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【毎日ひとつの非日常】No.001-006 ヒトカラ専門店に行ってみる

興味・関心を広げる縛りプレイ

日々をアクティブに過ごすためには、自分の興味や関心の範囲を広げるのが良いのだと気が付いた。正月休暇の成果なのだが、考えただけで終わりにしたくない。何とかして習慣付けできないだろうか。

自分の関心領域を伸ばすためには、すこしだけ枠をはみ出る必要がある。いつもの生活では及ばない範囲に足を踏み入れるためには、ハードルを乗り越えるための仕組みが必要だ。それでいて、楽しくないのはイヤ。こんなワガママをうまく折衝するためにたどり着いたのが、ゲームの「縛りプレイ」という概念だ。

RPGならレベルを低く保つ、アクションなら技を限定するなど、何かしらの制限を上乗せしてプレイを「縛る」。マゾヒスティックな試みに見えるが、追い込んだからこその達成感や未知の解法にたどり着く様は横から見ていて気持ち良いし、本人たちも相当に楽しんでいるように見える。

プレッシャーをかけることで見返りを得る仕組みは、HUNTER×HUNTERの「制約と誓約」にも明らかだ。強い縛りは大きなリターンをもたらす。ハードルを越えた先の価値を得るために、強い縛りを課すのだ。

とはいえ僕はゴンでもクラピカでもないので、そんなにハードな縛りはかけられない。「横断歩道の白いところだけ踏む」くらいの、できるだけゆるいものが良い。ちょっとした非日常を味わえる目標を立て、毎日それを達成することにしよう。名付けて「イレギュラー365」なんてのはどうだろう。

目標は必ずしも禁欲的なものに限らない。「○○に行く」「△△を食べる」といった欲望にまみれたものでも構わない。なんとなく興味はあるけど億劫なことは大抵いつまで経ってもやらないが、あえて1日の目標として設定することで『これは僕の意思じゃなくてルールだから(仕方なく)やっているんですよ』という態度をとることができる。誰に言い訳しているか知らないが、仕組みにしてしまえば自分の意思に左右されなくなるのだ。

細かいルールは決めていないが、とりあえずnoteに週次報告をアップすることにする。ひとまず、できるところまで続けてみよう。


No.001 スマホを持たずに過ごす

2020年1月1日。元旦だし連絡も来ないだろうということで、スマホを家に放置して近所を散歩した。SNSや電話よりも、乗り換えや地図アプリを開きたい欲の強さに気がついた。

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明確な目的地がある時には地図が役立つが、理由もなく散歩している時にはアプリがなくても良い。スマホを持たないと視線がいつもより上向きになり、袋小路に進んでいったり銭湯の煙突を見つけたりと、「意図的に迷う」のと相性が良かった。

No.002 普段は見ない小冊子を読んでみる

部屋の掃除をしていると大学や企業からの郵送物が目に付く。あまり自分に関係がないと思い小冊子は読まないのだが、活字の割合を増やす良い機会だと思い手に取ってみる。大学の会報を読むと「こういう専門を歩んだ人生もありだったなぁ」「同じ学部の人が活躍していると嬉しい」といった発見がある。総合大学の網羅性はすごい!人生のカタログを見ているようだ。

定期購入しているSnaq.meには月刊で冊子が付いてくる。デザインが綺麗でかわいらしく、デザイナーとPR担当の人の対談がカジュアルで面白かった。

昔の仕事でもらった日経新聞の折り込み冊子。パラリンピックの特集で、一方的に知っているイラストレーターの方の絵が載っていてビックリした。

No.003 近所のコメダのモーニングに行く

コメダが好き。大学時代は通学路の途中にあったのでよく通っていたのだが、引っ越してからは最寄りまで15分ほどかかるので足が遠のいていた。正月ボケに引っ張られないためにも、朝活としてモーニングに挑む。

実は元旦に近所まで行っていたのだが、夜だった&スマホがなかったので見つけることができなかった。APAホテルは認知していたのだが、まさか同じ色を生かして擬態していたとはつゆも知らず、思わず笑ってしまった。浅草という土地柄、外国人観光客の利用がとても多く、あまり落ち着いていられる感じではなかった。チキンカツカリーパンは夕方まで腹を満たしていた。

No.004 Facebookを開かずに過ごす

スマホを持たずに... と被っていると思うかもしれないが、そうなのだ。切実に、SNS中毒からの脱出を果たしたい。時間的なものよりも、思考の少なくない割合を持っていかれるのをなんとかしたいのだ。暗いタイムラインもさることながら、自分へのいいね!が快感になりすぎてしまっている。

夜寝る前に初めてブラウザで開くと、通知は5件。1件はもう運用していないページへのアドバイス、2件は知人の投稿(なんで通知が来るんだ?)、残りがグループへの投稿とポストへのいいね!という内訳で、なんか全然自分に関係なくて拍子抜けした。これだったら頑張って見なくていいね。

ついでに気がついたのが、twitterを見た後にFacebookをチェックしているということ。タイムラインの流れを追おうとしているんだな。twitter後にFBをひらけないと、スマホ上の指先が行き場を失って面白かった。

No.005 ヒトカラ専門店に行く

正月休み最終日。製作物の参考にするため上野のミイラ展と民族資料館に行く。これだけでも十分非日常なのだが、その流れでヒトカラ専門店に行った。年末に高校の友人と会った際、当時の先輩が歌唱指導系YouTuberになっていることを知り、まんまと歌ってみたいという気になったのだ。

こちらも実は数日前に行こうとしたのだけど、身分証明書がなく会員登録ができず断念。ばっちり準備を済ませて行き、完成されたシステムと自分の歌声をヘッドフォンで聴くという行為におそれおののいた。最初は恥の先取りや〜、と思っていたけど中盤からは楽しく過ごせました。いいですね。

No.006 出勤前のスタバでnoteをポストする

はい、そして今です。2020年初出勤日はうまいこと5:30に起きることができ、弁当も準備してばっちり移動できました。フルフレックスの極みみたいな職場なのでいつ行っても良いんだけど、それでは自分がダメになることがわかっているので、ちょっと頑張って早起き。情報は溜める前に書き出しちゃう方が良いだろうということで、ガーッと書いて今に至ります。

うん、こんな感じのラフさなら続けられそう。それなりに頑張ろう!

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