フリーランス・個人事業主は理解されない件。孤独こそ味方。
去年にWebライター兼ブロガーとして個人事業主になってからもうそろそろ1年が経つ。
程々に生活できるくらいは稼げているのだけど、それでも何度となく言われることがある。
自由に生きるのは勝手だけど、もういい歳なんだから安定した生活をしろ。定職に就け。
そんな言葉だ。
何やら定職に対しての謎の安心感があるらしく、家族にすら言われる。あれれー、リストラや早期退職者を募るニュースを知らないのかな? と思わずにはいられない。
まぁ、仕方ない。
人は自分の信じたいものを信じ、見たい現実だけを見るものだからだ。
定職について椅子を尻で温めていただけでお金がもらえたのとは違い、日々何がいけないのか何が正しいのかわからないまま、不安とともに生きている。
それがしんどいとは言わないが、まぁなかなかに楽しい。少なくともストレスで体調を崩すことはなくなったし、死にたいと思いつめることもなくなった。
精神面の負担から解き放たれたわけで、それと比べたらしんどさなんてもののは些細ものだと日々実感している。
自由とは、全ての重圧から解放されるわけじゃない。
フリーランスや個人事業主っていうのは、言ってしまえば定職の人々が毎日気にしていない不安と常に戦い続けているわけで。
だからこそ、いろんなことに挑戦するし、失敗を繰り返しながら成功をつかみ取る。
どっちに属している人間が偉いとかそういうんじゃない。
ただ僕はそんな挑戦し続ける毎日を面白いと思うし、人生を賭けてやり遂げたいことだと考えている。
しかし家族はそれを理解できない。
どれだけ口で理解していると言おうとも、定職でずっと働いてきた人にとっては未知の世界でしかないのだ。
はっきり言えば、定職で働いている人には、フリーランスや個人事業主という働き方は絶対に理解できないし、されない。
もしこれからフリーランスや個人事業主になる! という人がいるなら、理解者は自分しかないということだけは覚えておいて欲しい。
始めるのも辞めるのも自分次第だ。
いざスタートしてみて不安になったのなら、現実ではなくネットの世界で同じ仕事をしている人と交流を持つと良いだろう。
自分と同じく苦しみながら人生を謳歌している人々がそこにいるはずだ。
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