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遂に完成!高校生と一緒に作るWeb CMプロジェクト!
一人ひとりの個性や得意分野を伸ばし、ワクワクする人生を送るための教育を目指しているN高等学校・S高等学校(以下N/S高)とのコラボレーションプロジェクト【N/S高×アサヒ飲料「100 YEARS GIFT」高校生と一緒につくるWeb CMプロジェクト!】を実施しました。「100 YEARS GIFT」の公式キャラクターのワックー&ニコを使ったWeb CM制作でグランプリを目指すべく、N/S高生が全20チームに分かれてCM作りに奮闘。6ヶ月という長期にわたる制作を経て迎えた最終選考での生徒さんたちの様子と、彼らが手掛けた実際のWeb CMの全編をお届けします。生徒さんたちの創造力と努力の結晶をお見逃しなく。
過去の記事も、ぜひご覧ください。
【N/S高×アサヒ飲料「100 YEARS GIFT」】高校生と一緒につくるWeb CMプロジェクト!https://note.com/asahiinryo100yg/n/nf317cfb0b1f0
【N/S高×アサヒ飲料「100 YEARS GIFT」】プロジェクト進捗をご紹介!https://note.com/asahiinryo100yg/n/n45f077d547ea
【N/S高×アサヒ飲料「100 YEARS GIFT」】プロジェクト進捗をご紹介!最終選考に進むのは!?
6ヶ月の集大成、3チームによる最終プレゼン
6ヶ月にわたるプロジェクトの集大成として、最終選考で選ばれた3チームが当社での最終プレゼンに挑んでくれました。3チームの生徒さんたちは、緊張と期待が入り混じる中、本社へと到着。大きな声で挨拶をした後、プレゼンの準備を整え、いよいよ運命の瞬間を迎えます。プレゼン中、各チームは緊張しながらも堂々と発表を行いました。途中でWeb CMが止まってしまったり、スライドが戻ってしまったりと小さなトラブルもありましたが、まったく動じることなく冷静に対応していました。ここへ来るまでに、何度もプレゼンの練習を重ね、事前準備をしっかりと行ってきた成果が感じられました。今までのプレゼンはオンラインで行っていましたが、今回は対面での発表。当社の社長や常務の前でのプレゼンということもあり、非常に緊張している様子でした。それでも、各チームはしっかりと伝えたいことを時間内に発表し、その努力と成果を見事に披露してくれました。
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最優秀作品に選ばれたのは…!?
プレゼンが終わると、審査員である社長の米女、常務の守谷、今回のプロジェクトに携わってくださった代理店の方は別室で審査を行いました。3名の審査員がそれぞれに一番良いと思う作品に 3点、次に良いと思う作品に 2点、三番目と思う作品に 1点をつける採点方式で点数を付けました。審査中、緊張しながら結果を待つ生徒たち。いよいよ結果発表がされる瞬間、会場はシーンと静まり返ります。そして社長の米女から発表された結果は、なんと、審査員全員の意見が割れ、最終的に3作品が同点で3チームすべてがグランプリというものでした。全員が安堵や驚きの表情を見せ、互いに拍手をし合って祝福する様子が見受けられました。
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(右)全員が拍手をして祝福し合っていました。
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それぞれの想いが詰まった3チームのWeb CMをHPに掲載しています。ぜひこちらからご覧ください。
結果発表の後の興奮も冷めやらぬ中、3チームのメンバーからそれぞれ感想を伺いました。
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――プロジェクトに参加した感想を教えてください。
北村 最高のWeb CMを制作するために、授業でもらったアドバイスなどを随時更新し続けることが本当に大変でした。でもそれがすごく楽しかったです。
関野 大きな企業の社長にプレゼンを見てもらう機会は滅多にないので、本当にいい経験になりました。私のチームのメンバーは絵を描くのが好きな人が多いので、その強みを生かしつつ制作を進めることができたと思います。
安部 高校生の立場で半年にもわたる長期のプロジェクトに携われて本当に楽しかったです。私のチームは、それぞれに映像編集や音楽編集など得意分野があって、それぞれの得意分野を生かし合いながら今回の制作を楽しく進めることができました。好きなことで活躍できる、大きなプロジェクトに参加したことが、力になったと感じています。
――最終選考を経て、今の気持ちを教えてください。
北村 そもそも最終選考まで来られると思っていなかったから、最終選考に進めると聞いた時点で驚いたし、結果を残せたことも本当にうれしいです。
関野 最終選考に残れてウキウキだったが、ここにきてほかのチームの完成度が高すぎて正直不安な気持ちにもなりました。でも結果、全チームが最優秀賞でとてもほっとしました。
安部 結果発表ではじめに「立川A」と聞こえた時は、ダメだったと思い手が急に冷たくなって…。結果的に、僕たちのチーム名も呼んでもらえてうれしい気持ちはありましたが、その半面でやはり単独で最優秀賞を取りたかったという気持ちもあって少し悔しさもありました。でも多様性や個性が生かせたから全チームが評価されたのだと思うので、満足しています。
――このプロジェクトを受けて、何か自身の未来につながる成果はありましたか。
関野 高校生でアサヒ飲料の本店でプレゼンをしたこと、そこで最優秀賞を取れたことはどこでも胸を張って言えることなので、本当に大変でしたが自信につながりました。
安部 普段アサヒ飲料の商品を飲むことはあっても、実際に働いている人と会えることや一緒にプロジェクトを進められることは簡単にできることではないので、本当に有意義な時間でした。ましてや社長や常務の前でプレゼンをしてお話をできる機会まで設けてもらえて、貴重な体験ができたと感じています。また、長期のプロジェクトを完遂できたこと自体が自信になりましたし、実際につくる中で新しく学べた知識がたくさんあって、今後に生かせると思いました。
高校生がつくる未来へ、アサヒ飲料としての想い
結果発表の後、N/S高の生徒たちと社長の米女、常務の守谷が対話を行いました。対話の中では、生徒たちは「100年先の未来へ」というプロジェクトのテーマに基づき、アサヒ飲料がどのように考えているのかを尋ねました。社長の米女は、ブランドを作り上げた人々の思いを大切にしながら、ブランドを成長させ、未来にどのようなブランドになってほしいかを思い描き、次の世代にプラスの形でバトンタッチすることの重要性を語りました。そのために、過去を振り返り、未来を想像することが重要であると伝えました。
※ちなみに、この理念からコーポレートSNS「100 YEARS GIFT」という名前が生まれました。
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最終選考の審査員をした当社の常務である守谷と半年間N/S高の生徒さんたちとともにこのプロジェクトを伴走してきた松丸に感想を伺いました。
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――生徒さん方の制作したWeb CMを見た感想を教えてください。
守谷 とにかく、3チームともクオリティーの高さに驚かされました。特に素晴らしいと感じた点は次の通りです。短い時間の作品に込めるコンセプトは各チームの個性がよく出ていました。制作された作品には、チームメンバーの今持っている力をすべて結集して納得いくまで仕上げてきた様子が表れていました。作品の出来栄えに加えて当社の社長を目の前にしたプレゼンテーションも実に堂々としていて立派でした。また、3チームの皆さんのプレゼンを聞き、じっくりと対話をすることで、「素直な感動」と「挑戦する勇気」をいただくことができました。企画・運営に携わった教職員の方やすべての参加者の皆さんに心から感謝を申し上げます。
松丸 約半年間、授業や相談会を重ねWeb CM制作の伴走をさせていただきました。全20チーム様々な発想やアイデアに溢れる個性あるWeb CMとなっており本当に感動しました。
――将来世代との共創による飲料事業の100年先の未来が、どうなってほしいか教えてください。
守谷 先人たちの努力の積み重ねがあって、現代はとても便利な時代になりました。しかし世界を見渡すとさまざまな「社会課題」が増加している時代でもあります。「安全で便利な社会」の副作用として「社会課題」を生み出してしまったのだとしたら、それは改めていかねばなりません。「安全で便利な社会」のその先に「真に豊かで生きるに値する社会」を目指すとしたら、その時生かされるのは「創造する力」だと思います。私たちアサヒ飲料は「自分たちの得意技」を生かして「社会課題」を解決しながら、飲料事業を通じて「100年のワクワクと笑顔」をお届けすることを「社会との約束」としています。明るい未来づくりのためには「個性あふれる創造力」を持つ将来世代の皆さんとの対話が必要不可欠です。今回のプロジェクトのような創発の機会を積極的に生かしていきたいと思います。
――最後に生徒さんに何か伝えたいことはありますか。
松丸 本プロジェクトに20チームからなる多くの生徒さんが参加してくれたこと、Web CMを最後まで作り上げたことをとても嬉しく思います。授業や相談会などでの積極的な質問・発言、選考会でのプレゼンへの熱意など感銘を受けました。本プロジェクトが皆さんのワクワクと笑顔ある未来へ少しでもつながると嬉しいです。約半年間ありがとうございました。
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――ありがとうございました!
全4回にわたりお届けしてきた【N/S高×アサヒ飲料「100 YEARS GIFT」高校生と一緒につくるWeb CMプロジェクト!】は、いかがだったでしょうか?
良いWeb CMを作ろうと切磋琢磨するN/S高の生徒のみなさんの姿に、私たちアサヒ飲料のメンバーも、大きな力をもらいました。「100年先の未来」のために当社にできること、これからも考え続けてきます。