株トークin 大阪 初心者セミナーのレポ(前置き)

2月16日に投資家のたーちゃんさんによる初心者投資家向け説明会がありました。これ本当に良い意味での「初心者向け」だったと思います。ぜひ多くの人にここで語られた内容は知ってもらいたい。

というわけで2/18から3回に分けてセミナーのレポをはじめようと思うのですが、その前にいつもの前置きを書きます。(私は前置きを書かないと本題に入れない人間なのでそこは諦めてください。読みたくない人もいると思うから記事分けましたw)

参加した人に読んでもらって、こういうところ足りないぞとかここはニュアンスが違うぞ、という部分があればご指摘いただければと思います。

後、先にお断りしておくと、さすがに「財務分析ワーク」の部分は当日参加した人だけの特権だと思うので触れません。今回のレポを読んで興味持った人はぜひ次回以降の株トークに参加してみてください


◆良い意味での「初心者向け」

良い意味での「初心者向け」というのは「簡単」という意味ではないと思っています。「不変の原則に沿っている」だとか「これから始める人がちゃんと知るべきことを、手順を追って説明している」ということです。簡単に言うと「基礎をおろそかにしない」ということです。

特に「リスクを軽減する」「安全域を意識する」という部分に重点が置かれていて、長く続けられることを目的とされていました。

正直、私は今回の内容、自分が投資はじめたころに聞いてたらたぶんめんどくさいなと思っただろうし、そもそも半分も理解できなかったと思います。簡単ということでは決してない。でも、一方で初心者の時に、この壁を越えてでもきっちりこういうのを知っておきたかったな、という内容でした。



◆悪い意味での「初心者向け」

逆に、ネットでは「初心者向け」と謳っているが実際は上級者向け=初心者がやるとカモにしかならないものがたくさんあります。これは本当に「簡単」だとか「単純」という意味です。やれ「私のいう銘柄を買いさえすればいい」だの「私の言う通りに売買すればいい」だの「チャートに線を引いただけで勝てる」だのといろいろありますよね。

当たり前ですが短期において「大勢の人が群がっていて、かつ少数の人が大勝ちしているもの」はその時点で危険です。

この手の「必勝法」的な話は短期に限りません。中期のもので「内需のストックビジネス買っておけばええねん投資」とか「配当+優待利回り投資」とか「優待期日1か月前に買って権利落ち日前に買うだけでええねん」とか「一部昇格先回り」という投資手法も有名です。詳しくは知りませんが「IPO」周りの投資についてもいろんな必勝法がネットには溢れています。

実際今でもこのあたりは有効なものが多いと思います。でも、なぜそれが有効であるかという背景の仕組みを理解している必要がありますし、なによりそこまで理解できていたとしても、あまりに多くの人が「これは絶対にうまくいく」と思ってそちら側に偏りすぎたら絶対に崩れます。

初心者の人ほど「単純」「簡単お手軽」「絶対に大丈夫」につられやすい傾向があるように思います。でもそんなうまい話は絶対にない。結局、基礎をすっ飛ばした人は後でしっぺ返しを食らう。私はそういう風に考えてます。なので、初心者ほど、ちゃんと基礎を「自分で勉強して」しっかり物にすることは重要だと思うのです。


長々書きましたが、言いたいことは冒頭と同じです。

2月16日のセミナーは良い意味で、本当に初心者向けだったと思います。初心者の人には難しい話もあったと思いますが、そのあたり補足しつつレポ書こうと思いますのでよかったら読んでくださいね。

役に立ったと思ったらおひねりは歓迎です(乞食)

よろしければサポートお願いします。いただけたお金は岡崎良介さんへの推し活に使わせていただきます