朝日新聞出版さんぽ

朝日新聞出版公式note「さんぽ」へようこそ! 既刊本の連載や新刊試し読み、著者インタビューや対談など、本にまつわるあれこれをゆるくお伝えしていきます。新刊・既刊はこちらで https://publications.asahi.com/

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    • ほんの記事

      • 225本

      朝日新聞出版から発売されている本にまつわる記事です

    • 朝日新聞出版の文芸書

      • 84本

      書評や文庫解説、インタビューや対談、試し読みなど、朝日新聞出版の文芸書にかかわる記事をすべてまとめています。

    • 小川哲『君のクイズ』

      • 8本

      2022年10月7日発売の小川哲さん『君のクイズ』に関する記事をまとめています。

    • 築地川のくらげ読書感想文

      新刊が出る度に、広告を作り、POPを作り、チラシを作る。宣伝課のしがないスタッフが、独断と偏見で選んだ本の感想文をつらつら書き散らす。おすすめしたい本、そうでもない本と、ひどく自由に展開する予定

    • きょうもパンダ日和

      パンダ愛がもっと深まる記事をパンダ編集班がゆる~くお届けします。

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    ほんの記事

    朝日新聞出版から発売されている本にまつわる記事です

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    • 225本

    柴田昌治さんが分析する「日本がダメになった理由」と「低迷脱出に必要なこと」

    ■個別の努力が全体の成果につながっていない  約30年前のバブル崩壊以降、日本の給料はまったく上がらず、世界の水準から取り残されてきている、という事実があります。今、そのことがようやく問題だと認識され始めています。  努力は必死に続けているにもかかわらず、給料の水準は伸びていない。この厳しい現実は、努力の方向性が間違っていることを示しています。  その前提にあるのは、高度経済成長期以来、日本の得意だった経済モデルが通用しなくなってしまったことです。すなわち、日本の代わり

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    太田和彦が呑んだ“福岡” 日本一古いアーケード商店街「魚町銀天街」の名物居酒屋で味わう県民性

    【福岡】ラテン気質と九州濃度  朝鮮、中国が近く、はやくから大陸文化とつながってきた福岡は開放的であることに慣れてきた。それはまた新しもの好き、熱しやすく冷めやすい、目立ちたがり屋の性格をつくった。祭や芸事の盛んなところで、熱中する気質を「博多のぼせもん」と言う。  よってもって福岡出身の芸能人は多い。郷ひろみ、井上陽水、鮎川誠、武田鉄矢、氷川きよし、藤井フミヤ、梓みちよ、中尾ミエ、山本リンダ、松田聖子、小柳ルミ子、仁支川(西川)峰子、浜崎あゆみ、タモリ、小松政夫、イッセ

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    5

    「お会いしたことないけどお世話になっている」小川哲と伊坂幸太郎の不思議な関係 <本屋大賞ノミネート記念!小川哲×杉江松恋対談を特別公開>

    *前編はこちら ■クイズは本来、人間が持っている文化 杉江:この題材についての取材やクイズというジャンルについてどの程度調べたかということが大事だと思いますが、小川さんは執筆に際しどういう風に取材を進められたのでしょうか。 小川:基本的に、僕のクイズ知識は素人です。テレビを見ないので、クイズ番組とかも全然知らなかったし、「東大王」も実は1回も見たことがない。  去年、伊沢拓司くんが『クイズ思考の解体』という分厚い本を出版した。クイズ史とプレイヤー心理とクイズの作問の仕

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    4

    本屋大賞ノミネートの超話題作『君のクイズ』はどうやって生まれたのか? 著者・小川哲さんが杉江松恋さんとの対談で明かす

    杉江松恋さん(以下:杉江):僕はYouTube(杉江松恋チャンネル「ほんとなぞ」)で千街晶之さんと一緒に、小説誌に載った短編を読んでオススメの作品を紹介するという番組(『千街・杉江の「短いのが好き」』)を配信しているのですが、「短編だ!」と言っているのに千街さんが『小説トリッパー』に載った中編小説の『君のクイズ』を挙げてきたんです。で、読んでみたらまぁ、面白いのなんのとびっくりして。Twitterにも書いたんですが、今年は『地図と拳』で直木賞を獲るだけじゃなくて『君のクイズ』

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    朝日新聞出版の文芸書

    書評や文庫解説、インタビューや対談、試し読みなど、朝日新聞出版の文芸書にかかわる記事をすべてまとめています。

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    • 84本

    【辻村深月さん×加藤シゲアキさん対談全文公開!】変化する小説との向き合い方

    辻村深月(以下、辻村):文庫化された加藤さんの初のエッセイ集、『できることならスティードで』のテーマは旅です。そもそも、なぜ旅がテーマのエッセイ集を書くことになったのか伺ってもいいですか。 加藤シゲアキ(以下、加藤):最初は「小説トリッパー」から、旅というテーマのコラムでエッセイを一篇書きませんかという依頼があったんです。ちょうど一人でキューバに行こうと思っていた時期でした。一人で行くのは少し不安だったんですが、これは取材なんだ、と思うことで背中を押されるように飛行機に乗る

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    「敗者の視点で描かれた残酷な事実の先にある“勝利”」書評家・渡辺祐真さんによる、小川哲『君のクイズ』評論を特別公開!

    遊びとはなにか? ~ゲームとプレイ~  遊びとは何だろうか。  周りを見渡せば、子どものごっこ遊びから、スポーツやスマホゲーム、そしてクイズに至るまで、数えきれないほどの遊びやゲームに我々は囲まれている。有名な哲学者の言葉を持ち出すまでもなく、人間は遊ぶ生き物と言っていい。  文化人類学者のデヴィッド・グレーバーは、「ゲームとは純粋に規則に支配された行為」だと述べた。[注1]遊びやゲームには厳格なルールが定められている。将棋なら駒の動かし方や勝敗の決め方、スポーツなら使って

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    11

    【たちまち6刷】小川哲『君のクイズ』を取り上げてくださったメディア&著名人を一覧で紹介!

     直木賞ノミネートでもいま大注目の作家・小川哲さんの最新小説『君のクイズ』は、2022年6月、小説トリッパーに掲載されたのち、10月7日に書籍として刊行。発売後、SNSを中心に瞬く間に話題となり、この3カ月で多様なメディアで幅広く取り上げていただきました。取り上げられ方も様々で、広義のエンタメとして、狭義のミステリとして、より広い文学として……などなど、ジャンルを越え、業界を越え、話題にしていただきました。  年も改まった今、取り上げてくださったメディアや著名人のみなさまを

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    10

    「SNS空間の呪縛を脱するための提言」書評家・三宅香帆さんによる、宇野常寛『砂漠と異人のたち』評論を特別公開!

    なぜ今、社会提言型の批評なのか「砂漠が見たい」――気がつくと、それが僕の口癖になっていた。そしてある日、Tは僕が自分でも気がつかないうちに精神的に参ってきているのではないかと言い出した。「一般的にその状況が続くと待っているのは、肥満とアルコール中毒、そして妻の怒りです」。それは一般的なことではなくむしろ……と指摘しようかと思ったが、それより先にTは続けてこう述べたのだ。 「だから行きましょう、本当の神と獣の世界へと」  宇野常寛の最新刊『砂漠と異人たち』(朝日新聞出版、20

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    小川哲『君のクイズ』

    2022年10月7日発売の小川哲さん『君のクイズ』に関する記事をまとめています。

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    • 8本

    「お会いしたことないけどお世話になっている」小川哲と伊坂幸太郎の不思議な関係 <本屋大賞ノミネート記念!小川哲×杉江松恋対談を特別公開>

    *前編はこちら ■クイズは本来、人間が持っている文化 杉江:この題材についての取材やクイズというジャンルについてどの程度調べたかということが大事だと思いますが、小川さんは執筆に際しどういう風に取材を進められたのでしょうか。 小川:基本的に、僕のクイズ知識は素人です。テレビを見ないので、クイズ番組とかも全然知らなかったし、「東大王」も実は1回も見たことがない。  去年、伊沢拓司くんが『クイズ思考の解体』という分厚い本を出版した。クイズ史とプレイヤー心理とクイズの作問の仕

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    本屋大賞ノミネートの超話題作『君のクイズ』はどうやって生まれたのか? 著者・小川哲さんが杉江松恋さんとの対談で明かす

    杉江松恋さん(以下:杉江):僕はYouTube(杉江松恋チャンネル「ほんとなぞ」)で千街晶之さんと一緒に、小説誌に載った短編を読んでオススメの作品を紹介するという番組(『千街・杉江の「短いのが好き」』)を配信しているのですが、「短編だ!」と言っているのに千街さんが『小説トリッパー』に載った中編小説の『君のクイズ』を挙げてきたんです。で、読んでみたらまぁ、面白いのなんのとびっくりして。Twitterにも書いたんですが、今年は『地図と拳』で直木賞を獲るだけじゃなくて『君のクイズ』

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    「敗者の視点で描かれた残酷な事実の先にある“勝利”」書評家・渡辺祐真さんによる、小川哲『君のクイズ』評論を特別公開!

    遊びとはなにか? ~ゲームとプレイ~  遊びとは何だろうか。  周りを見渡せば、子どものごっこ遊びから、スポーツやスマホゲーム、そしてクイズに至るまで、数えきれないほどの遊びやゲームに我々は囲まれている。有名な哲学者の言葉を持ち出すまでもなく、人間は遊ぶ生き物と言っていい。  文化人類学者のデヴィッド・グレーバーは、「ゲームとは純粋に規則に支配された行為」だと述べた。[注1]遊びやゲームには厳格なルールが定められている。将棋なら駒の動かし方や勝敗の決め方、スポーツなら使って

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    【たちまち6刷】小川哲『君のクイズ』を取り上げてくださったメディア&著名人を一覧で紹介!

     直木賞ノミネートでもいま大注目の作家・小川哲さんの最新小説『君のクイズ』は、2022年6月、小説トリッパーに掲載されたのち、10月7日に書籍として刊行。発売後、SNSを中心に瞬く間に話題となり、この3カ月で多様なメディアで幅広く取り上げていただきました。取り上げられ方も様々で、広義のエンタメとして、狭義のミステリとして、より広い文学として……などなど、ジャンルを越え、業界を越え、話題にしていただきました。  年も改まった今、取り上げてくださったメディアや著名人のみなさまを

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    築地川のくらげ読書感想文

    新刊が出る度に、広告を作り、POPを作り、チラシを作る。宣伝課のしがないスタッフが、独断と偏見で選んだ本の感想文をつらつら書き散らす。おすすめしたい本、そうでもない本と、ひどく自由に展開する予定

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    「忘れる脳力」は前に進んでいくために必要なこと。築地川のくらげ、最後のごあいさつ

     記憶力には自信がある。  というより、どうでもいいことをよく覚えている。記憶していたとて、役に立たないような事柄に強い。記憶はいかにデータを貯蔵できるのか。私の価値はそこにあった。暗記勉強の副作用だろう。なんでも必死に詰め込んで生きてきた。  こんな記憶がある。  3年前、はじめて築地市場の向かいにある朝日新聞出版を訪れたのは年末最終日、仕事納めの日だった。すぐ別室に通されたため一瞬しか目にしなかったが、どの席にどんな人がいたか。今も脳裏に浮かぶ。そう書くとえらく鋭い観察

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    「シン富裕層」が去っていく国、ニッポンの行く末を憂う【築地川のくらげ読書感想文】

     世の中には各種様々な「層」が存在する。興味をそそる「層」といえば関東ローム層。その次が富裕層。ちょっと種類が違うが。一生のうち一度でいいから富裕層の一員になってみたいものだ。ま、なれないでしょうけど。そりゃ簡単にはなれません。富裕層はなにかと反感の対象にもなってしまうが、生まれながらの富裕層ならまだしも、ここにたどり着くにはそれなりの知恵と努力もまた必要になる(悪知恵でにわか富裕層の仲間入りをする不届き者もいるが)。生まれながらの富裕層だって、それを維持、発展させるのは容易

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    歴史の違和感からはじまる中世の沼にようこそ 指の隙間から鑑賞する「鎌倉殿の13人」の先へ

     大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も後半に差しかかり、毎週嬉々として三谷ワールドを満喫する方と、あまりに主要人物が不幸な最期を遂げ、退場していくので、鬱に感じる方がいるだろう。これほどまで「闇落ち」という言葉がネットを賑わせる大河ドラマは記憶にない。  江戸幕府末期、明治維新を描いた作品では未来に思いを馳せ、そのために命を散らす登場人物の悲劇が多く、ドラマのなかに共感できる人物を見いだせなくなりがちだが、中世はそんな幕末とは比にならない。なにせ毎週のように主要人物が権力闘争に敗

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    不動産の未来予測でみえた思考のアップデート ヒントは獣神サンダー・ライガーと寅さんに…

     東京南部に位置する港湾エリアはかつて灰色だった。これがくらげの記憶だ。東京湾を囲む防波堤のような工場群、高いブロック塀が張り巡らされ、その向こうではどんなものが作られているのかわからない。街には作業着姿の男たち。色がない街だった。コンビニ1、2号店がこの街にあったのは、工場群の需要のおかげで、決して最先端ではなかった。どことなく暗く、記憶の中の空は垂れ込めるぶ厚い雲ばかり。一刻も早く、この街を出たかった。くらげには生まれ育った土地を思う、郷愁という言葉はない。  あれから

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    きょうもパンダ日和

    パンダ愛がもっと深まる記事をパンダ編集班がゆる~くお届けします。

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    パンダ初心者が上野動物園に行ってみた!【上野のパンダさんぽ】

     9時すぎ、入場ゲート到着すると、開園前にもかかわらず既に行列が。事前にオンラインチケットを購入していたので、QRコードの提示のみでスムーズに入場できました。  現在、上野動物園にいるパンダは、お父さんのリーリーとお母さんのシンシン、さらにシャンシャン、シャオシャオ、レイレイの3頭の子どもたちです。  上野動物園では、パンダごとに観覧スペースが異なります。まずは一番人気のパンダ母子を目指して、西園の「パンダのもり」へ。1時間以上並ぶ場合もあると書かれていましたが、10分ほ

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    幸せと笑顔を届ける赤ちゃんパンダ「トントン」の誕生

     今回の主役はトントン(童童)です。日本生まれの赤ちゃんパンダで、はじめて順調に成長してくれたこともあり、大変な人気を集めました。  トントンは、1986年6月1日にオスのフェイフェイとメスのホァンホァンの間から人工授精で生まれました。ホァンホァンは前年の85年にも出産しましたが、赤ちゃんはわずか43時間ほどで圧死してしまいます。  そのようなこともあって、待望の2世誕生とその成長には世の中から大変な注目が集まったようです。朝日新聞の記事の本数からもその熱量がうかがえます

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    「なぜ皆さんは私のことを好きだと思ってくれるの?」パンダの声に今こそ耳を傾けよ

    ■パンダは時間軸をつくる―記憶の拠りどころ―  同じ時代に生き、共通の経験を持つ人々には集合的記憶があります。それは、そうした人々が属している社会の中で重要だと考えられているとともに、記憶された出来事があった場所と結び付いています。  1972(昭和47)年に日本の上野動物園にやって来たパンダは、当時の人々の話題となり、集合的記憶になったと考えることができます。それ以降、パンダは半世紀近くにわたり飼育されてきました。飼育されてきた個々のパンダには寿命があって、一定の期間し

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    【あなたの知らないパンダの世界】古代中国の伝承に残るパンダのような不思議な動物とは? 文献からたどるパンダの足あと

    ■パンダらしき生き物が文献に登場するのは3世紀ごろ ――今は、中国の動物園などに行くとジャイアントパンダ(以下、パンダ)は「大熊猫」「熊猫」と呼ばれていますが、昔からこのような呼び名が使われてきたのでしょうか。  どちらも古くから使われているような印象の呼称ではありません。日本語の「ジャイアントパンダ」や「パンダ」は、中国語からではなく、英語などにおける呼称をそのまま受け入れたものと考えられますが、中国語の「大熊猫」「熊猫」も欧米の名称の訳語であるという指摘があります。そ

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