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なぁバリバラ待ってくれ、そいつが愛されないのは障害のせいなのか!?

 久々にバリバラを観た朝乃のツイートまとめ、ってだけです。
 今日はとりあえずこれで勘弁してください。
 他にもツイッターでたくさん発言してたのですが、特に自分で気になったとこだけこちらにも載せておきます。


だってアレが……どうしても気になって……

 ……からの予感がまさに当たってしまって結構なダメージです。

 脳性まひの影響なのかモテないと嘆く男性のVTR。

 傍から見ると「内面が大事なんて嘘だね!」って言っちゃう彼らはどうかしてる。
 だって介助者にいきなり、自分のこと性的な目で見てくれるか?みたいなセクハラ発言してるんですよ。
 セックスしたいってそればっか。
 体が思うように動かない彼らの発言だから、重要な意味があるんだとかいうツイートもありました。
 僕にはそんな風には見えません。
 障害者から性的被害に遭う女性のこと知ってますもの。


NHKを!NHKがぶっ壊す!

 NHKが内側からぶっ壊れていく様を観るのは面白い。
 面白いけど、一方で胸がえぐられる。

 そして、自閉症に加えて色々こじらせた(?)ほぼビアン(?)の、心が女じゃない僕の身に刺さる。
 観ててしんどい。

 しんどい。

 TLの状況もしんどい!!!
 なんか女体好きが湧いて出てる!!

※普段のバリバラではSMショーなんかやらない。セーラー服着たおじさん(に見えるけどトランスジェンダー)がたまに出るとかそれくらい。

 この後に万次郎くん(FtM芸人)の笑えて結構切ない漫談やってたんだけど、「股間に魔法の粉を振りかければアレが生えてくるのではないか」という話は本当切なかった。
 コンソメは魔法の粉なのよっていうママの言葉を信じて……!
 いや、アレが生えてくれるという意味での魔法ではないんだけど、幼い万次郎くんはどこまでも信じていたという!!
 彼はFtMネタしかねぇのかよつまんねぇなーと正直思ってたけど、実際のネタはすっげぇ面白いなぁ……と思いました。

 ただ。

 やっぱり大久保おじさんの眼差しがだいぶ気持ち悪い。
 山本シュウさんとかもこういうのをあんまり叱らないのが、ずっと前から気になる。

 で。
 実はこの日、にしくんさんはすごくいい感じに、アセクシャルやトランスジェンダーなどのセクマイに気を遣った発言をちょいちょいしてくださるのだけど……
 番組の雰囲気がアレすぎて霞んでしまう。
 「挿入だけがセックスじゃない」とか、AV監督経験から導き出される数々の名言が!! 霞む!!

 レインボー風呂ジェクトの悪夢を思い出した。

※某ポストは記事で随分褒めてたけど、あれどうなの? 万次郎くんは芸人だからさ、仕事として何とか耐えてたかもしんないけどさ、他のFtMはどうよ。
 男性だって「わーい女体キタ♡」の他にも「困惑するわぁ……」って感情湧くじゃない。
 でもって、その逆バージョンをやってみたらどんだけ大変なことになるか分かってんの? というのが「ペニス付きでも心が女性なら女性です」問題。

 こういう時よく使われんのって「性別はグラデーション」だよなぁ、なんてことを思い出す。
 あの言葉は大体、女湯に入りたがる男とか、公共スペースの男女分けをなくそうとするXジェンダーの人とかに悪用されるイメージがあるのであまりいい印象がない。

 今回番組では「性別は色々あるよ!」という説明をヤバめの体操を使って説明していた。
 そしてピタピタの服を着せられて踊らされる万次郎くんを観てて僕は切なさと微妙な悲しさを覚えたのでした……
 あれも……あれも仕事か……


でもって朝乃はバリバラ大好きっ子ではない

 気が向いたら……としか朝乃が言えない理由はまた別の機会に。
 っていうか特番があまりにいつもとギャップあり過ぎなんですよ。


それは愛に飢えているとは言わない

 いや、お祭り騒ぎから目覚めて、後で冷静に考えると「あの特番ねぇわ……」と思いました……


以下、まとめ

 ぶっちゃけあの日バリバラをずっとネタにしてたのはフォロワーの中にはひとりぐらいしかいなかったのです……

 しかも僕は「自分は愛のない人間なのか……」とか「障害者の間でもやっぱり恋愛至上主義が勝つのか……?」などとかなり考え込んでいた。
 実はあの後眠れなくなったくらい、精神的にやられたのです。

※しかも最近『科捜研の女』にハマり始めたのでますますバリバラを観る理由がなくなった。
 今年度の改変から、バリバラはマリコ様と戦わねばならなくなったのです。

 ここで言及した24時間テレビも、観てみたらみんながディスったり無関心になるほどの悪い番組でもないなぁと。

 ただあれはあれで「みんな頑張れよ!」とプレッシャーかけられているみたいなとこはあって辛いです。
 普通の人になれるよう頑張った結果、心身を壊した人間には眩しすぎます。24時間テレビは。

 ※鈴木おさむさん発案の企画が番組になったバリバラ特番『ここがズレてる健常者』シリーズも結構ギリギリでした。
 100人の障害者が無駄遣いされるあのヤバイ番組……

 数年前のバリバラ特番も相当攻めてて、ただその「攻め」の方向が結局「健常者は何も分かってくれない!!」という僻みにすら見えてくる仕上がりだったような……
 僕は幼少時から、それから障害が認定された後になっても、他の重い障害者の面倒をみるみたいなことになっていたことがよくあったのでこう思っちゃうのです。
 すみません。

 今年の特番は「それ、障害にこだわる必要あるかなぁ?」というところがちょくちょく出てきたなぁという印象。
 そしてやっぱり通常回とのギャップありすぎ。
 あんなんじゃないですって本当に。
 24時間テレビとの比較対象としてはふさわしくないんですってば!!

 だから僕は、それはそれでバリバラを観れないでいるのです。