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私が蓮舫さんに投票する理由

東京都知事選挙が明日7月7日に予定されています。
テレビではなぜか驚くほど報道されていなくて、不気味な静けさを感じています。
でも東京に住んでいるとわかるのですが、駅前での街宣には連日多くの人が集まっています。SNSも盛り上がっています。

さて私はまだ投票行っておりませんが(明日行く予定です)、蓮舫さんに入れようと思っています。

私は彼女の政策の、すべてに賛同しているわけではありません。
だけどそれでも投票する理由は大きく2つ。

ひとつは、パートナーシップ宣誓制度をもっと利用しやすくしてくださるおつもりだということ。
あくまで都政なので、それがすなわち選択的夫婦別姓や同性婚の合法化になるわけではありませんが、しかし東京都の政策はきっと国にも影響を及ぼすと思うのです。約30年も議論されておきながら遅々として進まぬ選択的夫婦別姓(しかも理由は「家族の絆が失われる」。呆れて開いた口がふさがらねえよ)や、同性婚の法制化に必ずや影響を与えるでしょう。

選択的夫婦別姓も同性婚も、したくてもできなくて悩んでいる人の希望になるもので、どちらも関係がないよという人はこれまでどおり結婚したら姓を同一にするだの異性どうしで結婚するだのすればいいのだから、何がそんなにダメなのか本当にわからない。
私の知る人の中に、女性2人で子どもを育てている人がいるんですけど、結婚していないから法律上は「他人」で、親族じゃないといけない諸々のことができないんですって。これは本当に悲しいことだと思うのです。
マイノリティにも選択肢を、希望を与えてくれそうな人がリーダーであるほうが、東京の未来には希望が持てると思うのです。

選挙期間中、インスタライブで若者と意見交換をする姿もよかった。抽象的な言葉で誤魔化さずきちんと受け答えをし、勉強不足のところは相手から学ぼうとする姿勢がかっこよかったです。


理由のふたつめは小池都知事の都政の評価です。
全体をきちんとわかっているわけじゃないから申し訳ないんだけど少なくとも私のイメージでは、小池さんはコロナ禍にフリップをいくつも出し、キャッチーなだけの単語をいくつも無駄に流行らせ、税金つかって婚活アプリを作ると言ったくらいしかイメージがない。
少子化対策で結婚を奨励するって時代遅れ……確かに主流な流れはそうなんでしょうけど、結婚→出産→育児、って前提がどうも私には解せませぬ。そのあたりは別記事で。

神宮外苑の問題はいつの間にか進んでいるし(でも今回の争点にはならないんですって、小池氏自ら「立ち止まっていますから」って言ってた)、なんや知らん間に高層ビルだらけになっていく東京都。蓮舫さんが「ヒルズはもういらない」って言ったとき本当そのとおりだと思ったもんね。

蓮舫さんが都知事になったら、知事直轄円卓会議もぜひやってほしいです。


選挙期間中、彼女の街宣を聞きに行きました。最初から最後まで、納得いくうなずける話ばかり。そして彼女の熱量に圧倒されました。
これまで現職が敗れたことはありませんが、歴史的な選挙になってほしいと切に願うばかりです。惜しむらくは立候補が多すぎて票が分散しそうだということ。
いったいどんな結果になるでしょうか。どきどきしています。

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