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左尻の問題

左のおしりが大きいかもしれない……

と、思い始めたのは今月に入ってからだ。

またプニプニしてきたので、おうちの中で筋トレを始めた。そのメニューの中に片足ヒップリフトを組み込んでいるのだが、左側のほうが楽チンなのだ。

(ヒップリフト、最初のほうにあるよ!)

すっぽんぽんになっておしりを観察する。
手の平でぽにょぽにょ触ってみる。

自分のことなので確信を得ることは難しいが、なんとなく左側のほうがプリっとしている気がする。

胸と同じように誰かに「左のほうが大きいね!」と言ってもらいたい気もするが、触らせるワケにもいかないし、そんなのただの痴女である。尻ハラだ。

もうすぐ35歳になろうという娘のおしりを母も見たくないだろうし、母に見てもらうという選択肢も却下。


理由をうんうん考えてみたが、あるとしたら自宅のトイレしか考えられない。

うちのトイレ……というか便器は、引っ越してきた当初から気を抜いて座ってると左にスライドしてガタンとズレる仕様になっている。

いつか直してもらわないとな……
と思いつつ早数年
身体のほうが適応してしまった。

うちでトイレをするときは、左尻に常に力を込めている。じゃないと左へスライドしてしまうし、出るものも引っ込んでしまうからだ。

それが染み付いてしまったのか、うちでスライドしてしまうことはもうない。

問題は、外のトイレだ。

左尻に力を入れることがクセになっているせいで、健全な便器に座ると右に傾いているような感覚になる。

ここで左尻の力を抜くのだが、どうにも落ち着かない。わたしの中では、左尻の力を抜く=便器が左へスライドする、という公式が定理として備わっている。

もう、まったく排泄に集中できない。
おしり……と思ってるあいだに終了である。


片足ヒップリフトで己の尻バランスの不均衡に気づくことになったため、とりあえず右尻のヒップリフトを増やしている。

マンションの管理会社に連絡するのが大人としてはスマートなのだろうが、そうすると、なぜ数年放置したんですか?問題が浮上してくる。

そういうのを含めて、連絡する気になれないでいる。



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