見出し画像

2023年2月にやったこと

月次報告すら期限内にできないのか!コラ!という感じで、想像以上にワタワタしてしまっていた。忙しいことそれ自体は別に偉くもなんともないので、心に余裕を持ちたいものです。

仕事のこと

国内の3Dプリント展示会へ。ゴリゴリにtoBの会場は新鮮でした。このほかにもいろいろ仕事はしているのだが、年度末のせいなのか、公開日はもう少し後になるものが多い。後述の引っ越しもあって、ギュギュウのギュウ!というスケジュールだった。

そんななか、ヘボコンアドバンスはとても楽しく記憶に残った。いつものヘボコンにRaspberry Pi を上乗せするチャレンジングな取り組みで、サンプルロボットやレクチャー動画の制作を手伝い、審査員のようなこともさせてもらった。

詳細は後日公開されるであろうレポートにゆずるが、電子工作が介在することで「わからなさ」や「ヘボさ」の幅が広がり、いつも以上に腹を抱えて笑えた。人間社会がいかに危うい基盤の上に成り立っているさえ感じさせる、懐と剛の深いイベントである。

仕事じゃないこと

台東区から墨田区への引越しが完了した。ご近所さんとの関係も生まれて、今は街を楽しく探検している。オープンワールドのゲームで無限にサブクエストが発生しているようなエリアなので、探検する時間が全然足りていない。人生のメインクエストは仕事なのか? 生活はサブではないのでは? みたいな考えさえ浮かんできて楽しい。

引越しは完了したんだけど、スケジュールの組み方が下手くそすぎて、退去日の深夜にGOでタクシーを召喚してピストン輸送するという愚行に走るほどだった。

土台、引っ越しという営みは人間にハードルが高すぎやしないだろうか? 人間が数年間暮らした痕跡をすべてなくし、数多のライフラインも移行しなければいけない。役所も郵便局も行かなきゃいけないし、その辺のことは学校で教えてくれない。見積もりの甘い僕は、引越しのたびに夜逃げのようになってしまうので、くらしの攻略本が欲しいと切に感じていた。

と思っていたら、そういうのは役所でもらえるんですね。墨田区で転入手続きをしたら、街の歴史からゴミの出し方、近所のクリニックや各種連絡先までまとめたパンフレットをもらえました。もちろんこれまでも存在していたのだろうけど、完全に蔑ろにしていたな。普通に作られたものを、普通にちゃんと享受することの大事さよ。

よかったもの

奇奇怪怪明解事典を今更聴き始めている。玉置さんが好きで存在は知っていたのだが、あまりのボリュームに尻込みしていたのだ(こういうことあるよね)。いざ再生してみたら、話題のコンボと徒手空拳的やりとりが気持ち良すぎるのだ。

ETV特集:おひとりさま 笑って生きて、笑って死にたい
引っ越してから地上波のテレビが生活にインストールされた。当たり前なのだが、めちゃくちゃ金と時間と人がかけられてすごい。サブスクで自分が見たいと思うものだけ見ているのとは、全然受け止め方が違う。セレンディピティとか言わないまでも、そもそも我々にそこまで大きな欲望があると考えることの烏滸がましさを自覚した方がいいのかもしれない。

PPPPPPP:終わってしまって声が出た。全然気持ち良くないバッドエンド気味な終わり方で後を引いている。すげーな〜。

ジョジョ9部:大富豪になる物語っていうのが、貴族という出自の第一部へのループ起点なんじゃないかみたいな妄想をして盛り上がった。一人で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?