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27年前の けテぶれ について。

おはよう。

今日もパンはとても輝いていて美しかったよ。美味しかったよ。

少し驚いたことがあった。

今、巷では「けテぶれ」という学習方法が話題を呼んでいる。

知っている人も多いと思いますが、一応こちらへリンクを貼ります。

※一番上段のサイトを載せてしまったのでお好みので調べてみてね

まあそう言うわけで、

①計画

②テスト

③分析

④練習

を子どもたち自らプランニングして遂行してゆくやり方です。

「これで日本の子どもたちが変わる!!」なんて見出しもあったりして、、なんて言うかふーんって感じだ。

ここへ飛びつく大人たち、教職員ってどんな人なのだろうか、飛びつく企業ってメディアってどんな人たちなのだろうか。

話題を集め注目されている背景に、「即効性・効率性」は隠れていないのだろうか。私そう思ってしまいます。この “けテぶれ” って本来、物凄く根気がいる遠回りして時間がいるし効率悪くて、言い方を悪くすればめちゃくちゃアホな時間をたくさん貰うやり方だ。いっぱい失敗させて頂きたい。

この学習方法が注目される一方で、今もしかしたら学校が9月スタートかも知れないと言うニュースに対して「学習が遅れる」「土日を利用して巻き返せ」なんて声がメディアでよく上がる。

「?」

と思ってしまう。

けテぶれ とは、学習が遅れることを恐れるようでは全く成立しないと思うのだ。

この背景には「自分で考えて、行動して、困ったら自分で立て直す」と言うものがるのだから期限がついたり、速度を計られるような状況では絶対に浸透しないし、成功例があったとしたらそうだな、「基礎能力」すでにそこそこお家で勉強熱心な家庭のゆとりを持ってらっしゃる子どもが上手くいくくらいでしょう。

少し角度を変えて、

ときめき自粛-1-2

(先日は和食デイにしました。嬉しいねお米の日も)

私は、学校が9月スタートに関しては割と賛成です。

現場での関係者や家庭で子どもたちと向き合う家族の方々でもちろん反対の方もいらっしゃると思いますが、私の意見として話を進めます。

正直、9年間(小学校〜中学校)も学習が遅れていた私にとって、全く不安にならない案件だ。

学校の基準の学習とは、私たちに何をもたらしてくれるのか?

そんな大きな議題となったらとても私の脳みそでは語ることができないけれど、いろいろな項目や思考があべこべ過ぎて、「本来子どもたちへ求める、生きる知性」を推奨する傾向に対して、やはり常に「効率性」が付きまとう時間軸の学習や大人の対応にとても疑問が残る。

私は小学校、1年生の6月から けテぶれ をしてきました。(今思うと)毎日を完璧に過ごせるわけではなかった、不登校(昔は登校拒否)になってから家族が壊れて精神疾患にもなったのでずーっと寝ている日もあったけど、それでも・・・

朝起きて、身支度して、進研ゼミやって、お昼ご飯食べて、台本書いたり、ラジオ作ったり、近所の友人と遊んで、犬の散歩に行って、お風呂掃除か夕飯を手伝って、日記書いてドラマ見てお風呂はいって寝る。

そんな毎日を決めて過ごしていた。

ときめき自粛-1-3

(作品撮り中にどうやったら豆が落ちないかずっと角度を考えてたときの写真です笑。地味で真剣で、隠しカメラがあったら笑えるやつ)

もし、私へ世界的な能力者や、東大卒、科学者、医者などがゴールだとしたら私は完全に失敗だと思います。

馬鹿ですからね、算数とかできないし、漢字あんまり読めないし笑

でも、今、私は私にしかできない踊りと言葉を持っていると自分に自信があります。だから広めたいし、見て欲しい。

だって、ちゃんとずっとノロマに生きてきたから。だけどいつだって、今日は何をしようかな、これが気になったら調べてみよう、調べたらやってみよう、比べてみよう、ちょっと人前でやってみよう、ビデオにとって見てみよう、「ああここ、イケてる!ああここダサい!」そんなチェックをして、遠いアイドルや心のヒーローに憧れて毎日を過ごしてきたから。社会的にうまくいかないこともあったけど、私はまだ今でも信じています。

私の踊りと作品は絶対に私にしか創れないし、すごく美味しい

てことを。

私の様になれと推奨したいのではなく、私自身はこの けテぶれ は現段階の34年間の人生の中でやってよかったと思える項目ですが、

物凄く効率悪く、ノロマに生きて行くことを社会が許すか、己が許すかをしなければできない

と思う。と言う感想を伝えたいのです。

もし、この話題の学習方法の背景に「効率性」を求めているのならばやめたほうがいいと思う。

この動画は、自粛中の先日、少し近所を散歩して、割と疲れて帰宅をしてふと部屋を見るととても光が美しかった、時計をみると16時だ。

ー私は16時がとても嫌いだった。小学生の頃、学校から帰ってきた友人と遊ぶのが毎日の日課だった、友人自体はとても大好きで仲よかったのだけど、自身の生活の過ごし方に「学校行っていないのに遊ぶなんて」と言う小学生1、2年なりの罪悪感を持って毎日を過ごしていた事もあったから。14時〜16時と言う時間は今だに少し切なくなるのだ。ー

この曲は 小畑仁 くんと言うアーティストの「大丈夫」と言う曲。

彼とは不思議なつながりがって、私の大好きな人です。ふとした時に連絡しあってエールを貰っている大切なアーティストの一人です。

今、この曲で踊りたい!!と集中して一発撮りをしました、

昔から私は「お家が舞台」だったから、この自粛期間中のパフォーマンスはむしろ得意分野です。空間を使って踊るダンスは大好き。

まあ話は戻しまして、私は東大卒でも、医学者でもないですが、いまの私でなかったら、こんなに素敵なアーティスト仲間はいないし、こんなに素敵な自粛パフォーマンスはできないと思うわ。

色々な情報が飛び交う中、どうしたって遅れを取りたくない世の中だけどさ、5年後にどんな言葉を持っている自分なのかを考えて動けばいいと思う。

あ、それでもね、(こんな脳みそでも)やりたい事をするには、企画書を書かなければならないし、その為には言葉や時代背景を調べたり、予算を立てて請求書や支払い明細作ったり、営業しに行ったり、より多くの人にパフォーマンスするにはやはり語学が必要だし、日々が即興的に順番はあべこべだけど学んでいます。

今も けテぶれ 方式で毎日を生きています。

ときめき自粛-1-4

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

そうだなこのとっても上手に作れたぽてっときらめく苺ジャムをあげたいくらい嬉しいよ。


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