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#読書感想文

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2020年10月の記事一覧

『君に成功を贈る』 作者:述者 中村天風

以前、非道く状況に追い詰められた時期があった。そんな時に知ったのが、哲学者 中村天風の存…

浅野 智
3年前
2

『死ぬには手頃な日』作者:矢作俊彦

ハードボイルド小説を、探偵小説や犯罪小説、ましてや暴力小説と解するのは間違いだ。ハードボ…

浅野 智
3年前
1

『凝った死顔(マンハッタン・オプ1)』 作者:矢作俊彦

矢作俊彦を語るには、やはりマンハッタン・オプを外すことは出来ない。 以前にデビュー作を含…

浅野 智
3年前
6

『松下幸之助から未来のリーダーたちへ』作者:述者 松下幸之助、編著者 佐藤悌二郎

松下氏は、貧しさ故に教育も十分には受けないまま、十代のうちから働きに出された。文字さえま…

浅野 智
3年前
6

『宇宙の戦士』 作者:ロバート・A・ハインライン

ヒューゴー賞受賞!と、高らかに表紙に謳われ続けている本作の評価は高い。一般には、『スター…

浅野 智
3年前
2

『日本以外全部沈没 パニック短編集』 作者:筒井康隆

ここのところビジネス書ばかりで、何年も小説を読んでいなかったのだが、突如40年振りに筒井康…

浅野 智
3年前
10

『おじいちゃん戦争のことを教えて』 作者: 中條高徳

著者は、アサヒビール元名誉顧問であり、以前『小が大に勝つ兵法の実践』の書評で、スーパードライを造った男と紹介した中條高徳氏である。 本書は、ニューヨークの高校に通っている孫娘から、或る依頼ごとの手紙が届くところから始まる。 その依頼とは、第二次世界大戦のことについて教えて欲しい、というものであった。アメリカ史の授業で戦争の体験をした人の話を聞き、発表するのだという。著者は、将校を目指した陸軍士官学校就学中に終戦を迎えているのだ。 自分たち以外の立場からの見方、考え方も知るべ

『運をつかむ技術』作者:澤田秀雄

自著の三冊目である。著者が長崎ハウステンボスの社長に就任し、再生に着手したのが2010年春。…

浅野 智
3年前
5

『しくじり企業も復活する7つの大原則』 作者: 名和田 竜

著者は、成功している企業の戦略やその要因を紐解いていくと、「孫子の兵法」や「ランチェスタ…

浅野 智
3年前
7

『小が大に勝つ兵法の実践』 作者: 中條高徳

戦前生まれの著者は、将校を目指していた陸軍士官学校在学中に第二次世界大戦の終戦を迎えた。…

浅野 智
3年前
2

『バカ映画一直線!河崎実監督のすばらしき世界』 作者: 河崎実

名書である。何故イキナリ言い切るのかというと、河崎実監督とは既知の仲だからだ。 なので、…

浅野 智
3年前
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