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売れるセラピストと売れないセラピスト

こんな記事を発見。
セラピストも営業職です。セラピストなど技術職にも参考になることが多々あったので今回はこの記事を元にお話します。

売れる営業、売れない営業の「違い」は?

(本文より抜粋)
営業は、企業の未来を担う重要な任務のうちの一つです。しかし、当の営業社員が「営業は誰でもできる簡単な仕事」「ガッツがあればなんとかなる」などといった間違ったイメージを持ったまま、仕事をしていることも多いものです。
「それは大きな誤解ですね。このままでは、その会社の未来は厳しいかもしれません」

これになぞっていうと、
「セラピストは施術する相手の未来を担う重要な任務です。」

未来?はい、未来。だって、「その人の健康」は今ではなく、この先どうなっていくかだから。
しかし、セラピストへ転身しようと考える人のほとんどが「誰でもできる簡単な仕事」と思っています。また、この職に就いてもなお、「簡単な仕事」のままやっている人も多い。

『それは大きな誤解ですね。そのままでは数カ月、数年後にはその者はセラピストではなくなっているでしょう』
今回は「セラピストのよくある誤解」を解き、トップセラピストになるための考え方をご紹介していきます。(って、文章まんま引用やんww)

■営業職は誤解されやすい

(本文より抜粋)
「強引に商品を売る」「顧客に頭を下げてばかり」「数字に追われていつも多忙」「朝晩問わず営業をし続けなければならない」……。
このように営業というと「大変な仕事」というイメージが先行しやすく新卒中途問わず、人気が無くなりつつあるようです。

「強引に商品やコースを売る」「お客様を神様扱いしなくてはならない」「数字やノルマに追われるプレッシャー」「土日も仕事」…。
このようにセラピストというと「大変な仕事」というイメージも先行しやすく、最近サロン業界、人気が無いんですって!

(本文より抜粋)
たしかに、以前は上記のような側面もありました。しかし、現在は~(略)とにかく長く働いてたくさん売上を上げるというスタイルは通用せず、与えられた条件の中でいかに効率よく成果を出すか、「体力ではなく、知力で勝負する」ことが必須となっているといえるでしょう。

セラピストもそう。この仕事を長く続けたいなら早い段階で長く続けるための知力を養う必要があります。「体力より、知力」。しかしそれに気付かないセラピストが多いよね~

(本文より抜粋)
以下にあげるのは、営業職に就いている人が陥りがちな、誤解の例です。
これらの思考に陥ると、ゆくゆくは思考停止してしまいます。すると、モチベーションが下がり、社内に「売れない営業」を増やしてしまうこともあるので管理者として注意をしていきましょう。

はい!この先は、
「売れないセラピスト」のままでいたい人は読まないでください。

■誤解1:専門性が低く、簡単である

「営業なんて誰がやっても同じ仕事」と考え、簡単な職種と見下し、上昇志向を失う

セラピストはさすがに「誰がやっても同じ仕事」とは考えないでしょうが、「簡単な職種と見下し、上昇志向を失っている人」は多いです。というか、これがほとんどですね。口では「良いセラピストになりたい♡」と言っていても行動が伴わない人99%なので、この業界は口だけ星人の温床です。でも、だから逆に、本気でやればすぐに抜きんでれる業界でもあるんだけどね~。

(本文より抜粋)
世間話の中で顧客のニーズを掴み、問題解決の提案につなげられるか、ただの無駄話に終わるかは、営業マンの腕一つにかかっているといえるでしょう。

お客様との会話をただの無駄話にしちゃってる人、多し。「何をお話した?」と聞いても「えーと…、肩こりが辛いそうです」「他には?」「腰も少し痛いらしいです」「・・・」

セラピストという職業は、営業マンどころじゃなく相手との距離感「0(ゼロ)」の仕事です。美容師などもお客様との距離は近いですが、セラピストは素肌に密着、裸体に直接触れるわけですから、相手のパーソナルスペースに入り込みまくりです。しかもそれが1時間、2時間という長時間!!それだけ接しておいて、その情報量の乏しさ、何?????と聞いて呆れることは過去、ありすぎました。

セラピストは揉んどきゃいいってもんじゃありません。逆に一方的にこっちからしゃべりまくりもウザいです。相手が心地いい状態の中で、相手の理想、要望につながる情報を聞き取ること!お客様との会話をただの無駄話に終えるべからず。

(本文より抜粋)
心配りや商品特性を生かした提案などがなければ不可能でしょう。顧客から「○○さんだから任せられる」と言われる営業は、質を保証された“職人”のような高い専門性を有しているといえるかもしれません。

です!ほんとそのとおりです!

■誤解2:運と勘と人脈さえあれば、なんとかなる

新装開店時や広告を出した時などの、瞬間的な盛り上がりで短期間で大きく売り上げた経験や、ご紹介を立て続けに頂けて、しかもけっこうな太客だったりした経験があると、それが自分の実力だと勘違いしてしまう人も多いですね。

(本文より抜粋)
大きな売上をあげた快感と自負だけは残りますので、営業としての能力向上への努力を怠り、「次の偶然」を探してしまうかもしれません。
こうなると営業として売れるロジックが何一つ蓄積されないまま、フラフラと“ラッキー”を求めてさまようことになります。やがて売れなくなり、モチベーションは下がっていくことでしょう。
真に稼げる営業は、売れるパターンを持っているものです。偶然に頼らず、ロジックを持って売れる営業社員を育てることをめざしてください。

真に稼げるセラピストはいつ何時も行動にアップダウンがありません。
いくらお客様からほめたたえられようが、芸能人が来ようが、メディアに取り上げられようが、ひとたび施術に入れば淡々と、そして日常でも常にセラピストとしての自身を向上させることを怠らない。何があっても揺るがないセラピストこそが、「ロジックを持って売れるセラピスト」となれるのです。

■誤解3:商品知識さえあれば、数字はついてくる

(本文より抜粋)
このような誤解をするのは、売りたい商品についての知識優先で考える「頭でっかちタイプ」の営業社員です。真面目で、熱心に商品のことを勉強しますが、困ったことに「商品の知識があれば営業は上手くいく」と思っている傾向があります。

これはもうセラピストあるあるあるあるあるあるすぎて。「技術さえあれば上手くいく」と99%のセラピストは思っています。

(本文より抜粋)
営業の本質として、お客さまの抱える課題解決法を提案していくことがあげられますが、その考えが、このタイプには抜け落ちています。商品のことを詳しく語ることができても、お客さまの課題に対してソリューションとならない営業は「押し売り」と同じといえるでしょう。
商品知識があるに越したことはありませんが、知識第一主義にならないことが重要なのです。

まさにこのとおりです!全国のセラピスト、セラピストを志す人全員に気付いて欲しい・・・!!!

知識や技術はもちろん大事(ってか職人なのでそんなのあって当たり前)。
しかし、お客様の抱える〝真の困り事〟に気付けなければ無意味です。目の前の人が『今、一番何に困っていて、どう解決したいのか』を瞬殺で察知することできないのであれれば、売れる(デキる)セラピストへのスタートラインにすら立っていません。

■自分の「強み」を生かすことからスタート

(本文より抜粋)
例えば、人と会って話すのは苦手でも、テレアポが得意なら積極的に電話をかけていけば良いのです。自分の得意な業務をこなしていくことで、成功法則が見つかることがあるかもしれません。

会話が苦手、施術中に話すと集中できない、というセラピストも多いです。話術に自信がなくても技術力が最大の武器と自負するなら堂々と施術し、終了後にお客様の体の状態や改善方法を丁寧に説明差し上げれば良いのです。

「まだ技術は未熟だけど、とにかく癒したい!という気持ちは誰にも負けない!ならリラックスしてもらえる様、徹底的に工夫すれば良い。頭を使うんです。

(本文より抜粋)
注意が必要なのは営業として何も挑戦しないうちに「私には長所がない」と思うこと。これは不要な先入観です。~略~自分に合うと思った業務が見つかったら、“チャンス”と思って

他と比べてすぐ落ち込むセラピスト、
自分には無理だ、出来ない、とすぐふてくされるセラピスト、
ごまんといますが、

工夫し尽くした?
頭ひねりまくった?
これ以上何も絞り出ないというところまで考え抜いた?そもそも、

なぜ、セラピストになりたいと思ったのか。

そこに絶対的な「志」と「覚悟」があれば目覚められます。
セラピストは個性発揮するしかない職種なので、自分の得意なことに一目散に気付き、そこを伸ばしていくっきゃないですね!

■「考えない営業」に未来はない!

(本文より抜粋)
売れる営業社員とは、「自分から顧客に提案できる人」といえます。
しかし、お客様への提案というのは一朝一夕にできるものではありません。提案に至るまでは非常に「ロジカル」に物事を組み立てなくてはならないのです。つまり、営業社員自身が“考えて”行動する必要があるといえます。

技術者は自分の施術を受けてくれる人がいるからセラピストでいられます。受け手がいなければセラピストではいられません。では顧客はどこから?

永遠に新規顧客を獲得し続けるのは限界があります。広告費もかかりますし、クーポン誌など安売りから来るところに「あなただからこそお願いしたい!」といったニーズは持たれません。よって、売れるセラピストとは、「リピーター」いわゆる常連さんだらけになることが大事ですね?

でも多くのセラピストがその場で次回予約を頂けない。
リピートされたとて数回で終わり、長くは続かない。

なぜでしょうか?

また来ていただける、長く通っていただけるのは、「自分から顧客に提案できる人」です。お客様の悩み改善や目標を叶えるための施術計画を「ロジカル」に組み立てて差し上げるのです。これをしないセラピストが多い。次回来店するかどうかを相手にゆだねる、「月一くらいはやった方がいいと思います」などとテキトーな提案しかしない。

体は人それぞれなので、通り一遍等の同じパターンがすべての人に当てはまるわけがありません。施術計画にマニュアルなんかない。

つまり、「セラピスト自身が〝考えて〟行動する必要がある」といえます。

結論。
頭、使え。

頭使わない営業、
頭使わないセラピストが多いってことだな!

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