「Slowly」というアプリで夢がかなった話

Slowlyというアプリがあります。

世界中の人とメールを交換できる、

ペンパル(懐かしい...)になれる!

というアプリなのですが、

送信ボタンを押してもすぐに届かないので

(どれくらいかかるかは実際の距離による)、

このスピーディーな時代に、

のんびりと

メッセージの交換を楽しむことができる。

というアプリです。


私はこのアプリを半年ほど使っていますが、

頻繁にメッセージのやり取りをするようになったのは、

ここ2ヶ月ほどです。


トランプ支持の友人の話


私には

世界を飛び回る華やかな仕事を

やりきった後、

現在はアメリカで

専業主婦として暮らしている友人がいます。


彼女のインスタは、

広告費が発生しそうなぐらい

オシャレで素敵ですが、

本人は至って地に足がついた、

優しく面白い人です。


その彼女が日本に帰国した際、

近所のカフェでお茶をしていて、

私は何気なく

「アメリカは大変だよね〜トランプだし。」

と言いました。

すると彼女は、

「彼はツイッターでつぶやきすぎなんだよね〜。

でもさすがビジネスマンで、

アメリカの景気はすごく良くなったし、

失業者がめちゃくちゃ減ったよ!」

と言いました。



それまでの私は、

映画「新聞記者」を観てからの参院選。

れいわ新選組を応援しつつ、

現在の与党の酷いやり方に

日々心を痛めていました。


そして日本の政治を考える上で、

アメリカの現状を知ることは必須!

と、

アメリカ在住の様々な方のツイッターを

フォローしていましたが、

その中にトランプを擁護する声は

一切ありませんでした。


でも、どんな(不正な)手を使ったとしても、

支持する人が一人もいなければ、

大統領にはなれません。

私は彼女の話に興味深々でつっこみました。


「私は今までトランプの良い噂を

聞いたことがないんだけど、

トランプって良いの?」

「さすがビジネスマンだとは思うよ。

儲からないことしたくないから、

絶対戦争しないしね。

ヒラリーは戦争大好きだから

私は絶対いや。」


マジで?

民主党は弱者の味方で平和主義。

共和党は金持ちの味方で悪者。

じゃなかったの?


私は混乱しました。


その後、色々彼女から話を聞いて、


オバマは全然使えなかった。


とか、

ワーオ! としか言えないような話をいっぱい聞きました。


そして彼女は言いました。


「日本は平和ボケでいいと思うよ。

『パラダイス鎖国』だしね。」

と。


私は思わず、

それだ!と言いそうになりました。

『パラダイス鎖国』という言葉は、

現在の日本を表す一番ぴったりな表現だと思います。


逆に英語を喋れない人間を作ろうとしてるのか?と

言いたくなるような英語教育。

政府のことを褒めるだけの主要メディア。

日本はアジアで一番最先端だと

未だに思い込んでいる老害たち。

日本語しか読めないので、

海外のことを知りたくても、

積極的に工夫して集めないと、

偏った一部の古い情報しか与えられない。


ああ、このままじゃダメだ。


アメリカには民主党支持者だけじゃなくて、

共和党支持者もいるんだ。

どちらかからだけじゃなくて、

両方から話を聞きたい。


イギリス人は本当にEUから抜けたいのか?


韓国の大統領は

とても信頼できそうに私は感じてるけど、

実際に韓国人はどう考えてるんだろう?


色んな国の人にいろんなことを聞いてみたい!


私はそう思い、英語の勉強を始めました。



そうだマルタに行こう


件の友人に、

英語を勉強し直そうと思う。

自営業なので、

わりかしスケジュールが自由になるため、

ちょっと海外に行ってみたい!

なんてことも相談してみました。


最初はデンマークの

「フォイケホルスコーレ」という、

大人が自由に学べる短期の学校。

に行こうと思ったのですが、


そもそも英語ができなさすぎる...


と言う事実が発覚したため、


まずは短期の語学留学に行ってみては?


ということに。


せっかくためたお金でデンマークに行っても、

言ってることがわからなかったり、

言いたいことが言えなかった悔しいと思うよ!

という最もなアドバイスをいただき、


「あのさんはヨーロッパが似合う!

アジアでもアメリカでもない!

マルタは?」


と地中海の島を紹介されました。


褒めてもらって嬉しいけど、

私は一度旅行で行ったイギリスに行きたい...

けど高いし..


セブは安そう!

でも湿度高そう...


マルタ?

加納マルタ?

あんまり情報がないんだけど、どうやって行くんだろう?


となかなか踏ん切りがつかない所で

私の背中を押してくれたのが、

一つのnoteでした。



これを読んだ瞬間に

いても立ってもいられなくなって、

その場でマルタの語学学校に

短期留学の申込みをしている自分がいました。


当然あんまり良く考えて無いので、

返ってきた学校からのメールに、


GWだったら日本人多くない?

とか

私カードJCBしかないんだけど払える?

とか、


毎日のようにメールにやり取りをさせてもらって、

日程の変更も何回もさせてもらいました...


本当に手間がかかる子だったと思います。


担当者の方には足を向けて寝られません...


こちらの作品は、

語学学校に拙い英語で質問メールを送付した

ボロボロの頭で1話から読み返したり、


コロナがまだ中国国内で

爆発的に広がっていた時に、

本当に行けるんだろうか?と

不安になったときに読み返したり、


クルーザーの封じ込めが

完璧に失敗してるのを見届けて、

これはもうしばらく国外には出られなくなる。

と確信して、

キャンセルのメールを送った後にも

落ち込みながら読み返したり、


本当に心の支えになってくれています。

(今も)


単行本化した暁には、

実際読む用、

保存用、だけでなく、

実際に留学先に持っていって、

心折れそうになってる友達にあげる用の

3冊を購入予定です。


英語...今更やめれん

1月の段階で、

市内の英会話教室に通い始めていたので、


そして6月に留学する!


と決めてからは

マンツーマンレッスンを頼んでいたので、

コロナで中止になりました。

とは言いつつ、

なんだかんだ英語に触れる機会がありました。


先生が天使のような方なので、

先生と仲良くなりたくて、


そして聞き上手な方なので、

思ってることを伝えたくて、


なんだかんだ文法の勉強や、

youtubeやフレンズ(fulu)を英語字幕で見たりして、

常に英語に触れる生活を続けていました。


今まだ決められないけど、

でもコロナが終息したら、絶対マルタに行くぞ!

という、静かな情熱を燃やしつつ。



そういえばslowlyってあったな


去年の秋ぐらい(トランプショックの時)、


英語の勉強になるかも?


とか思って入れていたアプリがあったなあ〜


と思って、久しぶりに開いてみました。


最初のときは、

デンマークに行きたい気分が

盛り上がっていたので、


デンマーク人で検索して、

何人かにメールしてみたけど、

なかなかメールが続きませんでした。


久しぶりに開いてみたら、

「にほんごべんきょうしたいです」

と韓国や台湾の方から

メッセージが来ていて、


特に何も考えずに

「日本語お上手ですね。私でよかったら」

というような簡単な返信をしました。



意外に奥が深いぞslowly

最初のうちは

私は英語を勉強したいので英語で書きます!

とか頑張ってたのですが、


そうしたら相手の方も

気を使って英語で返してくれるんですよね 笑


それでは相手の方の勉強にならないよなあ

と思いながら、


だるいときは日本語で、

頑張れるときは英語で、


毎日1通から、多いときで5通ぐらいの

メッセージのやり取りが、

現在でも続いています。

(現在は日本語できる人は日本語で 笑

他の人は英語で。と

最低限のエネルギーで

やり取りさせてもらってます。笑)


相手は日本に興味を持ってくれてるんだな。

とわかってはいるのですが、

時は2020年、コロナ元年。


日本政府のずさんさを

ぐちるようなメールが多くなってしまい、

悔しいやら、情けないやら...


でも、彼らと直接やり取りをしていると、


「韓国は、薬局にたくさんマスクが

並んでいるけど高い」

とか


「ベルギーは、

専門家が全力を尽くしてくれるという信頼関係が

ちゃんとある」

とか


「インドネシアの大学が始まる日程は

まだ決まっていない」

とか、


SNSでは流れてこない、

現地の生の声が

たくさん聞こえてくるのです。


中でもショックだったのは

私の

「台湾は、首相が有能で羨ましい...

彼女は決断が早いし、

台湾のIT大臣は日本でも、

大変注目されている」

という話題に


「年長の人で

彼女に反対している人もいるが、

彼女は中国から私達を守ってくれている。

彼女は、私達若者に選ばれて首相になった。

だから彼女を支持する。」

というものでした。


私はこれを聞いて胸が熱くなりました。


いつか私は他の国の人に、

「山本太郎は私達が選びました。

なのでこれからも彼を支持していきます。」

と胸を張って言える日が来るのだろうか?


いや、言わなくてはならない。


じゃないと、

私はただ海外のいい話を

羨ましがりながら聞くだけになってしまう。


その後も、様々な国の様々な人と

メッセージのやり取りをして、

だいたい春分の日近くには

どの国にも

大きなイベント(宗教系)があるんだな。

とか、


韓国の水原は日本でいうと埼玉!

みたいな、


ツイッターでいいねが

12ぐらいつきそうなネタを

面白く収集しながら、

やり取りを続けていました。


あれ?夢叶ってんじゃね?


今日旦那が

「台湾のコロナ対策がすごい!」

と言う話を、驚きながら披露してきたので、

ツイッターで得た情報を元に、


台湾の首相の話なんかを

slowlyのやり取りで知ったことなんかを

交えて補足してたら、


旦那が


「日本もさ、誰か連れてきたら?」

(うちの旦那は主語を持ちません。

「閣僚を議員からだけでなく、

民間などの外部から入閣させる」の意)


と、珍しく政治の話を

自分から繰り広げ出したのを聞いて、


あれ?

もしかして今私、

現地の友達とお互いの国の話をして、

それが血肉となって、

それを旦那に伝えることができてる?


私がしたかったことって、

いろんな国の人と、お互いの国の話をして、

どんどん視野を広げて行くこと

だったんじゃないかな?


他の国の人と友達になるって、

海外の語学学校にいって、

色んな国から集まってきた

クラスメートと仲良くなって、

その後お互いの国に帰ってから、

たまにwhat's upとかでやり取りする。


っていうルートでしか

なりえないと思ってた。


でも気づいてしまった。

私、海外の人と友達になって、

現地の人の声を直に聞けてる。

と。


ニュース見たときに、

「Rico HizonがCNN philippinesに!?

羨ましい!」

って思った次の瞬間に、

フィリピンの友達にこれを伝えたい!

って思うのは、

これすでに友達じゃないか?

と。

(友達って言ってるしね)


もしかしたら一生直接合うことは

無いかもしれない。


でも今この瞬間、

時代をともに共有していて、

私のメッセージを読んでくれて、

返事をくれたり、くれなかったりする。笑


そんな人が世界中に何人かいると言うのは、

私にとっては最高に幸せなことです。



最後に


マルタはマルタで絶対に行きたいし、

デンマークはデンマークで絶対に行きたい。

英語漬けになりたいし、

デンマークの教育を知りたい...


そして、いざとなったら脱出しよう。

と思ってたこの国を、

日本にはこんないいところがあるよ♥

と言えるようになりたい!


この国を良くしたい!

と思えるようになった

私が今言えるのは、

「山本太郎っていうのがいて、彼は弱者の味方なの。」

ぐらいだけど、


政治、ジェンダー、教育、福祉、貧困...

何もかも八方塞がりだけど、


とりあえず

もうちょっと色々日本で頑張ってみようかな?

と、そう思えました。

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