1日5分の傾聴タイムの効能

最近はじめた習慣。
 
夜寝る前にタイマーをかけて5分、パートナーの話を聴く。
交代して5分、今度は私が話をする。
 
話を聴くときは、意識を全部相手に向けて集中する。
そして聞いた内容について、一切コメントしない。
ただただ、聴く。

そんな1日5分の傾聴タイム。

思っている以上に、心がまあるくなるよい時間なのだ。

もちろん普段から話はたくさんしているし、なにもわざわざタイマーかけて5分と決める必要なんてなさそうに思えるのだけど。

そこをあえて、<この5分は相手に集中して話を聴く>と決めると、受け取れることがたくさんあることに気づいた。

まず、いかに自分が普段は「聞いているようでいて、ちゃんと話を聞いていなかったのか」に気づく。

携帯を見ながら空返事をしたり、別のことを考えながら受け応えをしたり、次に自分が話そうとしている内容に意識を取られたり。

見かけ上の会話は成り立っているのだけど、表面的なやりとりになっていることも多いのかもしれない。

もうひとつ気づいたことは、
話をちゃんと聞いてもらえたと感じると、すごく安心するということ。

自分の存在を受け容れてもらっていると感じることができて、もっと言えば<愛されている>という実感が湧くのだ。

私もパートナーも、心理学やらコーチングやらをあれこれ学んできて、「ジャッジ(評価、判断)なしに聴くことが大切」などというセオリーについては理解してきたつもりであった。

とはいえ、自分たちの日常会話のときに、常にプロのカウンセラーのような姿勢で傾聴できるわけもなく。

会話はあってもきちんと対話していなかったなぁと省みるきっかけがあり、
そして、対話の前にまずは相手の話を真摯に聴くことをやってみようということになったのだった。

5分が短く感じることも、長く感じることもあって
それも面白い。

お互いどんなに忙しくても、1日5分だったら確保できる。

昨日はクリスマスだったので、
「今日はクリスマススペシャルで傾聴時間を5分から10分に延長だよ!」と言ったら、「そんなこと言い出す気がしてたんだよな」と見通されていた。

プライスレスなクリスマスプレゼントということで!

実際のところ、真摯に話を聴き合うということはとても素敵なギフトなのだよ。

(了)

+++++++++++++++

<こんな仕事&活動をしています>
*2019/12/23時点の情報です*

◇離婚・パートナーシップ・家族のご相談専門◇
初回のご相談はお電話で。ウェブから24時間予約可能です。
詳細はこちら>自由が丘テミス法律事務所

◇働く女性のプレゼンス(存在感)アップワークショップ◇
Art of Feminine Presence 2020年度連続クラス「新しい時代を生きてゆく私たちへ」/キャリアカウンセラー&弁護士の2人がリードするアメリカ発の最先端の女性向けグループワークです。
→12/28、1/11 、1/16に体験会&説明会開催します
Chapter1:自分とつながる。セルフケア編(全5回・1月スタート)
Chapter2:他者とつながる。パートナーシップ編(全5回・5月スタート)
Chapter3:世界とつながる。キャリア・ライフワーク編(全5回・9月スタート)

+++++++++++++

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?