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恋路の普遍的な正解を求めて

テラコッタです。


突然ですが

・・・・・

「恋愛に正解ってあるの?」

・・・・・


こんな事を、時々考えます。
この場合の「正解」とは「好きな人とwin&winの関係」の事です。
しかし、こういうと大抵

「人によるでしょ」

なんて言葉を返されます。僕もそう思う所はあります。
でも、それでも、なぜかいつまでも恋愛で失敗し続ける人達がいます。失敗とは、どちらか、もしくは両方がloseする事で関係にヒビが入る事を指します。恋愛に対する価値観は人によるとはいえ、なぜか延々に失敗の迷路に迷い込んでいる人たち。(僕がそうなんですけど笑笑)


こういう人たちは「恋愛は人によるから」とか、「いつか良い人に出会えるから」なんて幻想を抱く前に、考えるべき事と変えるべき行動があるように僕は思うのです。
(ここから先、ブーメランを投げ続けます)

誰だって、「好きな人とは良い関係でありたい」と考えると思います。それなら、「どうやったら好きな人と良い関係でいられるのか」それを知りたいと思う欲求も当然出てくると思うので、今回はそんなテーマです。


それは本当に「好き」?それは本当に「良い関係」?

「好きな人と良い関係でありたい」
これは誰もが抱える欲求だと言えます。
思うに恋愛は、マズローの欲求階層説で言うところの5つの欲求
「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「承認欲求」そして間接的には「自己実現欲求」にも関わると考えています。詳細は省きますが、これだけの欲求を満たせるなら、恋愛する事を否定する要素が見当たりません。

では、どのようにしてこれらの欲求を満たすのか。

これを考えるに当たり、まずは「好き」と「良い関係」についての考え方の足並みを揃える必要がありそうです。

あなたにとって「好き」とは?
あなたにとって「良い関係」とは?


実は、この前提に対する考え方や価値観によって恋愛における「正解」に辿り着けるかどうかが決まると言っても過言ではありません。
そう。恋愛迷子の人達は、そもそも恋愛における「正解」の旅路に出る前のスタート地点を見誤っている可能性が高いのです。ナンテコッタ


「好き」になる前に知って起きたい、自分の愛着型

「人を好きになる」というスタート地点に立つ前に、そもそも皆さんはなぜ人を好きになるのでしょうか?

実はこの「好き」に対するスタンスは人によって異なります。そして、そのスタンスには既に、恋愛の正解に最も辿り着きやすい「正解」が存在します。
こちらについてはコロンビア大学の神経科学者アミール・レバイン准教授の著書「異性の心を上手に透視する方法」で詳しく書かれています。

異性の心を上手に

アミール・レバイン (2016)  「異性の心を上手に透視する方法」
https://www.amazon.co.jp/dp/B01HELXUJK?tag=note0e2a-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1


この「恋愛のスタンス」の事は、「愛着型」や「愛情タイプ」などと呼ばれたりします。

愛着型には大きく分けて、「安定型」「不安型」「回避型」の三つがあります。それぞれのタイプによって、パートナーとの親密性や意思疎通、セックス観や期待の持ち方などに至るまで、様々な場面で考え方が異なってきます。その為、愛着型がパートナーと異なる場合、あらゆる場面ですれ違いが生じる事になります。

この三つの愛着型の内、最も恋愛においてお互いが満足しやすい関係を築きやすいのは「安定型」になります。また、不安型同士・回避型同士ならうまくいくのかと言うと、決してそうではありません。これについてはそれぞれの愛着型について考察する時に触れていきたいと思います。


誰もが参考にしたい「安定型」の特徴

安定型の特徴は以下のようなものです。

・相手に対して自然に愛情表現ができる
・駆け引きをしない
・頼る事にも頼られる事にも抵抗が無い
・自分のしてほしいことを、ためらいなく相手に伝えられる
・ほとんどの人は正直で信頼できるものだと思っている
・極めて個人的な気持ちや考えもパートナーとシェアできる
・悲観したり激昂したり、感情的にならない
・相手からの愛情に適度な期待感がある
・自己肯定感が強い
・相手の拒絶を恐れない
・良い出会いはいくらでもあると思っている
・相手を信じている為、何かあったときでもすぐに相手を許せる
等々


これらの特徴を見ると、誰もが参考にしたいと思えるのではないでしょうか。また、このような相手を好きになりたいと思うのではないでしょうか。

愛着型は、完全にどれらかのタイプに偏るといったものではなく、グラデーションのようなものです。安定型と呼ばれる人の中にも多少なり不安型や回避型が含まれている場合もあります。

恋愛においてより互いが満足のいく関係を築く為にも、「安定型」に近づけるように上記の特徴を取り入れていく事が、まずスタートダッシュとしては良いと思います。


「回避型」、「不安型」の人たちの問題点、原因、改善方法などについてはまた別の機会に考察したいと思います。

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