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明日には 忘れてしまう 運命は お酒の力 借りただけなの

こんばんは、内海あさです。
このnoteでは、「うたよみん」というアプリで日記的にたまに投稿している内海の短歌を紹介しつつ、思うところを話していきます。

この歌は、素敵な男性とお酒を一緒に飲んでいて、「ああこの人いいなあ」って思いながら、「でも多分明日には忘れるな」と思って、詠んだ歌です。

「ああこの人いいなあ」って、その時、その一瞬は思っても、明日には「そうでもなかったかも」と醒めてしまうことってありませんか。

私はめちゃくちゃあります。

割と誰とでも、初対面でしっかり話が盛り上がるし、軽率に運命みたいなものを感じてしまいます。だけど、「その人じゃなきゃだめか」って言われると、そうは思えなくて、忘れてしまう。「何故その人か」なんて、内閣総理大臣じゃあるまいし、任命責任なんて問われないのにね。

嫌いな人間がそんなにいなくて、大体の人間のことは好きだと、逆に誰のことも好きではないのと、同義なのではないかと思う時があります。そしてたぶん、その通りだと思います。

「いいなあ」と頻繁に思う割に、わざわざ好きな理由を後付けして探さなきゃいけないくらいに好きになることは、なかなかないものですね。

OLとバリキャリとオタクの中間地点にいます。 「忘れてみたい夜だから」という番組をRadiotalkとPodcastでお届けしています。 【Radiotalk】 radiotalk.jp/program/31133