20240711

今朝は食パンとサラダとチーズと目玉焼きとハムであった。日曜日の買い出しで買っておいたマーマーレードを食べたく、朝起きると共に急遽そう予定を立てた。毎朝何を食べたかで日記が始まるのは完全に高齢者の様相を呈している。

今日は曇りと小雨の行ったり来たりで梅雨らしい天気だった。直射日光が無く暑さが和らぐので少し過ごしやすい。現状、夏服として会社に着ていけるものがトップス3着、ボトムス2着であり、うち1枚は長袖となっている。今日のローテーションは長袖の日だった。気温は30度だったが何とかやり過ごした。そろそろ本当に夏服を買わなければいけない。あと本棚とか。

人に「これをやる」と宣言すると達成率が3割くらいになる。帰り道、ナクちゃんにそれを告げたところ、「うん何も信用してないよ」と言われ、自分でも驚くほど傷ついた。信頼されたいなら信頼されるようなことをすればいいのに……。ナクちゃんは悪くない。傷心の要因は自分の内面にある。

人に言うと、自分の意思が義務になるから良くないのかもしれない。確定された未来が大嫌いだ。あと試験とか、他人によって規定された「やらないといけないこと」が大いに苦手である。この日記の存在を誰にも話していない、誰にも見せていないのも、いつやめてもいいし、いつ書いてもいい、完全に自由意志のものにしておきたいからだ。実際、何の義務感でもなく、ごく自然に書くことができている。

具体的な話をすれば、今日は晩飯にナスと肉と何かのポン酢炒めでも作ろうと思っていたが、帰り道、突然なすトマトパスタが食べたくなっただけだ。どっちでもいいしどちらかでなくてもいい。それをわざわざ人に宣言するから、義務になり億劫になる。やれやれ。そんなものは常に土壇場になってから直感や衝動で決めればいいものを。
さて、30分後の私は晩飯に何を食っているだろうか?

それから、羊文学のburningを聴いた。ギターの感じか何か分からないが、なぜか唐突にものすごく懐かしかった。母親がMDで聴いていた何かの音楽に似ていた気がする。スネオヘアーかエルレガーデンかRADWIMPSだろうか、調べたが分からなかった。ただものすごく懐かしいというだけで、気に入っているかどうかは分からない。

今日はそんな感じである。

追記:
夕食はなすトマトパスタであった。買い物に寄らなくても作れるから。贅沢な悩みだが、家にあるもので作るというのも確定事項だからちょっと嫌だったりする。毎日サプライズが起きてほしい、そう願っているのかもしれない。昨日と同じ日は1日とて無いにもかかわらず……

追記2:
窓から見える道によく三毛猫が現れるので、今日は足を動かしたいのもあり、その道に行ってみた。猫はいなかった。道に誰かが落としたであろう、腐って真っ黒な菓子パンを見つけ、よくみると小さい小さいアリが無数にたかって仕事をしていた。あのパンは道端の何処かにある、アリ達のメトロポリスの貴重な貯蓄になるのだろうか?アリは菓子パンを食べ、私はパスタを食べる。結局、生き物は飯を食わずして生きることはできない。

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