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2023年1月にやったこと

去年の暮れに「2023年は『頼まれていないこと』を意識的にやって、自己満足の度合いも高めていきたい。」と書いている。果たしてどんなものなのか、1ヶ月ごとくらいに振り返ってみよう。

仕事のこと

ものづくりメディア fabcross で金沢のスタートアップ「株式会社ドローンショー」を取材。オンライン→長野でのリハーサル→金沢の会社と回数を重ね、そのたび丁寧に対応いただいた。事業の内容も働く人たちもさわやかで応援したくなり、しっかり応えねば!と力が入った記事。SNSでの評判もアクセスも良く、ほっと一安心。タイトルやサムネイルも頭を捻った甲斐があった。

長野県の移住総合メディア「SuuHaa(スーハー)」で、生まれ故郷の善光寺周辺で古民家専門のリノベーションを手掛ける倉石さんを取材。故郷とは言えど幼稚園に入る前に引っ越しているのだが、Huuuu との縁が生まれてから、どんどん愛着が増してきた。なんなら両親に話しても「そうだっけ?」くらいの感じだったので、地元感は後天的にも養われるものなのかも。

ノオトの鬼頭さんにお声がけいただき、WORKMILLでVR法人HIKKYを取材。アバター出社というテーマゆえ、オンラインの画面越しにはバーチャル空間とアバターが登場。最初の「おぉ!」という驚きと、その後の淀みない会話への移行に、これはやらねばわからないし、やればわかるものだなと実感。感覚が老いないように取り組んでいきたい。

Formlabsの3Dプリンターを使い倒している、京都のYOKOITOさんで体験記事を執筆。粉末焼結の3Dプリンターは個人レベルではなかなか触れる機会がないけれど、Fuseシリーズは慣れれば当たり前に使えそう。精度が高い分だけ、DfAM的な設計の重要性も増してくるんだろうな。取材の合間に聞いた中島さんの未来の話も面白かった。

その他、合計10本くらいを執筆。他の方が書いた記事を編集する機会も増えてきた。同時に、編集という言葉の表す範囲の広さも感じつつある。企画は拡散だし、アポ取り調整は収束だし、構成的な頭の柔らかさも必要なら、校正的な厳密さも求められる。一つの職能というよりも、スタンスを表す言葉なのではないだろうか。

仕事じゃないこと

自分を大切にすると言えば、健康管理である(そうです)。自由に育ちすぎた体を再び諫めるべく、あすけんの導入と1日1万歩ウォーキング、および 小一時間のFitBoxing を敢行。「やる気が出ないな〜」とかいう気持ちに対しては、「いや、やるって決めただろ」の一点張りで対抗。決めると楽だ。

スタートも着地も太い

グラフが上向きになっているのは大体どこかの週末で、正月に浅草で寄席を見て飲んだり、2泊3日の長野県無計画ツアーに行って飲んだりしていた。楽しいことなんて、なんぼあってもいいから仕方ない。

長野市 Mallika Brewing にて

時おり遠征しつつ、足元では引っ越しの準備も進めた。そうなんです、私、来月から墨田区民になるんです。自宅近くでファブ工房の運営にも関わる予定で、そのために久々の3Dプリンターや素性の知れない中華レーザーカッターと戯れるのは非常にワクワクした。ようやくあらかた整い、レーザー用の治具をパッとモデリングして出力できたときには、「コレよコレ」みたいな感覚で嬉しくなった。

インフィルさえ懐かしい

よかったもの

映画スラムダンク:ネットミームとハライチのラジオでしかインプットがなかったが、ベストアルバム的な入り口で超楽しかった。

ポケモンスカーレット:普通にやってても盛りだくさん。落ちてもロトムが拾ってくれたり、起動時の画面が家から出る演出だったり、優しさに満ち溢れていて泣きそうになる。

その他、自分の引っ越しを記念してビートルズに敬意を払うなど、少しずつ無駄なことに着手し始めている。無駄なことは無駄なので、意識しないとやらないのだという当たり前のことに気がついて驚愕した。余剰は余りではなく、押し広げて獲得するものなのだ。

そんなこんなで、2月もすこやかに生活していこうと思います。

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