禁酒できない❗️

コンビニで買える金色の泡はしあわせになどしてくれないと知っている。澄み切った勝色の空、ぽっかりと浮かんだ丸い星とそっくりな街灯のまたたき。全てを投げ出して出てきたつもりでいたけれど何時間かすればきっと6畳の1R、明日に思いを馳せても浮上するのは歪な心情。だれかの理想には程遠いただの草臥れ萎れた人間。移ろう季節に胡乱げな視線、優しさを置き去りにして帰ることはできる。ろくでなしだと笑ってくれよボーイ。

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