欲しかった。
ある時、学科で仲良くしてくれた子が
「今度、管弦楽部見に行くんだ〜」
と言っていたので、暇を持て余した私もついていくことに。
元々、クラシック音楽は小さい頃から聴いていたし、何より『のだめカンタービレ』という作品がすごく好きでした。(当時は小学校低学年)
のだめというと、ギリギリ私の世代にも当てはまるのですが、後輩はもう知らないのだろうか…
私は、作品の中でも登場する『ブラームス交響曲第1番』が大好きでした。
オーケストラに興味があったので、友達と一緒に管弦楽部の部室へ。
「1年生!こんにちは!何か弾きたい吹きたい楽器はある??」
と聞かれ、私は咄嗟に
「コントラバスでお願いします。」
正直、なんでもよかったんです。恥ずかしいから。
パート員の人口が少なく、1番興味のあったコントラバスを指名したところ、丁度コントラバスの先輩がいなかったので後日リベンジしました。
先輩と一緒に開放弦とCdurの音階をやることになりました。
初めて弾いた感覚としては、
『振動がすごい』
でもこの振動が後々クセになるんです。
先輩からもベタ褒めされ、低音の魅力にひかれ、
私は即決で入部を決めました。
コントラバスと出会い、しかも初めて定期演奏会で弾く曲が「ブラームス交響曲第1番」でした。
とても繊細で難しい曲ですが、初心者にとってはいい刺激で大きく成長させてくれました。
管弦楽部に入って良かったと思います。
周りは経験者ばかりで、初心者の私にとって最初の1年はとても苦労しました。指も痛めました。
初心者同士で励まし合いながら練習し、
元々運動部で負けず嫌いな性格なので
経験者に追いつこうと必死こいて練習していると、
『初心者じゃないのかと思った!』
と言ってくれる人もいて、嬉しくてたまらなかったです。ますます練習したくなりました。
今年の演奏会は中止になってしまいましたが、
部員みんなや弦トップで演奏できる日が早く来ることを願います。もちろん、他団体さんも。
舞台で演奏することが幸せだということ
今コロナで演奏会中止の中、感じたことです。
当たり前にできたことができなくなってしまった世の中ですが、形を変えて音楽を作りたいと思いました。
コントラバスの愛は後日思いついたらにしよ。
ありがとうございました🎻