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GOOD CYCLE BUILDING、はじめます。

みなさんはご存知でしょうか?

今、あなたのいる建物の、壁や柱が何からできているのか。
その材料はどこから来て、
その家具は誰が組み立てたのか。
そして、その建物が壊される時、どこにいくのか?

総合建設会社の淺沼組は現在、築30年の名古屋支店のリニューアルにおいて新たな挑戦をしています。名古屋支店がどのような思いによって、実際に作られ、育っていくのか。
このnoteでは、ものづくりの原点に立ち返り、試行錯誤を繰り返しながら建物を作っていく過程を現場からレポートしていきたいと思います。

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自然の循環の中にあるビル

今回のリニューアルの大きな特徴は、元のビルの躯体や空間を生かしながら、そこに新たに加える素材をできる限り自然素材としている点です。

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土や木といった自然素材を使い、その土は建設現場でできる残土を活用し、木は伐採した丸太を余すことなく使いきるなど、できるだけ環境に負荷のかからない方法で自然を感じられる空間を作り出すことを考えています。

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太陽の光や自然の風。大地の土、そこから伸びる木や植物。
自然を身近に感じられる環境で生活することは、人の心と身体を健康にし、創造性も高めます。それは地球環境にだけではなく、建物を使う人にも良い循環をもたらすはずです。

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淺沼組GOOD CYCLE BUILDING、始めます。

淺沼組は、1892年(明治25年)に奈良県大和郡山に創業した建設会社です。源流は宮大工から始まり、数々の奈良の寺社の造営や、学校建築に携わってきました。
創業から100年以上が経ち、明治から昭和にかけての近代化、戦後の焼け果てた街の復興を経て、日本全国で、人が生きる上でなくてはならない「衣食住」の「住」の部分を作り続けてきました。
一方で、人間の環境を整備することは、地球の環境に手を加えることにもなります。

これからの未来に向けて重要なことは、ものづくりの仕組みから考え直し、人にも環境にも良い循環をうむ、新しい建設の方法を探すことではないか。淺沼組GOOD CYCLE BUILDINGは、そんな思いから始まりました。
社内外の様々なプロジェクトメンバーと協働しながら取り組む、現場の声や様子をお届けしていきます。
みなさま、どうぞよろしくお願いします。

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GOOD CYCLE PROJECT 

text,photo by Michiko Sato

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