「やればできる!」というメンタルを育てる4つの方法

「やればできる!」というメンタリティの事を心理学の世界では「自己効力感」と呼びます。

この自己効力感を持っている人は、仕事等でも成果を出しやすい事が証明されています。

職場で部下や後輩を持っている人は、マネジメントの一環として部下や後輩の「自己効力感」を高めることで、チームの成績を伸ばす事が期待できます。

ここでは、自己効力感を高めるための4つの方法を以下に紹介していきます。

自己効力感を高める4つの方法

①直接的な成功体験を与える

自己効力感を高める為には、実際の成功体験を与える事が重要です。営業であれば粘り強く指導をしつつ課題を与え、部下や後輩が自分の力で受注できるように導く体制をつくりましょう。一度、自分自身の力で成功する経験を得た部下や後輩の自己効力感は確実に高まり、主体性をもって業務に取り組むようになるはずです。

②モデリングで間接的な成功体験を与える

モデリングとは、お手本を見せて実際にうまくいくのを観察させることです。営業であればアポイントの取り方や客先での営業話法、クロージングまでの流れをそばで見学させてあげましょう。そうすることで「こうすれば自分でも結果を出せるんだ」という気持を育ててあげる事ができるでしょう。

③説得する

「君ならできる」と何度も期待を込めて言い聞かせることです。人は期待を込めて接すると、その期待に応えようと成長する働きがあります(教育心理学では「ピグマリオン効果」と呼ばれています)

④メンタルとフィジカルを整える

自己効力感はポジティブな気分の時には高まり、ネガティブな気分の時には低下する事が分かっています。自己効力感をキープするためには運動をしたり、睡眠をしっかりとるなどして、心身の状態を整えましょう。一流の経営者や結果をだす人がジムに行ったりして身体を鍛えるのは自己効力を鍛えているとも言えます。

自己効力感の育て方を有効利用して、自分自身のみならず、部下や後輩の成長にも役立てみてはいかがでしょう。

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