【エッセイ】寒いのにはワケがある
確かに気温は低かったし、わたしは元来寒がりなのだが、それにしても寒すぎた。
季節により職場の暖房が止められたことと、休日でひとけがなかったことと、昼ごはんを食べなかったことを差し引いても震えるほどに寒かった。
5月だというのに、上着を着込み、カイロを握りしめて仕事をした。
寒気とは違った。ただ寒かった。
やれやれと帰宅し、熱い風呂に入ろうとしてはたと気がつく。
なんと、冷感インナーを着ているではないか。
盛夏ならば、このインナーはわたしの身を護ってくれるにちがいない。
機能性インナーのその機能をまざまざと見せつけられた一件だった。
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