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一人一人違うからこそ、まずは観察すること

幼稚園教諭をしていたとき、まず子どもたち一人一人を知るために観察し何が好きなのか?何が得意なのか?を知ることから始まります。そしてその子たちに合わせた活動に取り入れていました。そこにはクラス担任のカラーももちろんあります。全員が何かの分野で輝けるように保育を工夫しつつ、少し苦手な部分も友達や活動の影響を受けて成長していけるように促していました。

観察しその子を理解する

まずはその子が何をしているのか?何に興味を持っているのか?何が得意なのか?を観察します。自分の主観を入れずにそのままの彼らの姿、行動を見ることです。

毎日ブロックで遊んでいる
様々な遊びを転々としている
友達が遊んでいるおもちゃで遊んでいる
戦いごっこを友達とやっている

遊びという視点で見ただけでも一人一人全く違う姿が見られます。

毎日1人でブロックで遊んでいる→手先を使いイメージした物を表現することを楽しみ、集中して取り組める
様々な遊びを転々としている→様々なものに興味を持って興味のあるものに自ら行動する
友達が遊んでいるおもちゃで遊んでいる→おもちゃよりも友達に興味があり、友達と関わることを楽しんでいる
戦いごっこを友達とやっている→体を動かすのが好き、友達と関わるのが好き

上記のように、子どもの姿からその子の今の発達段階を知り活動やその子にあった声かけ、関わりを考えるヒントにしていきます。しかし、この姿がずっと続くのではなく子どもの成長によって変化していきます。だから、観察は重要でありその子の今を知る上でも必要なことなのです。

これは、自分の子どもにも言えることであり大人に対しても言えることだと最近感じています。現在は保育園で働いていますが、以前働いていた幼稚園よりも複数人で一つの仕事をすることが多くなりました。チームで働くことが重要になってくる為、職員一人一人の特性を知っていた方が効率的かつ楽しく仕事ができるのです。

大人は、遊びから観察とはいかないので仕事の仕方や会話の中から、気質や興味のある分野を知り、何が強みで何が弱みなのかを考えていきます。

そして一人一人に合わせ何の仕事をどのように任せるのか、その人に対しての自分の関わり方も考えていくようにしています。

子どもと同じように大人も一人一人違っていて、1人の人として見ることで自分のその人への関わり方が変わり、お互いに良い影響を与えあって成長していけるのではないかと思っています。






もし、サポートしてくださる方がいたら、自信のない今の自分を変える事ができるかもしれません。宜しくお願いします♫