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第92日目 魔法の薬「へいさく」

5月31日(日)

今日も除草をやっている。去年のノートを見ると

分けつ初期(まだ根が張ってない時)の6月最初の週に田車を入れること。

と、書いてある。まず葉が増えて、根っこはそのあと時間差で出てくるらしい。要は、根が張る前に雑草を除去して、その後稲の根が優勢になれば雑草を抑えることができる、という理論だ。素晴らしい。私は去年の自分をすごいと思いつつ、除草に精を出す。

とにかく、無理をしないことが肝心だ。朝1時間半~2時間。休み休みにやる。ところで、私が学生だった時にスキーが流行った。その時付き合っていたM夫くんはスキーが得意で、私をスキーに連れて行ってくれた。まず夜中3時頃に出発。スキー場の駐車場で仮眠して、開場と共にリフトへ直行。そのままほぼ休憩なしで昼まで滑る。カレーとか食べて、また夕方まで滑る。一緒に行っているはずなのにこの孤独感なんだ!というハードなスキー…。

そんなある時、バイト仲間のスワッチと一緒にスキーに行った。朝着くのは一緒だけど、ちょっと滑ってお茶。それからまた滑ってお昼。またすぐお茶。みたいに、めっちゃ休んだ。おかげで楽しかった。いや、M夫くんとのスキーも楽しかった。あのスパルタ塾のおかげでスキー滑れるようになったし。しかし、あれはスポーツで、スワッチのはレジャーやった。あの時「わーい!スキー楽しい~」って、なったね。場所は御嶽でパウダースノーやったし。

農耕も一緒で、ホンマ、サボりながらやらないと続かない。もちろん、天気を睨みながら「明日までに畝をたてないと!」とか「稲刈りしないと!」って言うのはある。確実にあるんだけど、緩急ってものがある。それは経験によるもので、そりゃ私も3,4年前はもっとテンション高かった。今はやるべきことが時系列で分かるので、ずいぶんとラクになった。

昼に少し休み、しばらく楽天のページやバナーなど、素材作り。夕方また田んぼに出かける。曇りで湿気が多いので小さい虫が多い。チクッと感じて腕を見るとデカい複眼のアブがとまっており瞬間的に叩き落す。もし腫れてきたら「へいさく」を塗っておけばいいだろう。その後もブト(ブヨ)みたいなのがフワフワ寄ってくるので、半そでだったのを長袖にして、頭も手ぬぐいと笠を被り防除。田んぼにアブがいるなんで初めて。昔川で泳いだ時にはよくアブにとまられた。とまった瞬間にバチンと叩けばよい。素手で平気。ハチは尻に針があるけど、アブは口で刺すので、アブの背中から叩けばまったく問題ない。叩きつぶすほどの強さだと体液が出て面倒なので、脳震盪で落ちる程度の強さで叩く。

「へいさく」とは、民間薬で、トロロアオイの花を焼酎に浸けたもの。母が「へいさく信者」で、私も自分で作ったのが冷蔵庫に入れてある。「へいさく」はなんにでも効く。まずは虫刺され全般。ピンセットで小さくちぎったものを絆創膏で貼っておけばかゆみが引く。あとは切り傷、擦り傷の類。母は帯状疱疹も「へいさく」で直したらしい。「へいさく」を貼ってラップするのだそうだ。昔は「フン、そんなわけのわからないクスリもどき」って思っていたのだけど、とにかくかゆみにはてきめんに効く。それで、私も「へいさく信者」になってしまった。

結局アブは刺される前に叩いたみたいで、被害はなかった。アブに刺されると本当に腫れてイヤになる。夜はまた楽天用の素材とページ作り。ちょっと初動が遅かった。もっと早くやっておくべき。ノートに書いておこう。

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交通費 0円 
歩数 0歩
作業 午前中1時間半、夕方1時間半、名古砂で田車を走らせる。
仕事 6月のセール向けのページを作ったけど、クーポンの取得率が著しく低い。
料理 
その他 電話を持って行かなかったので、計測不能。でも、歩いてない。

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