中学・高校生のときに読んで、いまだに強く印象に残っている小説をご紹介したいと思います。
ネタバレを避けるために、あらすじだけ紹介しますので、気になった方はぜひお手に取ってみてください。
1.乙一『ZOO 1』
乙一さんの小説はどれも本当に大好きなんですけど、中でもこの短編集は断トツ。
特に『SEVEN ROOMS』の、理不尽な怖さと姉弟愛の凄まじさは、他の追随を許さないと個人的には思ってます。
2.赤川次郎『プロメテウスの乙女』
赤川次郎さんの小説は、20〜30冊は読んだと思うんだけど、いちばんを挙げるなら迷わずこれ。
女性たちの強さと、3人の女性テロリストそれぞれのラストの切なさが、今なお忘れられません。
3.綿矢りさ『インストール』
文章の運び、題材、そして当時の作家の若さと、何もかもが衝撃的でした。
日本語って、こんな自由でいいんだ! と私が初めて思えた小説です。
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