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都内で相次ぐマスク不足、これからどうする?

 今回は、都内を中心とし、今日本全国で深刻な問題となっているであろう「マスク不足」についてのことと、その事態でも最低限できることについてまとめていきたいと思います。

新型コロナウイルス(2019-nCoV)について

 株式会社サラヤさんによると、コロナウイルスには様々な種類のものがあるらしく、人に被害を及ぼすものとしては6種類あるようです。このうち2種類は人類に重篤な被害を及ぼす原因になってしまうものであると言います。

 主な感染経路としては、飛沫感染(くしゃみなど)と接触感染(くしゃみを手によるものなど)があります。特に公共交通機関では吊り革や手すり、そしてバスの降車ボタンに関しては注意が必要です。

 治療法としては完璧なものはなく対症療法が主な方法であると言います。対症療法とは、表面化している症状を緩和するが、根本的なものに関しては死滅ができない療法ということです。

新型コロナウイルスによる日本での被害事例

 主な事例としては、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での乗客・乗員の感染があります。2020年2月13日現在では、計218人の方々の感染が確認されています。被害が確認された当初からクルーズ船は隔離されており、中には糖尿病の症状を緩和させる薬がなくなってしまって困っている方も乗船されています。

 また、最近では武漢市(中国、湖北省の省都)からの邦人(40代男性、埼玉県居住)の方がPCR検査にて、コロナウイルス感染を示す陽性が判明しました。

 このようにして、今では東京だけではなく神奈川県や埼玉県など、感染地域が拡大しています

 ですので、被害が広まり続け、そして確固たる治療法がない現状、私たちにできることを最低限行っていかないといつ自分が被害を受けるかが分かりません。

とにかく、できる対策はしておく(対策法)

 だからこそ、今できることをしよう。「感染はしない、させない」。一人ひとりの意識で結果は大きく変わります。

①:飛沫感染に関して可能な対策

(1) マスクの着用

(2) なるべく外に出ない

(3) 人の多いところでなるべくくしゃみをしない

 飛沫感染に関しての対策は、現状、上のものしかないと考えています。(1)の「マスク着用」に関しては、今現在マスク不足になっていますので、入手が困難であります。ですが、意外と都心のほうに行きますと、ドラッグストア以外(例えば東急ハンズ)ではマスクを販売している事があります(2020年2月13日夕方確認)。国規模でマスクの増産に動いていますが、それ以上に需要は多いですので、早めに行動してマスクを購入しましょう。オンラインでも販売していますが、これを狙った比較的悪徳な業者などがマスクを超高額で販売していますので、本当に緊急な場合以外はオンラインで買わないようにしましょう。

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※追記
→マスクについてですが、物によって防ぐものが異なるので、各マスクを製造している会社のサイトを参照してください!!
(参考サイト)

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 また、不用不急の外出はなるべく避けるようにしましょう。コワーキングスペースのLODGE(ヤフー本社内にあります)さんでも、不用不急での利用は避けるように促す傾向になっています。

 あと、人が多い場所では手で押さえずにくしゃみをすることは控えましょう。今はくしゃみに関してもピリピリしている方が都内には多くいると思っていて、くしゃみをするとメンタル的にもさらにイライラしてしまいますので、快適な通勤通学のためにも気を付けましょう。

②:接触感染に関して可能な対策

(1) 手を洗う回数を多くする

(2) うがいを必ずを行う

(3) なるべく公共交通機関での手すりにはベタベタと掴まない

(4) アルコール消毒

 (1)、(2)に関してはウイルスに関わらず大切なことでありますので、なるべく実施しましょう。

 (3)に関しては、かなり難しいことであるかもしれないです。都内やその他の場所でも、電車が混雑していることは日常茶飯事です。そんな時には立つ事が強いられ、それによってつり革につかまざるを得ないです。それは転倒などによるリスクを考慮して重要です。ですが、なるべく接触感染は避けたいので、面倒ではありますが、アルコールを別のハンカチ等に染み込ませたりしてその上からつり革をつかむ事をすると良いかと思われます。今現在ではタクシーにおいても感染が確認されているので、どの場所でも外に出たら細心の注意が必要です。

 (4)のアルコール消毒に関してですが、コロナウイルスは「エンベロープウイルス」(封筒のようなもので、アルコールがウイルスにつくと周りを囲む紐のようなものがほどけてアルコールがウイルスに攻撃できるような構造を持ちます)であるので、比較的アルコール消毒が効きやすいです。ですので、積極的にアルコール消毒(70%)を行うようにしましょう。物体の表面には、次亜塩素酸ナトリウムNaClO(0.1%)が有効らしいです。ただし、次亜塩素酸に関しては、トイレの漂白剤に含まれている塩酸等の強酸性物質の混合すると、

NaClO + 2HCl → NaCl + 水 + 塩素ガス(超有毒)

という反応にて、黄緑色の有毒な塩素ガスが発生してしまうので、そのような知識を頭に入れた上でこれらの薬品は使用するようにしましょう。

終わりに

 今回はコロナウイルスに関してまとめました。一人ひとりの対策への心がけが、今後の安全性の向上になることを祈って、これからも対策を続けていきたいと思います。

今回もありがとうございました


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