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絶望のあとのワクワクと希望

久しぶりにnoteを書いてます。

8月後半から仕事に復帰し、現在も生後4ヶ月の赤ちゃんを横に寝かせながら、パソコンカタカタして仕事してます。上の子の時は育休という形をとっていたので、赤ちゃんの面倒を見ながら仕事するのは今回がはじめて・・・。

2ヶ月ほど続けてみて『赤ちゃんがいると、こんなにも作業の見通しがたたないものなのか・・・』と途方にくれたり、引き受けた仕事がどんどん遅れてしまったりとズーンとした気持ちになったりしてました。

昼寝したなぁと思ったら15分で起きてしまったり。

作業がノッてきたぞ〜〜〜と思ったら、「うぇーん!」・・・

この日はこれをやる、という仕事がことごとく終わらない。作ったスケジュールは完全に無力・・・。怖くていつまでにやりますって言えない病が発症中・・・。

そんななかでもたくさんの人に助けられて、迷惑かけても状況を説明して許してもらいながら、なんとか仕事ができてます(できているのか?)。ありがたや〜〜〜

先日、はじめて娘と札幌に出張に行ってきました。

ほくじょき.netという団体が主催する女性起業家を支援する団体の報告会です。

北海道中の行政や金融機関の起業家支援を担当する方や、民間で女性の企業を支援する方々が集まって、それぞれの活動報告を聞いたり、それぞれの立場で現在感じていることなどを共有しました。

私は十勝◯◯婦人部の一員として。釧路空港へのPeach就航に伴う女子旅発信ミッションをきっかけに集められた団体ですが、現在では人材育成グループができたりと、旅にとどまらない活動に発展しています。

この会の中でグループごとに行った『あなたは何をしっていて、何を知りませんか?』というワークショップでは、女性の活躍を支援する支援者と、私たちのようにプレイヤーサイドとの意識の違いがとても明らかに見えてきました。

『そもそもなぜ起業したいのかがわからない』

どのグループでも、金融機関の支援者のみなさんがそんな疑問を抱いていて、プレイヤーの私たちからしてみると『え!そもそもそこなんですね!』という驚きとともに大きな発見がありました。

私はいま現在、乳飲み子を抱えて仕事するうえでの悩みを共有しました。フリーランスや自営業はお金の保証がある産前産後休業や育児休暇がとれないこと。病気のときに預け先がなくて、仕事を断らざるを得ないことがあること。

『神宮司さんみたいな困りごとをもった人が増えてきたら、制度もかわってくるかもしれませんね』

という、同じグループにいた金融機関の男性の方の何気ない言葉に、ついつい力説してしまったのですが・・・

『そうではないんです。困った人が増えてから制度ができるのではだめなんです。本当に女性の活躍を願うなら、制度が先にないとだめなんです。何かあったときに安心して子供を預けられるセーフティネットがなければ、仕事を選ばざるを得ないからです』

こんな会話を通じて、私自身も、行政や支援機関が行う女性支援が、ニーズベースでつくられているという事実や、本来はニーズベースではなくて、車に乗るときのシートベルトのようにセーフティネットとして整備されるべきなのだというあり方を感じることができました。

『まずこのギャップを埋めることから始めなければいけないのか・・・』という、一種の絶望と、『そこから始めればいいのか』という希望と。

複雑な想いを抱きながら、メンバーみんなで沖縄料理のお店へ。泡盛を飲みながら(私はシークワーサージュース)、ガハハと笑い。抱いた想いは同じでも、誰を責めることもなく社会は変わると信じている十勝◯◯婦人部のメンバーが、本当に素敵だなぁと思う夜でした。

私自身は、大樹町で子育てをしたいというライフスタイルのあり方から、起業という道を選びました。どうしても、なにか解決したい課題や叶えたいビジョンがあるということでもない、へっぽこ起業。

ただ、願いとしては、そんなありたいライフスタイルを叶えるために起業というものが、女性にとってもっとハードルの低いものであればいいのにと思っています。26時間くらい事業に捧げないと成功できない!というハードモードな起業だけを起業というのではなく。

報告会の最後に、主催の方が素晴らしいことをおっしゃっていました。

『女性の起業支援を突き詰めると、女性の支援だけに留まらず、すべての人が生きやすい社会の実現につながります』

あぁ、本当にその通りだなぁと。

理想の生き方やあり方を、それぞれが安心して選べるために、支援があり制度がある。そしてそんな選択を前向きに後押しできる。そんな地域であるために、私には何ができるだろうと、ワクワクした気持ちになりました。

私たちや、私たちの下の世代の人たちが生きやすい社会であるために。

十勝◯◯婦人部や、ドット道東のみんなと、前を向いて進んでいきたいなぁ。

娘よ、付き合ってくれてありがとね!

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北海道でコミュニケーションをデザインする仕事をしています。企業とお客様、学校と地域、生産者と消費者、異なる領域の溝を埋めるコミュニケーションをデザインすることで、ほしい未来をつくっています。本当に応援したい人と、一緒に未来を作りたい人と仕事しています。(株)キタテラス代表取締役
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