教育業界の現状2024 高校編
asaです。
教育業界の現状2024について記載します。
親としても
ビジネス視点でマーケット理解としても
知っておいて損はないかと。
#独特のマーケットです。
#好きでもあり嫌いです。笑
立場を明確に。
僕は大学、短大、専門学校のコンサル業を
12年やっているめちゃ本業であり、
500校以上のコンサルをやってきてます。
当然ユーザーである高校状況についても
よく理解してます。
今日はその中で
「高校現場の課題」
について話していきます。
●三つの課題
変化に対応できない
社会を知らない人が教えている
出口の在り方が定義されていない
順番に解説していきます。
①変化に対応できない
今新しい授業として
探究学習、資産形成の授業、
GIGAスクール構想によるICTツールの普及、
情報の必須化など
ここ数年で急激な変化が起こってます。
特に探究学習は、
高校生自身が問いを立て、
答えのない問題に対しアプローチしていく授業。
最も先生が苦手で、
最も大切な今の時代に生きる力。
またもう一つの課題が、
1人1台ICTツールが提供されている。
これを使って何をしたらいいのか分からない。
有効活用が出来ていない。。
これが現状であり課題である。
どんなにいいプログラムでも
本質を押さえ
意図を明確にしなければ
他の授業とあまり変わらなくなってしまう。。
もちろん一部の学校では、
本気で探究学習に取り組み
ICTツールを有効活用してきている学校もあるが
圧倒的に少ない。
これはなぜなのか?
これは②に影響してきている。
②社会を知らない人が教えている
本当に難しいカラクリだ。
高校教員自体が全員大学出身者。
ほとんどが社会を知らない方。
答えのアプローチを教えるプロフェッショナルが
いつの間にか専門分野外を教えないといけない
そんな状況になっている。
かつ、公務員は給料が成果報酬ではない。
モチベーションを上げる事も難しい。
高校は、生徒募集の観点から、
中学校に人気である必要がある。
中学校から人気を出すには、
部活や上位大学の進学実績が最も影響しやすいので、
上記の件はますます後回しになってしまう。
高校教員へのメリットが圧倒的に少なすぎる。
③出口の在り方が定義されていない
これは最も難しい。
何を持っていい進学というのか?
大学に行く事が正義なのか?
上位大学に行く事が正解なのか?
VUCA時代の中、
誰もが他人の人生の正解を保証する事はできず、
最もその指導の難易度は高い。
#正解はおそらく無いが。
僕としては、
多くの選択肢を与え、
その中で試行錯誤して悩み
ハードルが高い事にも挑戦し、
最後には自分で決断する。
これが最もミスマッチの無い世界。
原因自分論の元やれる世界。
それが結局ハッピーなのかなと。
そんな大変なマーケットです。笑
一ミリでも良くするため
今日も誰かがどこかで抗っている
そんな状況だと思います。
投資する価値はあるし、
より未来を明るくするため
日本の教育は大事にしていく必要がある。
そんな事を思いながら、
課題が複雑すぎるマーケットの話でした。
以上です。
誰かのために。
そして自分のために。
今日もていねいにいきましょう。
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