どんなに早回しで再生しても明け方の優勝旗は無口。
爪の先ほども甘やかしてはくれない。
あれは食える草、あれは死ねる草。
干して束ねて袋につめて。
「今日も生き残ったね」って空耳に期待すると、胸の中で小石がこすれる音がした。
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