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厚労省のマスク着用指針を読む① 屋外編

マスクあるほうが楽とか安心だとかって方はそのままで問題ないんです。
本記事は、「本当ははずしたい。でも政府は推奨してるし……」とためらっている方、「いつならはずしていいかわかりづらい」という方もいるんではないかと思って、そういう方向けに書いてます。

春には5類になる方針だとのニュースありますが、仮にマスク着用基準が緩くなっても、3年しみついた癖はなかなか変えづらいもの。徐々にはずしていくためにも、すでに現時点でもはずせる場面をおさらいしておきましょう。

なお、医学的根拠ではなく、あくまで厚労省の通知を読み解いての意見なので、何卒ご了承ください。



まずは、屋外での考え方。

○屋外では季節を問わず、マスクの着用は原則不要です。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html  
2023/01/21 23:35アクセス

とてもシンプル

ただ、この文言のあるサイトページを下にスクロールしていくと、こんな補足が出てきます。

○マスク着用を推奨
 他者と身体的距離(2m以上を目安)が確保できない中で会話を行う場合のみです。
○それ以外の場面については、マスクの着用の必要はありません(例:公園での散歩やランニング、サイクリング/徒歩や自転車での通勤、屋外で人とすれ違う場面)。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html
  2023/01/21 23:35アクセス

なお、文章には入っていないけど同じページにある紹介動画では、「子どもと公園で遊ぶような場面でも必要ありません」と言っております。このあたりもぜひ、ちゃんと文章やpdfデータに載せてほしいところですね……。
ていうか個人的には、マスク着用の必要がない場面の例ではなくて、マスクしなきゃいけない場面の例を書いてほしいと思う。



まとめると、【屋外】では、
・マスクは原則不要
・身体的距離が確保できないで会話をする場合のみ着用推奨
ということですね。

とすると、ひとりで外出する際は、マスクはなくても良いようです。
ちょっとそこのポストや自販機まで行くとき、庭で草むしりをするとき、ひとりで散歩するときは、マスクを家に置いてきてしまっても問題ないです。
それと、ここ割と重要だと思うんだけど、突発的に誰かと会話しなくてはならなくなっても、距離を置いていればマスク不要ってことになります(身体的距離が確保できるうえでの会話は、着用を推奨されていないので)。

この身体的距離っていうのが難しいんだけど、まあ突発的に生じる会話程度であれば、口元を袖口で覆うとかで乗り切れそうな気もするし(科学的なことはわからないけど感覚的に、服+腕は、不織布マスクよりも飛沫を通す心配が少ないんではなかろうか)、それでも注意されたらちょっと後ろに退いて話せばいいんではないでしょうか(距離が遠くなることで、声を大きくしなければならないのも、なんだかなぁと思うけど)。



屋外の指針は、改めて読むと驚くほどシンプルでした。
次回は、屋内の指針を見ていきます。

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