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12チリンドリ

EVの風向きが変わり始めたとはいえ、既に各メーカーとも純エンジン車の開発は終了し、今後の生産はハイブリッド系のモデルになると思ってました。2024年5月3日まではw。


フェラーリが5月3日に発表したニューモデルは、まさかの6.5リッターV12気筒のピュアエンジンモデル。これにはおったまげました。

開発開始は4年前の2020年。4年前となると世の中の流れはEV旋風真っただ中です。そのタイミングでV12ピュアエンジンモデルに価値があると判断したのは、流石のハイブランド戦略ですねぇ。


そして気になるのが、チリンドリのサウンド。車に対して課される騒音規制はどんどん厳しくなっており、あのGT-Rも一時は生産を諦めていたほど。チリンドリもさすがに音量は控えめになっているのでは…と推測します。

そして2026年から運用が開始されるであろう騒音規制のフェーズ3は、その規制基準が厳しいためピュアエンジン車ではクリアできないと言われているので(走行中のタイヤが出す騒音だけで規制値に達してしまう)、チリンドリは2026年で生産終了になるかもしれません。もしそうなると、わずか2年間だけ生産される(最後の?)V12ピュアエンジンモデルとなります。こりゃあもう人気沸騰間違いなしです。


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