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好きなことをやりたいなら、自分の原点を見つけよう

好きなことを仕事にしたいと思う人は多いだろう。

僕自身、今好きなことを仕事にしている。

それはとても幸せなことなのだろうし、楽しい日々ばかりかと言われればそうでもなく、ぶっちゃけしんどいことの方が多い。

しかし充実感は凄まじいので、何となくトントンになっている――そんな状態だ。

さて、この好きなことを仕事にするというのは案外難しい。

そんなのわかってるよ! と思う人もいるだろうがまぁ落ち着いてくれ。

好きなことを仕事にするには、好きという気持ちだけではどうしても続けられない。

その程度では乗り切れないほどの現実が待っているからだ。

だからこそ、僕は好きを仕事にしたいのなら原点を知れ、と常々思っている。

原点を知ることが何よりも大切

原点とは、自分がどうしてその仕事をしたいと思ったか、だ。

例えばだが僕の場合、「誰かを笑顔にしたい」という願いが根底にある。これは幼少期に両親から放り出されたりとまぁいろいろあった末に抱いた願いでもある。

だからこそ、ぶっちゃけ方法は何でも良かった。

こうして文字書きをしているのは、自分にとって文字を書くことが好きだったからであり、飽きもせずに続けられたからに他ならない。

ぶっちゃけこれが営業だとか料理とかだったら間違いなくそっちの道に進んでいた。

今、文字を書いて生活しているのはたまたまだ。

原点を叶えようとしたら、何となく好きだったことが合致しただけに過ぎない。

しかしだからこそ、飽きもせずに続けていられる。

苦しいことがあるし、不安もたっぷりあるのだけど、「誰かを笑顔にしたい」という根本を知っているから、気持ちがブレない。

フリーランスなんて新しいことに挑戦して販路を広げてなんぼだが、原点を知っているおかげで、どうしたらいいのかを軸を持って考えられている。

ぶっちゃけ作家として本を出しても、嬉しいとか感じたことはない。お金が入ったら嬉しいけど。

なろうやカクヨム、ハーメルンとかに投稿している作品に感想をもらっても、モチベーションが上がるといったこともない。

感想なんか書かずに黙ってくれていていいから、ほんの少しでもあなたの幸せに繋がったのならそれでOK。

何ともアホである。

しかし自分以外の要素にモチベーションを左右されないという大きな利点がある。

今、フリーランスや個人事業主として会社に属さずに生きたいと考えている人も多い世の中だ。

ぶっちゃけ会社に属していたところで将来がどうなるかなんて誰にもわからない。

そんな中で、自分のやりたい仕事をやろうと挑戦する人は凄いと心から思う。

だからこそ、挑戦するのなら誰の意見にもブレない自分だけの原点をまず見つけて欲しい。

自分が何故それをやりたいのか。

自分はどう生きたいのか。

自分は死ぬ時にどんなことを後悔するのか。

考えて考えて考え抜いた末に、原点は見つかるだろう。

それはもしかしたら過去のトラウマを思い起こすものかもしれないが、蓋をするか正面から向き合うかを選ぶのは自分自身だ。

キツいもんだが、一度受け入れてしまえばそれほどしんどくなくなる。

コロナ禍の今、自分だけで食っていこうと考えている人は、是非自分だけの原点を見つけてみてくれ。

思わぬ道を授けてくれるかもしれない。


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