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「数学0点・超文系女子」の私が「フェルミ推定」をやってみたら、もれなく想像力が高まった!①「日本のぬいぐるみ数」

私は、1年365日最低でも1日10時間以上勉強したにもかかわらず
大学受験の二次試験での数学は「ゼロ完」(一個も正解していないということ)で合格したド文系女子です。

(この記事を書くに至った背景については前回記事をご覧ください^^)

こんなに数学が苦手な、数値大嫌いな私でも
フェルミ推定が少しずつわかるようになってきたので、
ぜひご参考にしてください~

今回は、「地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」を参考に
日本にぬいぐるみはいくつあるか?
という問題をやってみました。

以下、私の解答です。(正解ではありません!注意!)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

①定義づけ・範囲の限定をするぬいぐるみとは、くまやキャラクターの置き型のぬいぐるみ。親の場合、子どものものであるときはそれを数えない。ストラップになっているぬいぐるみや、抱きまくら、人形は除く。
②基本式を設定する日本のぬいぐるみの総量=日本の人口×平均一人あたりのぬいぐるみ所有数
③基本式を具体的に分類する「年齢・人口・平均所有数」をざーーーーっくり表にしました。
④計算する計算しました。
⑤現実的にどうか確かめるめんどうくさいので、やめました(笑)

⑤番、我ながらさすがですね~(笑)
数字に対して特にめんどうくさがりが発揮されますです。。。

これが私のノート↓

はい!ここまでやってみて、
模範答案と照らし合わせをしてみました!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
定義づけ・範囲の限定をする
 ②の基本式のところで迷った
 「保育所のぬいぐるみ数」については
 ここで排除すればよい!
 なるほど~!なるべくベースを増やさないようにするんですね!
    今回は、この下のグラフのうち、「だれ(今回でいう個人)」がベースになります。

 すぐに次回に活かせそうですね~^^

基本式を設定する
 私の書いたものは
    「日本の人口×一人当たりの所有数の平均」でしたが
 模範解答には、
    「日本の人口×一人当たりの所有数の平均×平均所有率
    とありました!

**

  平均所有率!!**

   

これはド文系人間にとって、
 すっごく画期的な概念でございました!!

 平均所有率!
   平均所有率!
 平均所有率! 

 私の中で定義すると、
 その属性の人が、ぬいぐるみ持っている可能性を割合にしたものが、
 「平均所有率」です。

   私の書いた基本式「日本の人口×一人当たりの所有数の平均」
 では、「一人当たりの所有数の平均」という
 「そんなのわかんないよ!!
   と言いたくなる超抽象的なものでした。

 しかし、模範解答の基本式
 「日本の人口×一人当たりの所有数の平均×平均所有率」
 では、より具体的にイメージしやすくなるのです。
    (これについては、③基本式の具体化でよりわかってくると思います。
  うまく説明できずごめんなさい!)

基本式を具体化する
 ②にもあったように、私の解答は、抽象的すぎるのです。
   答案を見る第三者
(ビジネス場面であれば、KPIを報告する上司やチームメンバー)に、
「ぬいぐるみを持っている人のイメージ」
 を沸かせることができない!のです。

 今回私は、「年齢」のみでしか考えませんでした。
 少なくとも、「年齢」と「性別」で分ける必要がありました!

 詳しく深堀りして、損はないと思います!

 所有者の生活をのぞき見する気持ちでやっていきましょう!


計算する
    私は、計算するとき、「日本の総人口」や「年齢別人口」についてググりました。
 「日本の総人口」くらいはすぐにでてくるのでいいのですが
    「年齢別人口」については、パッと出てこず
     なかなかに面倒でした。

  そんなときに、「豆知識」があると役立ちます!

 例えば、人口比は、以下の表のようになるそうです~。

   これさえ覚えておけば、ググる面倒もなくて、いいですね^^

現実的にどうか確かめる
 ④で出た数値が、日本の総人口と比べて、非現実的でないかどうか
    などを検討するとよいそうです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

以上の照らし合わせから、
3つの(ド文系な私にとっての)重要ポイントがわかりました!

**①「平均所有率」という概念を基本式に使う

②もっともっと詳しく所有者の生活を探る

③基本数値・豆知識を使う**


特に大事なのは、やっぱり
②番!「もっともっと詳しく所有者の生活を探る」!

どんな人が使うかな?って想像を膨らませる
すると自分もわくわくする
ほかの人に説明するとき、伝わりやすくなる
限りなく正解に近くなる

フェルミ推定を使って、
数値目標設定ができるようにするだけでなく
思考力・想像力を大きくなりつつあるみたいです~。

引き続きがんばるぞっ!






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