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ソフトクリームを買いに行く日。

おはよう。夜でもおはようございます。

アイスが買える-1-3

これは数日前の私の朝ごはん記録。

私には自慢したいことがもう一つ。

この 自家製珈琲ミルクジャム だ。

私はジャムを作ることがとても好きなのだけれど、珈琲ミルクジャムもとても自慢の一品です。材料は少ないし、誰にでもできるものだけどね、

【待ち答える】【愛】【挑戦】

がないと珈琲ミルクジャムは中々良き感じにならない。

水とお砂糖を火にかけるんだけど、水飴のような黄金色まで行ってはならないし、ゆるすぎても後にソースになっちゃう。いい感じの金色まで煮詰めて、生クリームでバチバチっと固めてからまた元に戻す。

そしてその後に入れる珈琲の粉も私はあえて粗く挽いたものにします。プチプチの違和感は香りとなってあとで響くからとても好き。だからなるべく美味しい珈琲豆を使いたい。

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これは全粒粉と小麦粉の一対一の割合で作った歯ごたえあるホットケーキ。

今はSTAY HOMEの影響もあってか多くのスーパーでホットケーキミックスの粉が売り切れて買えなかった。なので自分流の配合で好きな感じに作りました。このホットケーキにも珈琲ミルクジャムはとてもよく合う。

ちなみに!このミルクジャムはね、鶏肉を炒めるときやキノコのソース、マスタードと割ってソーセージなんてのもいいのよ。とても深みの出る美味しいソースになります。朝にも夜にも対応できる優秀な子。

私は甘いものが好き。

塩っ気も好きだけど。朝ごはんに美味しくつくれたジャムがあると元気が出てくる。

さて、甘いもあれば苦いもあるよね。

この 、コロナ に乗っかった人は二つに分かれる。

今回のこの自粛によって様々な人が本当に色々な立場で動いていますね。

それは良くも悪くもで、あなたはどうですか?

この期間をどう過ごしていますか?

正直、私はとても意味のある2020年だと感じれるくらい不謹慎かもしれないがこの自粛に価値を感じています。何故ならば、失いすぎて初めて本当に必要なものってそんなにあったかなと思えるくらいに、私自身の抱えてストレスになっていた物というのは大した事ではなないと気づいたからだ。生活のベースがあっての【自分だけの縛りの悩み】に過ぎないと思ったからだ。今はベースから崩れた。私はほぼ2ヶ月以上職を失い、現実的に本当に苦しくなってきた。真面目に考えたら不安でならない。

けれど、心はどんどん力を増してくる。

世の中では今「繋がろう」という言葉が飛び交っているが、

ちゃんとしっかりと2ヶ月間孤独になるとむしろ自粛中の方が人との繋がりを感じる。自粛前、制作をしている中で、自身の活動を向上させるにあたり日々色々な人々と繋がりをもち、行動していた時の方がすごく孤独だった、孤立だった。

なぜなら、そこには自分のピュアな脳みそとハートが足りない気がする。

そこには「お洒落と見栄」が含まれている。

そこには「自分だけの主張という駆け引き」が隠れている。

今は、すべてが中止になり、仕事も無くなり、毎日予定がない中で過ごしていると人って不思議なもので、暇だと「なぜ?」が生まれて時間があるから調べたりして、余計なことをやっていると時間が立ち過ぎて、あまりSNSで触れる友人知人の情報が入らなくなる。そうなると自分の心が動いたものを優先順位で調べて比べて実行してゆく。勉強の話でなく遊びでもね。そして、必要な人は勝手にナチュラルに連絡を取る。連絡が入る。

あまりに世の中を知らないのも怖いから、夕方のラジオと夜のNHKのニュースは見たりする。そうするとさ、結構ピンポイントで考えなきゃいけない世の中の問題に触れたりする。日中に余計な情報が無い分、ダイレクトに引っかかる言葉が入ってくる。

「コロナの影響により」という冒頭

・交通事故の増加

・性犯罪や、中高生の妊娠率が上がっている

・支援金詐欺や窃盗の増加

そんな言葉を耳にしたり、実際私の近所でも早朝から行方不明者が出た。すごく怖かった(後に夕方無事発見されたのだけど…)

そして、コロナ疲れ、コロナ太り、コロナ離婚・・・・・

そんな言葉が生まれていたり。

そして最大は。信じられないトップの暴走。

私たちは「コロナ」という言葉だけに誤魔化されてはいけない、水面下でコロナを利用している大人たちがいる事を忘れてはいけない。付随した問題は本来から生まれていたもので、同時に同じようなテンションで見つめてはいけない。心が高ぶっているというのは真実が見えなくなったり、あっという間に隣のレールに乗れてしまうものだ。

(私は自分の公演がある時は、本番中が一番冷静な判断ができたりするけれど、逆に構想中や制作初期の時の心は正しい判断よりも高ぶるエネルギーの塊になるから大切なことはあまり決めないようにしている)

そんな中でも、良い意味で「コロナを利用した大人」もいる事も忘れてはいけないなと思う。

株式会社SASA さんの取り組みだ。

私の周りにも母子家庭で育ってきた人は多いし、割と表現者は複雑な家庭で過ごしてきた人も多かったりするから、生活環境とかさ、ちょっと本当に切実なんだよね。わかるよ。

今みんな本当にどうやって生きていくのか考えている。

お金が欲しい。生活が欲しい。私も同じ。

でも、お金がお金を生むような世界は段々と終息してきている気がするし、

SASAさんの取り組みはなんか希望だなと思った。

この記事を読んで、お金を得るために仕事をするけれど、より一層お金を得るためだけに仕事を作ってもきっと歩き出さない広がらないと思った。

私自身も自分の人生をちゃんと使いたいと思った。何ができるかな、何が声となるかな。自身のできる事を探す日々です。

私はソフトクリームが買える大人だ。このソフトクリームをどう魅せるかというのが仕事だ、そして甘いのか、苦いのか、美味しいの、マズイのか、硬いのか柔らかいのかそういう感情や興味を、その事柄を考えたくなっちゃうような心を生み出すことが仕事だ。そして、子どもの前でニタニタと笑いながらソフトクリーム食べる母ちゃん、父ちゃん、爺ちゃん、婆ちゃん、学校の先生、教育者が増えることが喜ばしい。出来ることなら口の周りにソフトクリームをつけていて欲しい。

そしたらきっと子どもたちは

「それ美味しいん?くれ」

と思うから。

このソフトクリームを何に変えるかはその大人たちにやっていただきたい。

そういう風に考えられる空間と時間作りは国から考えていただきたい。

私は、それまで訴えるように食べるように踊り・記録し・発表し続ける。

この仕事に、この表現に誤魔化しがあってはならない、できるだけピュアにそして冷静に世の中と自分を大切にしなければ、一見すると価値にならない記憶と経験という素材が、本当はとても人を動かすことが出来るパワーだという事を忘れてしまう。

引き続き、ゆっくりちゃんと自分の心と目で見つめていこう。明日も。
アイスが買える-1-2

今日も読んでくれてありがとう。

この珈琲ミルクジャムをふわふわの白パンに乗っけて、あなたにあげたいくらい嬉しいよ。




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