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洗濯機とマネーゲーム

どれだけ洗濯機を持っていなくても、どれだけ新宿で一番ボロい家と揶揄されようとも、マーケットはそんな家の住民にも開かれている。玄関のドアが小さく新型洗濯機が入らなくても、証券口座は開設できる。

2019年5月。東京に来て当時2ヶ月。僕は初任給で株を買った。

株でたくさん儲かれば、どんな新型洗濯機でも入るような豪邸に住めるだろう。

今日は、この3年のマネーゲーム戦績をここで紹介したいと思う。

1年目

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一番はじめ、僕は株の長期保有を目指していた。一部の株の売却を除いては売らなかった。家賃やクレジットカードの引き落としが失敗しない程度に現金を残して、それ以外はすべて株にしていた。

GAFA、NVIDIA、Tencentなどを買っていた。海外株式しか買わないルールなので国内株は持っていなかった。これは「日本株は日中に株の値動きがあるため気になって仕事に影響するのを避けたい」という理由から。

2年目

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株の長期保有は全くできなかった。コロナ前に去年買った株をすべて売って+40万。この時点では「自分は最高のタイミングで株を手放せた」と思っていた。その後はUberに全資産をベットし+120万。それ以外も色々買っているけれど長期間持てる株はあまりなかった。結果的にGAFAやNVIDIAを売るのは失敗だった。たとえコロナショックで一時的に暴落したとしても、それらを持ち続けた方が大きなリターンを得られていた。

3年目(途中)

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Fastlyをめちゃくちゃ買ってめちゃくちゃ下がってめちゃくちゃ損をしている。これは現時点での確定損で、含み損も-110万ぐらいある。ショックではあるが自分の根拠の無い願望は何も変わらないので一部を除いては持ち続けている。そして、僕は1年目の銘柄を再び買い直すことにした。もうどんなことがあっても売らない。シンギュラリティが来るその日まで、持ってることすら忘れる気持ちで。あと、つみたてNISA(楽天・全米株式インデックス・ファンド)始めた。

3年の僕のマネーゲームの成果はほぼゼロ。

かろうじで通算ではプラスではあるが今後の値動き次第ではすぐにマイナスになる。

「市場平均を超えるなんて簡単じゃないか」と思いきやあっという間に積み上げてきた利益が消え去り、インデックスファンドに完全敗北したとき、僕は「投資の大原則」で読んだやつだと痛感した。

マネーゲームではなく、まっとうな資産運用に興味がある人には、以下の記事がおすすめだと思う。僕はマネーゲームしかしていなくて投資の知識は一ミリもついてないのでアドバイスは求めないで欲しい。

つみたてNISAやインデックスファンドの株を買うことは手続きも簡単でリスクも小さいのでお勧めできると思う。

洗濯機を買う道のりはまだまだ長い

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