べぶらと駆け抜けた99日間~私が悲報おじさんになった理由~

いよいよべぶぞーんも99日が経過、残すところあと1日となった。

べぶぞーんについての真面目な考察は前回の記事にて書かせて頂いたので、興味がある方はご一読ください。

そのべぶぞーん、ついに99日目が終了し、残すところあと1日となった。そこで、個人的にべぶぞーんに何を思い、どんなことをしてきたのかを書いていこうと思う。つまりは自分語りなので興味がない方は読み飛ばして頂いて構わない。

今となっては大人気コンテンツとなったべぶぞーんだが、初回放送を見たという方は少ない。というのも、初回放送時はまだ配信開始したら即べぶぞーんをスタートし、なおかつ1v1で散っているのだ。当時の配信が見つからないため正確な時間はわからないが、おそらく配信時間は5分もなかったであろう。つまり初回放送は「気付いたら終わっていた」という方がほとんどだったのだ。(またここからべぶらの1v1負けの歴史も始まっている)

初回放送はあまりに極端であったが、これ以降もべぶぞーんの視聴者数は伸び悩んでいた。というのも、配信時間があまりに短いため、認知度が低く、かつ気付いたときには終わってしまっているのだ。内容はとても面白いのにもったいないな、というのが筆者が最初に持った感想である。そしてここから、どうしたらべぶぞーんが盛り上がるかを考え行動を始めていくことになる。

まず最大の問題は配信時間の短さである。長くても15分やそこらの配信では、集客にも限界がある。これを何とか長くしないといけない。が、これに関しては筆者の努力ではどうにもならない部分である。べぶら本人に伝える手段もないし、べぶら本人が気付いてくれるのが一番だと思っていた。しかしいつまで経っても状況は変わらなかったため、当時まだべぶらと一緒に住んでいたくるたみさんと話をした。配信時間が長くならないと視聴者が増えない、本編前に練習でWarZoneに行くなどしたほうがいい、こんなような内容だったと思う。くるたみさんも納得をしてくれ、これをべぶらに伝えてくれたようで、その後の配信でWarZoneの練習をするようになり、そして後に今のようなbot撃ちを行うようになっていった。この結果配信時間が十分に確保されることとなり、来場者数も急増していくこととなる。

そして二つ目の認知度の向上である。とにかくべぶぞーんというものをやっていること、どんな点が面白いのかを知ってもらうこと、これを同時にこなすにはどうしたらいいかを考えた。幸いべぶらは自分に関するツイートはほとんどリツイートしてくれるし、CEO西谷麗(以下うららさん)氏も同じようにリツイートをしてくれる。なので、筆者自身に拡散能力がある必要はなく、ただひたすらに面白いツールを作ればいい、と考えて作成したのが「べぶぞーん死亡時表情集」であった。

細かい内容を書くよりも見た目のインパクトを重視し内容は必要以上に書かない。ということで作成をしたのだが、これは途中で頓挫することになる。というのも、作成するのに6日分溜めなくてはならないため、日数が空いてしまう。そうなると作成するのがめんd・・・ついうっかり忘れてしまうのである。そしてなによりべぶぞーんは毎日実施なので、宣伝も毎日行わないと効果が薄くなってしまう。

毎日書けて、毎日面白い。そんなものが作れたら、と思って始めたのが「悲報」だった。その日の配信であったことを虚実交えながら面白おかしく紹介する。それだけだったら何とかなるだろうと安易な気持ちで始めたのだ。こうして「悲報おじさん」は生まれた。

今だから言うことができるが、この悲報、何度かやめようと思ったことがある。例えば、悲報の表現的にべぶらをバカにしていると感じた人たちからの批判が起こったことがあった。自分はできもしないくせに、とか、そんな内容だったが正直覚えていない。筆者もいい歳をした大人なので、こんな批判にいちいち付き合っていなかったのである。だがある時ふと、「Rush Gamingは、べぶらはどう思っているのだろうか。迷惑がかかっていないだろうか」ということを考えたのだ。内容的にもべぶらを褒めるような内容はほとんど書くことはない。いい加減なことを書くことも多い。果たしてそれはべぶらにとってプラスなんだろうか、と迷った時期もあった。(結果的には後にうららさんやべぶら本人と直接話す機会があり、きちんと許可は頂いたのだが)

また、毎日上げることの継続の難しさの壁にもぶち当たった。筆者は物書きでもなんでもないただのおじさんである。ボキャブラリーにも限界がある。そしてべぶぞーんも長く続くとどうしても同じような展開になったり、同じような死に方になったりする。それを今までと違う表現で面白おかしく言い表すことの限界を感じ、自分の文章があまりにつまらないものに感じてしまい、書くことを苦痛に感じるようになってしまった。この頃には同接も十分に多くなっていたし、同じようにべぶぞーんを題材にしてクリップなどを作成してくれる方も現れてきていたため、当初の目的は達成したといってもいい状態であったので、別にやめてもいいかな、と本気で思っていた。70日目あたりには本当にもうやめようと思っていた。最後までよく続けることができたなぁと、自分でも不思議に思っている。

もちろん大前提として、べぶぞーんがここまで盛り上がったのはべぶら本人の努力があってのことだ。ここまでの99日間、継続して続けてきたからこその結果だ。筆者のやったことなどなくてもべぶらは努力をしたであろうし、結果も同じものになっていたかもしれない。しかし、それでも何かしたい、盛り上げたいと思うのはファンだからこそである。

毎日の活動として悲報を上げ続けることができたのは、皆様の応援、寛大な心で好きかっていうことを許して下さったRush Gaming、そして何よりべぶらの努力があってのことである。そのことに深くお礼を申し上げます。そして最後の1日は筆者もただの視聴者に戻って、純粋に楽しもうと思います。ラスト100日目がどうなり、べぶぞーんがどのような結末を迎えるのか、見守っていきたいと思います。

ちなみに筆者は100日目は1v1負けを予想しています←

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