サツマイモダイエットpoint3つ
サツマイモの魅力的な成分。
先日も言いましたがビタミンC。
これはリンゴの7倍以上も含まれているのだそうです。
ビタミンCはコラーゲンの生成に関わるので、
コラーゲンの生成力もサツマイモはあげてくれます。
ニキビ予防や傷跡の回復、
シミやくすみの改善、
免疫力を上げるなど、様々な点で大活躍です。
続いて、アントシアニン。
これは血液をサラサラにしてくれる成分として有名です。
アントシアニンは紫色の色素のことで、
抗酸化作用のあるポリフェノールの一種です。
特に紫芋はアントシアニンをたくさん含んでいるので
紫芋もめちゃくちゃいいですね。
疲れ目の改善、視力回復、活性酸素の生成を抑えるなど
アンチエイジングにもなります。
血液をサラサラにしてくれる効果が高いので肝機能向上もさせます。
慢性疲労の人やお酒をよく飲む人はアントシアニンが大事ですね。
さらにアンチエイジングを促進させてくれる成分がビタミンE。
これもサツマイモがたくさん保持しています。
サツマイモ1本で1日に必要なビタミンEを摂取できちゃうのです。
このビタミンEというのも抗酸化作用が高いと言われていますよね。
つまり老化防止のビタミンです。
老化する原因の活性酸素をビタミンEがかなり抑制してくれるので、
若返りのビタミンとも呼ばれています。
血管や細胞の老化を防ぐとのことで、
こちらも生活習慣予防に繋がる成分です。
まだまだご紹介したい成分がありますが、最後にカルシウム。
白米の10倍以上も持っていると以前お話しましたよね。
現在日本人はカルシウムが不足しやすく、
成人の1日の推奨摂取量が600mgなのですが、
その6〜7割しか摂取できていない人が多いんです。
カルシウムが不足するとイライラしたり、
ストレスが溜まりやすくなったりするというのはよく聞きますよね。
さらには骨粗しょう症の予防、運動器症候群。
これは動作がしづらくなっていく、
移動するための能力が不足したり衰えたりしていく症状のことで、
介護が必要になっていくのですが、
その予防にもカルシウムが関わっているので、
どのみち不足したくない成分ですね。
というわけでサツマイモが持つ美容と健康パワー、
栄養成分をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
皆さんにサツマイモの魅力が伝わったんじゃないかなと思います。
そろそろ皆さん、サツマイモが食べたくて
仕方がなくなってきているんじゃないでしょうか?
そんな魅力的なサツマイモを効果的に食べる方法が3ステップあるので、
そちらを解説していきますね。
1つ目のポイントは、必ず皮ごと食べること。
栄養成分の説明にも出てきましたが
皮と実の間やサツマイモの皮そのものに栄養が含まれています。
表皮から約5ミリのところに80%ものポリフェノールたちが存在しているので、
皮をむいて食べてしまうと、
大半のポリフェノールを捨ててしまうことになるんです。
2つ目。
サツマイモをダイエットに用いたい場合は、
朝食に食べるのはサツマイモだけにしてください。
焼き芋以外は食べません。
その他のおかずなどを食べないようにするのが
サツマイモダイエットの秘訣です。
焼き芋には朝食として必要な成分が含まれているので、
サツマイモだけで大丈夫かな?と言う心配は無用です。
ここでその他のものを食べてしまうと、
結果的にカロリー過多の状態に陥ってしまうので、
ダイエット目的の場合はサツマイモだけにしてください。
3つ目。
焼き芋は冷やすことでダイエット効果などがさらにアップします。
血糖値の上昇抑制、
便秘解消作用、
中性脂肪減少作用、
美肌効果というのが、
冷やし焼き芋になると効果がアップするのだそうです。
これは本には載っていなかったことなので、自分で調べました。
サツマイモを加熱して冷やすと、
デンプンがレジスタントスターチという、
体内に吸収されにくい物質に変化するのだそうです。
だから、ダイエット的視点で糖質が気になるという方には、
ありがたい効果に転じます。
熱々の焼き芋も美味しいですが冷やしても美味しいですよね。
うちではよくサツマイモやカボチャを蒸し野菜で作っておいて、
そして朝、スムージーを作るときに入れます。
うちはバナナをベースにスムージーを作るのですが、
甘くてめちゃくちゃ美味しいんですよ。
秋っぽい味になるのでおすすめです。
▼音声で聴きたい方はこちら
(2022年10月13日配信分)