リスニング教材、スピーキング学習にも使える!
あなたは、英語学習の時、リスニング教材をどう使ってますか?
リスニングの教材なので、皆さん「聴く」ことは当然やってると思います。
日本語訳と照らし合わせて「英文の意味を理解する」ことも多分やっているでしょう。
そして、恐らく、「音読」「シャドーイング」等、「声に出す」こともやってる人が多いと思います。
さらに、ディクテーション、リピーティング、暗唱なども、かなり数は減るとは思いますが、やっている方もいらっしゃると思います。
私は、一つの教材から本当に「これ以上学ぶものはないくらい使い込む」ことを推奨しているほうなので、これに加えてさらにまだできることがあると思っています。
それが、「スピーキングに繋げていく」ことです。
具体的には、「リプロダクション」「要約」「意見を言う(スピーキング)」の3つのプロセスです。
順に見ていきましょう。
1.リプロダクション
リプロダクションは、「日本語訳→英語」にする作業です。
音読やシャドーイングを繰り返していると「なんとなく」覚えているフレーズや言い回しは増えて来るでしょう。
そんな風に「既にやりこんだ教材」を使ってリプロダクションを行うことで、リスニング教材に出てくる表現を、積極的に「言える」フレーズに変換していきます。
リスニング→スピーキングに繋げていくプロセスとしてお勧めです。
2.要約
リスニングできいた文章を、各パラグラフごとに要約していきます。
こうすることで、英語を聞くときに、話を整理しながら聞くことが癖づけられます。
それができていれば、意見を言ったりファシリテートするのもずっと楽になります。
3.意見
リスニングで聞いた内容に対して、「自分はこう思う」という意見を英語で言います。
このプロセスで、リスニングで出てきた語彙やフレーズを「使う」ことが可能になります。
そして、「意見」を言うトレーニングにもなります。
なぜ上記のトレーニングもやるといいのか?
上記3つのトレーニングをやるメリットについて語る前に、あなたの知っている語彙にはPassive VocabularyとActive Vocabularyの2種類があるということをまずお伝えしたいと思います。
Passive Vocabulary:読み聞きしてわかる単語
Active Vocabulary:自分が話したり書いたりする時に使える単語
Active Vocabularyは、Passive Vocabularyに比べると、圧倒的に少ないです。
10分の1くらいのこともあります。
で、アウトプットの際に使えるActive Vocabularyを増やしたいのであれば、とにかく使う必要があります。
上記のトレーニングは、そのような「使う」ことを意識したトレーニングになっています。
これにより、Active Vocabularyを積極的に増やすことが可能になります。
だから、特に「話すときにも使いたい」というようなリスニング素材を使って、上記のアウトプット系のトレーニングにもぜひ取り組んでみてほしいなと思います。
よかったらぜひあなたの英語学習にもちょっと付け加えてみてくださいね!
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